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パプア・ニューギニアから アフリカン・イタリー運用リポート チャタム島でDXバケーション
200エンティティの期待が高まる話題のバンド 50MHzの魅力に迫る 2001年後半,活発な太陽活動のため,HFおよび VHFの中でも特に50MHzにおいて多数の遠距離通 信が報告された.50MHzはHFではないが,時には外国にまで電波が飛び,思いもよらない国と交信できることがある.太陽活動は現在もまだアクティブであり,2002年も長距離伝搬の可能性を期待する声は高い.本特集は,今後50MHzを運用する際の参考にもなることだろう.
●サイクル23 50MHzのコンディション 2001年中は50MHzにおいて,JAから交信できたエンティティ(旧称カントリー)は140以上になったという報告があります.このように入感数が増えた背景には,11年周期で太陽活動の活性化(例えば黒点数の増加など)があるといわれています.そして,今回はその観測が始まって以来,周期サイクル23にあたります.写 真はエストニア.ショートパスでQSO
●50MHzアンテナスタイル サイクル23の影響で,現在50MHzは,国内交信や近隣諸国とのDX交信で賑わっている.さらに,異常伝搬が発生するときには,50MHzはヨーロッパやアフリカ,南米,カリブ海など,日本から交信が非常に困難であるエンティティとも交信ができる魅力がある.ここでは50MHzの伝搬に魅せられ,このバンドでアクティブに活躍されている6mマンのアンテナシステムを紹介します.