目次

第1章　序論
　 1.1 　本書の目的
　 1.2 　アンテナの略史
　 1.3 　諸規則との関係
　 1.4 　空中線電力
　 1.5 　空中線の形式と構成
　 1.6 　その他

第2章　アンテナおよびフィーダの特性
　 2.1 　アンテナの定数
　 2.2 　アンテナの等価回路
　 2.3 　放射抵抗
　 2.4 　接地抵抗
　 2.5 　実効高(または実効長)と短縮率
　 2.6 　アンテナのΩ
　 2.7 　アンテナの効率
　 2.8 　アンテナの入力インピーダンス
　 2.9 　アンテナの利得と指向性
　 2.10　アンテナの放射角
　 2.11　フィーダ
　 2.12　負荷(アンテナ)とフィーダの整合
　 2.13　SWRの定義
　 2.14　前進，反射電力とSWR
　 2.15　フィーダとSWR
　 2.16　整合回路
　 2.17　同軸ケーブルと平衡回路
　 2.18　Y形整合
　 2.19　コネクタ(接栓)とSWR
　 2.20　フィーダの長さとスプリアスの関係
　 2.21　同軸ケーブルのJIS規格

第3章　アンテナ，接地およびフィーダの測定
　 3.1 　固有周波数の測定
　 3.2 　実効インダクタンスおよび実効容量の測定
　 3.3 　実効抵抗の測定
　 3.4 　アンテナ・インピーダンスの測定
　 3.5 　T形ブリッジによる測定
　 3.6 　アンテナアナライザー　三田無線AZ1 - HFによる測定
　 3.7 　接地抵抗の測定
　 3.8 　接地アンテナの実効高の測定
　 3.9 　通過形電力計(CM電力計)
　 3.11　CM式SWRメータ
　 3.12　アンテナの指向特性と利得の測定
　 3.13　GHz帯の測定

第4章　接地アンテナ
　 4.1 　垂直アンテナ
　 4.2 　21MHz帯用自動車アンテナ
　 4.3 　HFハンディのアンテナ
　 4.4 　V・UHF用アンテナ
　 4.5 　逆Lアンテナ
　 4.6 　きわめてインダクチブな接地アンテナ
　 4.7 　5/8 λアンテナ
　 4.8 　λ /2 アンテナ
　 4.9 　マルチバンド・アンテナ
　 4.10　接地アンテナの水平面内指向特性
　 4.11　接地アンテナの垂直面内指向特性
　 4.12　アンテナのバンド幅

第5章　非接地アンテナ
　 5.1 　 1/4 λホイップと垂直ダブレットの比較
　 5.2 　ダブレット・アンテナ
　 5.3 　インバーテッドV(逆V)アンテナ
　 5.4 　バランの実例
　 5.5 　同調フィーダ使用の場合
　 5.6 　ツェッペリン・アンテナ
　 5.7 　M形カップラの計算
　 5.8 　垂直ダブレット・アンテナ
　 5.9 　グランドプレンとその変形
　 5.10　ビームアンテナ(Antenna Array)
　 5.11　八木アンテナのスタックと構成
　 5.12　コリニヤ(Colinear)アレーアンテナ

第6章　ループ・アンテナ
　 6.1 　ループ・アンテナ略史
　 6.2 　微小ループ・アンテナ
　 6.3 　Pick - up Factor
　 6.4 　1.9MHz帯受信用ループの一例
　 6.5 　JA1HQGの場合
　 6.6 　ループアンテナ回路のレベル・ダイヤラム
　 6.7 　建設と運用
　 6.8 　1波長ループ・アンテナ
　 6.9 　周波数によるノイズ分布

第7章　鉄塔アンテナ
　 7.1 　タワードライブの沿革
　 7.2 　タワードライブの動作
　 7.3 　 JA1HQGの実例(1.9MHzの場合)
　 7.4 　 JA1HQGの実例(3.8MHzの場合)

第8章　アンテナ・フィルタ
　 8.1 　スプリアス防止送信フィルタ
　 8.2 　簡易フィルタ設計法
　 8.3 　TVI防止フィルタの実例
　 8.4 　アンテナ・フィルタの構造
　 8.5 　フィルタの構造
　 8.6 　製品としての送信フィルタ
　 8.7 　実効選択度のためのアンテナ・フィルタ
　 8.8 　TV側に設置するフィルタ

第9章　資料
　 9.1 　図表による整合回路の計算
　 9.2 　図表による整合回路の計算(Z o << R a の場合)
　 9.3 　同軸ケーブルの特性インピーダンス表
　 9.4 　国産同軸ケーブルの規格
　 9.5 　高周波同軸ケーブルの損失
　 9.6 　逆Lアンテナの放射抵抗を求める表
　 9.7 　分布定数回路
　 9.8 　スミスチャートの原理
　 9.9 　スミスチャートの使用法
　 9.10　カータチャート
　 9.11　M形結合回路の計算
　 9.12　水平面内指向特性測定のパララックス
　付録 スミスチャート