Last Update 2016/10/06
実践SNMP教科書
ネットワーク管理ツールの開発と活用
B5判 324ページ
定価3,080円(税込)
JAN9784789818759
2005年4月15日発行
![[絶版2010.8.2] 実践SNMP教科書](18751l.jpg)
ユビキタス・ネットワーキングという言葉にあきらかなように，あらゆるものがネットワークに接続される時代がやってきました．このような時代に重要になるのがネットワーク管理であり，その標準が，TCP/IPのネットワーク管理プロトコルSNMPです．
第1部の基礎編では，SNMPの歴史，標準化の過程，SNMPの利用分野，プロトコル仕様について解説します．難解といわれる，データ定義言語(ASN.1，SMI)や管理情報(MIB)についてはとりわけていねいに説明します．
第2部の実践編では，実際にSNMPによる管理に必要なマネージャとエージェントの開発方法と利用方法を紹介します．マネージャには著者が開発したフリーのTWSNMPを，エージェントにはLinux環境で利用実績の多いNET-SNMPをとりあげています．SNMPv3対応です.
第1部の基礎編では，SNMPの歴史，標準化の過程，SNMPの利用分野，プロトコル仕様について解説します．難解といわれる，データ定義言語(ASN.1，SMI)や管理情報(MIB)についてはとりわけていねいに説明します．
第2部の実践編では，実際にSNMPによる管理に必要なマネージャとエージェントの開発方法と利用方法を紹介します．マネージャには著者が開発したフリーのTWSNMPを，エージェントにはLinux環境で利用実績の多いNET-SNMPをとりあげています．SNMPv3対応です.
プロローグ
第1部 基礎編
第1章 SNMP概要
1.1 SNMPとは?
1.2 SNMPの歴史
1.3 SNMPバージョンについて
1.4 SNMPの標準化
1.5 ドキュメント(RFC)構成
〈コラム〉 SNMP戦国時代
第2章 SNMPのアーキテクチャ
2.1 SNMP基本アーキテクチャ
2.2 SNMPマネージャ・アーキテクチャ
2.3 SNMPエージェント・アーキテクチャ
2.4 セキュリティ・アーキテクチャ
2.5 管理情報のコンテキスト
2.6 その他の構成要素
2.7 抽象化されたAPI
2.8 SNMPv3ではエンティティ内の動作シーケンス
第3章 データ定義言語(SMI)と管理情報ベース(MIB)
3.1 ASN.1
3.2 管理情報構造(SMI)
