Last Update 2003/12/01
MS-DOS基本プログラミング集 2

PC9801の割り込みとBIOS活用法

トラ技コンピュータ編集部 編
B5変型判 252ページ
5"2HD FD付き
定価2,456円(税込)
JAN9784789835435
1992年12月20日発行
[絶版1997.3] PC9801の割り込みとBIOS活用法
大変恐縮ですが,こちらの商品は品切れ絶版となりました.

 PC9801の内部でどのような処理が行われているのかを,割り込み処理を解明することで理解しやすくしました.さらに,PC9801のBIOS(基本入出力プログラム)を利用すれば,比較的自由に自分の希望するプログラムが作れることを,例を示しながら詳しく説明しました.

目次

第1章 8086システムの割り込みの基礎
 1.1 割り込みとは
 1.2 8086の割り込みの種類
 1.3 割り込みベクタ・テーブル
 1.4 ハードウェア割り込みの処理
 1.5 ソフトウェア割り込みの処理
 1.6 割り込み処理プログラムの書き方

第2章 割り込みコントローラ8259Aの使い方
 2.1 割り込みコントローラ8259A
 2.2 8259Aの割り込みシーケンスについて
 2.3 8259Aの内部レジスタについて
 2.4 8259Aの初期設定について

第3章 86系CPUの割り込みベクタの詳細
 3.1 CPUが機能を割り当てている割込みと
    パソコンのBIOSやMS-DOSが使用する割り込みの関係
 3.2 CPUが機能を定義している割り込みの内容

第4章 PC9801のキーボードBIOS,CRT BIOS,タイマBIOSの使い方
 4.1 BIOSとは何か
 4.2 キーボードBIOS
 4.3 CRT BIOS
 4.4 タイマBIOS
 4.5 実用プログラム例

第5章 PC9801のRS-232-C BIOSの使い方
 5.1 RS-232-Cまわりのハードウェア
 5.2 RS-232-C関係のBIOSサービス
 5.3 割り込みによる通信処理

第6章 PC9801のFD-BIOSの使い方
 6.1 BIOSのアクセス方法
 6.2 FD-BIOSの詳細

第7章 PC9801のHD-BIOSの使い方
 7.1 ハード・ディスクの構成
 7.2 HD-BIOSの詳細

第8章 PC9801のプリンタBIOSとプリンタ・スプーラ
 8.1 PC9801とプリンタとのインターフェース
 8.2 スプーラには何が必要か
 8.3 スプーラの割り込みには何が使用できるか
 9.4 スプーラ・プログラムの詳細

第9章 PC9801のサウンドBIOSとマウスBIOSの使い方
 9.1 PC9801のサウンドBIOSとOPN
 9.2 OPNのFM音源部の機能
 9.3 OPNのSSG音源部の機能
 9.4 OPNのレジスタ
 9.5 LFOの機能
 9.6 サウンドBIOSを利用する準備
 9.7 サウンドBIOSの各機能の働き
 9.8 サウンドBIOSを使ったプログラムの作成
 9.9 マウスBIOSの概要
 9.10 マウスBIOSの機能
 9.11 マウスBIOSを使ったプログラムの作成

第10章 C言語による割り込み処理プログラムの書き方
 10.1 C言語から割り込みを行うには
 10.2 外部割り込みのためのフック・プログラム
 10.3 インライン・アセンブルと割り込み型関数
 10.4 割り込みを利用したプログラム例

第11章 エスケープ・シーケンスを利用するプログラムの作り方
 11.1 エスケープ・シーケンスとは
 11.2 サブルーチンの詳細

第12章 システム・コールを利用するプログラムの作り方
 12.1 サブルーチンの詳細

第13章 BIOSを利用するプログラムの作り方
 13.1 サブルーチンの詳細
 13.2 すぐに使用できるショート・プログラム
 13.3 外字ファイルの構造を解析する
 13.4 パソコン用ワープロ・ソフトの外字構成
 13.5 プログラムの作成