IF KERNEL SERIES
字句/構文解析の原理から生成コードの最適化まで
作りながら学ぶ
コンパイラ/インタプリタ
滝口 政光 著
B5判 208ページ
3.5" 2DD FD付き
定価3,418円(税込)
JAN9784789831208
1995年10月20日発行
大変恐縮ですが,こちらの商品は品切れ絶版となりました.
QuickBASICの仕様を参考にして自作したコンパイラを,字句/構文解析,最適化,コード生成などのフェーズごとに,図とソース・コードを満載して解説しました.コンパイラの動作原理を理解でき,自作のための知識も得られます.ROM化対応/インタプリタ/クロス・コンパイラへの拡張方法も紹介します.
目次
はじめに
第1部 コンパイラを作る
第1章 コンパイラ作成の基礎
1 コンパイラを学ぶにあたって
1.1 なぜコンパイラを学ぶのか
1.2 コンパイラの種類
1.3 コンパイラのしくみ
2 コンパイラを作成するための基礎
2.1 オブジェクト・コンピュータを理解する
2.2 浮動小数点演算への対応
2.3 ライブラリについて
2.4 コンパイラの開発方針
2.5 Basicの仕様
2.6 動作環境
サンプル・プログラム/練習問題
第2章 QuickBASIC互換コンパイラの作成
1 コンパイラの設計方針と構造
1.1 コンパイラの設計
1.2 コンパイラの構造
2 Basicコンパイラの作成
2.1 字句解析
2.2 構文解析
2.3 最適化
2.4 コード生成
3 デバッグ支援情報の出力
4 コンパイラのクローズ処理
5 コンパイル例
6 ライブラリの作り方
サンプル・プログラム/練習問題
第3章 ROM化対応の技術とインタプリタ/クロス・コンパイラへの発展的拡張
1 ROM化対応にする
1.1 ROM化の方法
1.2 ROM化ツールの機能
1.3 スタートアップ・ルーチンの機能
2 インタプリタに機能拡張する
3 クロス・コンパイラに機能拡張する
サンプル・プログラム/練習問題
第2部 インタプリタをつくる
第4章 インタプリタの基礎
1 インタプリタとコンパイラの特徴
2 インタプリタの原理
サンプル・プログラム/練習問題
第5章 コード生成
1 インタプリタのコード生成
1.1 主要ステートメントのコード生成
1.2 前方参照識別子のコード生成
2 コード生成の道具立て
2.1 オブジェクト生成関数
2.2 ライブラリとのリンク方法
2.3 変数記憶領域の割り付け
2.4 インタプリタに特有なエラー・チェック
3 デバッガと大規模インタプリタへの拡張法
3.1 デバッガについて
3.2 大規模インタプリタへの拡張法
サンプル・プログラム/練習問題
第6章 コンパイラ/インタプリタのプログラミング
1 インデンテーション
2 動作環境
3 開発環境
4 添付ソフトウェア
5 ライブラリ
6 コンパイラ/インタプリタ実行プログラムの作成手順
7 エラー・メッセージ
練習問題の回答