パソコンCAD FutureNet(CQ版)で実践する
電子回路図エディタ活用マスター
倉重 克己 著
B5変型判 272ページ
5"2HD FD 2枚付き
定価3,204円(税込)
JAN9784789832151
1993年7月20日発行
大変恐縮ですが,こちらの商品は品切れ絶版となりました.
回路図エディタで描いた回路図には,電気的な情報(ネット情報)が含まれていて,回路図ファイルから,ネット・リストを抽出し,回路シミュレータやプリント基板CADに渡したり,設計チェックを行えます.
本書にはFutureNet-62(CQ版)が添付されており,回路図エディタの基本を,使いながら学べます.
目次
第1部 導入編
第1-1章 回路図エディタとその利用
* 紙と鉛筆と消しゴム vs CRTとマウスとキーボード
* ネット・リスト
* 階層設計
* ネット・リストの利用とライブラリ
* 未来と自動合成ツール(シンセシス・ツール)
第1-2章 インストールと制限事項
* 必要ハードウェア条件
* 必要ソフトウェア条件
* インストール
* 使用上の注意点とFNCQの制限
* プログラムの起動
* バグと対策
第2部 ガイド・セッション編
* ガイド・セッションのはじめに
第2-1章 FutureNetの操作法
* FutureNetの開始と終了
* ディスプレイ・ユニットについて
* 図面画面
* ステータス,バー
* 図面内の移動
* シンボル定義画面
* コマンド・ライン
* メッセージ・ライン
* FutureNetキーボード
* FutureNetの機能キー
* マウス
* FutureNetプロファイル
* プロファイル画面エリア
* FutureNetコマンド言語の使用法
* AUTOLOGの機能の使用法
* FNPROの使用法
* FutureNetの環境変数
第2-2章 マウス,モード,カーソル
* マウス・ボタンの基本
* MENUモード
* FASTモード
* LINEモード
* MOVE/COPY/ERASモード
* AREAモード
* PTR(ポイント・オブ・エフェクト・トラック)モード
* ZOOMモード
* ALPH(英数字)モード
* SYMD(シンボル定義)モード
* FutureNetカーソル
第2-3章 ガイド・セッション-1/シンボル
* ライブラリについて
* シンボル・コマンドについて
* シンボル:ロード(Load)
* シンボル:ムーブ(Move),コピー(Copy),消去(Erase)
* エリア・コマンドについて
* エリア・コマンド
* カーソル移動
* 図面コマンド
* 図面のクリーンアップ;セッション終了
第2-4章 ガイド・セッション-2/シンボル作成と英数字
* シンボル・セル作成
* ピンについて
* ピン・スタブ作業
* コマンド・リストを使ったピン挿入
* 英数字テキスト
* 英数字の基本テキスト入力
* 英数字フィールドの操作
* コマンド・リストによるピン名の挿入
* 属性について
* コマンド・リストによるピン番号入力
* 8285のピンを完成
* ロケーション名と部品名の指定
* パワー・ピンおよびグラウンド・ピン番号の入力
* 割り当てた属性の表示および変更
* シンボルのセーブ
* ライブラリのチェック
* 図面の消去とセーブ
第2-5章 ガイド・セッション-3/布線と接続
* 線
* 布線コマンド
* 布線の基礎
* 線の編集
* 直線の接続
* 複数の線分からなる線
* コマンド・リストの使用法と接続ドット
* CLKネットワークの布線
* RESETネットワークの布線
* READYネットワークの布線
* 自習のために
第2-6章 ガイド・セッション-4/バス線の作成と命名
* 接合線を引く
* 接合線に信号名を与える
* 第2の8185を作成し,二つの8185を接合する
* バス線の作成と命名
* 8185信号線の命名とバス線への接続
* バス線の接続を完成させる
* バス線接続の命名
* スペースを作る
* 接続
* 8755バスの開始
* 8755のバス線をすべて引く
* ポイント・オブ・エフェクトについて
* ポイント・オブ・エフェクトの操作
* バス線の命名
第2-7章 ガイド・セッション-5/図面の完成
* 暫定線について
* 抵抗値の編集
* LOCフィールドの編集
* 表示されない電源への接続
* タイトル・ブロックのロード
* タイトル・ブロックへ記入
第2-8章 ガイド・セッション-6/図面の出力
第3部 応用編
第3-1章 Postパッケージの概要
* ポスト・ツール
* Postの操作
* ポスト・プロセスの概要
第3-2章 図面プリプロセッサ(DCM)
* 図面プリプロセッサの走行
* 図面プリプロセッサ・オプション
* LOCALを実行する
* 階層設計と名前の割り当て
* 特殊機能
第3-3章 設計ルール・チェック(DRC)
* DRC(設計ルール・チェック)プログラムの走行
* 設計ルール・チェック(DRC)オプション
* 出力ファイル・フォーマット
第3-4章 パーツ・リスト・ジェネレータ(PARTS)
* パーツ・リスト・ジェネレータの走行
* パーツ・リスト出力ファイル・フォーマット
第3-5章 SPICEインターフェース
* SPICEインターフェースの概要
* 回路図上に全てを表現する(方法1)
* 回路図上にモデル定義をしない場合(方法2)
* サブサーキット(subckt)の扱い
* そのほかの機能
* spin.exeの指定パラメータ