3.3 Textual Conventions(省略記法)
3.4 適応方針
3.5 MIBモジュール
3.6 標準MIBと拡張MIB
〈コラム〉 ASN.1使用の落とし穴
ASN.1記述における名前(識別子)について
SMIv1/v2の混在
羊が一匹…
第4章 SNMPプロトコル操作
4.1 SNMPv1 PDU
4.2 SNMPv2 PDU
4.3 SNMPプロトコル操作
〈コラム〉 応答PDUのエラーについて
SNMPv1-Trapの送信元特定
第5章 メッセージ処理とセキュリティ
5.1 SNMPv1メッセージ
5.2 SNMPv2Cメッセージ
5.3 SNMPv3メッセージ
5.4 ユーザベース・セキュリティ・モデル
5.5 SNMP PDU/メッセージ符号化
5.6 トランスポート層へのマッピング
〈コラム〉 TLV符号化とセキュリティ・ホール
やっかいな長さフィールド
第6章 SNMP運用管理とその他の仕様
6.1 SNMP運用管理
6.2 アクセス制御機能
6.3 SNMP各バージョンの共存と移行
6.4 拡張エージェント
〈コラム〉 TRAPのSNMPv1⇔SNMPv2形式変換の発生場所
第2部 実践編
第7章 SNMP開発キット
7.1 SNMP開発キット
7.2 NET-SNMP
7.3 NET-SNMPのビルドとインストール
7.4 NET-SNMPの使用法
7.5 NET-SNMPによるアプリケーション開発
〈コラム〉 SNMP開発との出会い
組み込み環境とNET-SNMP
MIBコンパイラ
第8章 SNMPエージェントの開発
8.1 SNMPエージェントの構成と開発手順
8.2 拡張MIBの定義
8.3 拡張MIBの実装
8.4 SNMPエージェント設定機能
8.5 SNMPエージェントの試験方法
〈コラム〉 MIBオブジェクトの冗長性削減について
TRAPは補助的
SNMPエージェントの応答性能
mib2cのコードスタイル
SNMPエージェントで一番多い問題
SNMPのセキュリティ問題
第9章 SNMPマネージャの開発
9.1 SNMPマネージャの構成
9.2 SNMPアクセス方式
9.3 MIBアクセス方式
9.4 管理アプリケーション
〈コラム〉 TWSNMPにおけるSNMPアクセス・クラスライブラリの変遷
エージェントの問題はマネージャが対処する？
sysUpTime.0がつねに0のエージェント
状態の判断は，どっちで？
第10章 MIBによるネットワーク管理
10.1 MIB-IIによる管理
10.2 ホスト・リソースMIBによる管理
10.3 RMON MIBによる管理
10.4 その他のMIBによる管理
〈コラム〉 MIB-IIとMIB-I
IPv6対応
ホスト・リソースMIBの実装状況
企業拡張MIBは企業秘密？
関連情報/参考文献
(1)SNMP関連の情報入手先
(2)本書関連の情報入手先
(3)参考文献
索引
第1部 基礎編
第1章 SNMP概要
1.1 SNMPとは?
1.2 SNMPの歴史
1.3 SNMPバージョンについて
1.4 SNMPの標準化
1.5 ドキュメント(RFC)構成
〈コラム〉 SNMP戦国時代
第2章 SNMPのアーキテクチャ
2.1 SNMP基本アーキテクチャ
2.2 SNMPマネージャ・アーキテクチャ
2.3 SNMPエージェント・アーキテクチャ
2.4 セキュリティ・アーキテクチャ
2.5 管理情報のコンテキスト
2.6 その他の構成要素
2.7 抽象化されたAPI
2.8 SNMPv3ではエンティティ内の動作シーケンス
第3章 データ定義言語(SMI)と管理情報ベース(MIB)
3.1 ASN.1
3.2 管理情報構造(SMI)
3.3 Textual Conventions(省略記法)
3.4 適応方針
3.5 MIBモジュール
3.6 標準MIBと拡張MIB
〈コラム〉 ASN.1使用の落とし穴
ASN.1記述における名前(識別子)について
SMIv1/v2の混在
羊が一匹…
第4章 SNMPプロトコル操作
4.1 SNMPv1 PDU
4.2 SNMPv2 PDU
4.3 SNMPプロトコル操作
〈コラム〉 応答PDUのエラーについて
SNMPv1-Trapの送信元特定
第5章 メッセージ処理とセキュリティ
5.1 SNMPv1メッセージ
5.2 SNMPv2Cメッセージ
5.3 SNMPv3メッセージ
5.4 ユーザベース・セキュリティ・モデル
5.5 SNMP PDU/メッセージ符号化
5.6 トランスポート層へのマッピング
〈コラム〉 TLV符号化とセキュリティ・ホール
やっかいな長さフィールド
第6章 SNMP運用管理とその他の仕様
6.1 SNMP運用管理
6.2 アクセス制御機能
6.3 SNMP各バージョンの共存と移行
6.4 拡張エージェント
〈コラム〉 TRAPのSNMPv1⇔SNMPv2形式変換の発生場所
第2部 実践編
第7章 SNMP開発キット
7.1 SNMP開発キット
7.2 NET-SNMP
7.3 NET-SNMPのビルドとインストール
7.4 NET-SNMPの使用法
7.5 NET-SNMPによるアプリケーション開発
〈コラム〉 SNMP開発との出会い
組み込み環境とNET-SNMP
MIBコンパイラ
第8章 SNMPエージェントの開発
8.1 SNMPエージェントの構成と開発手順
8.2 拡張MIBの定義
8.3 拡張MIBの実装
8.4 SNMPエージェント設定機能
8.5 SNMPエージェントの試験方法
〈コラム〉 MIBオブジェクトの冗長性削減について
TRAPは補助的
SNMPエージェントの応答性能
mib2cのコードスタイル
SNMPエージェントで一番多い問題
SNMPのセキュリティ問題
第9章 SNMPマネージャの開発
9.1 SNMPマネージャの構成
9.2 SNMPアクセス方式
9.3 MIBアクセス方式
9.4 管理アプリケーション
〈コラム〉 TWSNMPにおけるSNMPアクセス・クラスライブラリの変遷
エージェントの問題はマネージャが対処する？
sysUpTime.0がつねに0のエージェント
状態の判断は，どっちで？
第10章 MIBによるネットワーク管理
10.1 MIB-IIによる管理
10.2 ホスト・リソースMIBによる管理
10.3 RMON MIBによる管理
10.4 その他のMIBによる管理
〈コラム〉 MIB-IIとMIB-I
IPv6対応
ホスト・リソースMIBの実装状況
企業拡張MIBは企業秘密？
関連情報/参考文献
(1)SNMP関連の情報入手先
(2)本書関連の情報入手先
(3)参考文献
索引