特集1 QSLカードを交換しよう
アマチュア無線の交信は「QSLカードの交換を持って終了する」と言われるほど大きな意味をもつ”交信の証”がQSLカードです.本号では,このQSLカードの意味や記入方法,国内外のいろいろな交換方法について解説します.
特集2 ハンディ広帯域レシーバー
中波,短波,超短波などバンド別・受信局別に受信機(ラジオ)は製品化される,という概念を大きく打ち破った中波からマイクロ波帯まで連続受信の製品がアマチュア無線メーカーから続々登場しています.今回は4機種を取り上げます.
◆新製品レポート
TV受像機付き広帯域レシーバー
アイコム IC-R3SS
3月に行われた,太平洋東端の絶海の孤島・クリッパートン島から行われたDXペディションの模様を9V1YC
Jamesさんのレポートと現地の写真で紹介.7万局を超えるQSOを達成した同ペディションの精鋭メンバーの活躍を誌上で再現しました.
◆鳥害対策グッズ あれこれ
暖かくなるとともに,鳥たちの活動が活発になってきました.大型のカラスなどがアンテナとまると見上げて冷や汗,というハムも少なくないと思います.これら鳥たちに危害を加えることなく平和にお引きとりいただくためのグッズの数々をカタログ風にまとめてみました.洗濯物を汚される被害にあっている奥さんも必見の企画です.
◆”JARL.COM”ってなんだろう
KDCF(関西デジタル通信フォーラム)が整備をすすめ,JARL本部に移管され本格運用がはじまった,JARLのインターネット・メール転送サービスのこれまでの経過から登録申し込みなど現在の運用状況,JARLの新しい会員サービスとしての今後の展開などについてレポートしていただきました.
◆サウンドカード対応
SSTV用切替インターフェース基板
パソコンを使ったSSTV通信が盛んですが,SSTV送受信信号はパソコンに,従来の音声通 信はマイクにという切替回路が必要になります.JASTA(日本アマチュア画像通
信協会)が配布する基板完成品を使って,周辺回路を仕上げます.サウンドカードを使った通 信であれば,SSTVのみならずRTTY,PSK31など各種モードに対応.便利な,各社無線機のマイク・コネクター接続図付きです.
◆HAM RADIO JOURNAL「続・ゲルマニウム・ラジオの制作」
本誌1999年11月号の手作りゲルマニウム・ラジオの第二弾です.エア・バリコンに加え,独自の枠型で作る”スパイダー型コイル”など新しい工夫も盛りだくさん.部屋のインテリアとしても使えるという楽しい製作です.
◆HAM RADIO JOURNAL「スモールループ・アンテナ」
スモールループ・アンテナの成功の鍵を握るのは,いかに給電点インピーダンスを50Ωに持っていくかということ.この問題を給電点のインピーダンス調整を可能にして最良点を得る試みを紹介します.
◆付録 CD-ROM CQオンライン・ソフト2000
昨年の6月号に引き続く第2弾.今年はハムのソフトに加え,Windows環境で便利に使えるツールも満載.462本のソフトを収録しました.
