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国内初のARISSスクールコンタクト
2001年11月23日夜,埼玉
県入間市の児童センターで,国内初となる宇宙飛行士との直接交信が行われた.交信に成功したのは,JK1ZAM(入間市児童センター無線クラブ)の小中高生14名.宇宙飛行士との交信はすべて英語だった.
通称,アリス(ARISS : Amateur Radio on the International Space Station)と呼ばれるこのプロの宇宙飛行士と各国の子供たちが交信する夢のあるプログラムである.アリスは,米国,カナダ,ロシア,日本などのアマチュア無線関係団体で組織され,国内では今後,JARL(日本アマチュア無線連盟)がARISSスクールコンタクトの窓口になる予定だという.
将来,日本人の宇宙飛行士でアマチュア無線の資格をもつ,毛利衛さん(7L2NJY)や若田光一さん(KC5ZTA)がISSに乗船の際は,このARISSスクールコンタクトへの協力を期待したいものだ.
JARL技術委員会次世代通
信分科会による
JARL D-STARプロジェクト実験開始
2001年12月号でお知らせした日本アマチュア無線連盟のデジタル通
信実験局による免許取得後,初の通信実験が行われた.2001年11月17日に行われた実験は,第1回ということもあって,おもに1200MHzを使ったデジタル音声変調(GMSK)の伝送実験を中心に,群馬県の渡瀬遊水池周辺と茨城県の筑波山に移動した実験局計5局の間で行われた.
第29回
SEANET 2001 コンベンション・リポート
〜東マレーシア・コタキナバルで開催〜
去る2001年11月9日から11日までの3日間,今世紀最初のSEANETコンベンションが,東マレーシア・サバ州のコタキナバル市で開催された.会場となった"The
Pacific Sutera Hotel" は海岸に面したすばらしいロケーションにあるリゾートホテルであった.ホストとして開催したSARS(Sabah
Amateur Radio Society)の発表によると,18エンティティから108名(日本から17名)の参加であったという.
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