Last Update 2003/10/14

パソコンCAD FutureNet(CQ版)で実践する
電子回路図エディタ活用マスター

倉重 克己 著
B5変型判 272ページ
5"2HD FD 2枚付き
定価3,204円(税込)
JAN9784789832151
1993年7月20日発行
[絶版1999.6] 電子回路図エディタ活用マスター
大変恐縮ですが,こちらの商品は品切れ絶版となりました.

 回路図エディタで描いた回路図には,電気的な情報(ネット情報)が含まれていて,回路図ファイルから,ネット・リストを抽出し,回路シミュレータやプリント基板CADに渡したり,設計チェックを行えます.
 本書にはFutureNet-62(CQ版)が添付されており,回路図エディタの基本を,使いながら学べます.

目次

第1部 導入編

第1-1章 回路図エディタとその利用
 * 紙と鉛筆と消しゴム vs CRTとマウスとキーボード
 * ネット・リスト
 * 階層設計
 * ネット・リストの利用とライブラリ
 * 未来と自動合成ツール(シンセシス・ツール)

第1-2章 インストールと制限事項
 * 必要ハードウェア条件
 * 必要ソフトウェア条件
 * インストール
 * 使用上の注意点とFNCQの制限
 * プログラムの起動
 * バグと対策

第2部 ガイド・セッション編
 * ガイド・セッションのはじめに

第2-1章 FutureNetの操作法
 * FutureNetの開始と終了
 * ディスプレイ・ユニットについて
 * 図面画面
 * ステータス,バー
 * 図面内の移動
 * シンボル定義画面
 * コマンド・ライン
 * メッセージ・ライン
 * FutureNetキーボード
 * FutureNetの機能キー
 * マウス
 * FutureNetプロファイル
 * プロファイル画面エリア
 * FutureNetコマンド言語の使用法
 * AUTOLOGの機能の使用法
 * FNPROの使用法
 * FutureNetの環境変数

第2-2章 マウス,モード,カーソル
 * マウス・ボタンの基本
 * MENUモード
 * FASTモード
 * LINEモード
 * MOVE/COPY/ERASモード
 * AREAモード
 * PTR(ポイント・オブ・エフェクト・トラック)モード
 * ZOOMモード
 * ALPH(英数字)モード
 * SYMD(シンボル定義)モード
 * FutureNetカーソル

第2-3章 ガイド・セッション-1/シンボル
 * ライブラリについて
 * シンボル・コマンドについて
 * シンボル:ロード(Load)
 * シンボル:ムーブ(Move),コピー(Copy),消去(Erase)
 * エリア・コマンドについて
 * エリア・コマンド
 * カーソル移動
 * 図面コマンド
 * 図面のクリーンアップ;セッション終了

第2-4章 ガイド・セッション-2/シンボル作成と英数字
 * シンボル・セル作成
 * ピンについて
 * ピン・スタブ作業
 * コマンド・リストを使ったピン挿入
 * 英数字テキスト
 * 英数字の基本テキスト入力
 * 英数字フィールドの操作
 * コマンド・リストによるピン名の挿入
 * 属性について
 * コマンド・リストによるピン番号入力
 * 8285のピンを完成
 * ロケーション名と部品名の指定
 * パワー・ピンおよびグラウンド・ピン番号の入力
 * 割り当てた属性の表示および変更
 * シンボルのセーブ
 * ライブラリのチェック
 * 図面の消去とセーブ

第2-5章 ガイド・セッション-3/布線と接続
 * 線
 * 布線コマンド
 * 布線の基礎
 * 線の編集
 * 直線の接続
 * 複数の線分からなる線
 * コマンド・リストの使用法と接続ドット
 * CLKネットワークの布線
 * RESETネットワークの布線
 * READYネットワークの布線
 * 自習のために

第2-6章 ガイド・セッション-4/バス線の作成と命名
 * 接合線を引く
 * 接合線に信号名を与える
 * 第2の8185を作成し,二つの8185を接合する
 * バス線の作成と命名
 * 8185信号線の命名とバス線への接続
 * バス線の接続を完成させる
 * バス線接続の命名
 * スペースを作る
 * 接続
 * 8755バスの開始
 * 8755のバス線をすべて引く
 * ポイント・オブ・エフェクトについて
 * ポイント・オブ・エフェクトの操作
 * バス線の命名

第2-7章 ガイド・セッション-5/図面の完成
 * 暫定線について
 * 抵抗値の編集
 * LOCフィールドの編集
 * 表示されない電源への接続
 * タイトル・ブロックのロード
 * タイトル・ブロックへ記入

第2-8章 ガイド・セッション-6/図面の出力

第3部 応用編

第3-1章 Postパッケージの概要
 * ポスト・ツール
 * Postの操作
 * ポスト・プロセスの概要

第3-2章 図面プリプロセッサ(DCM)
 * 図面プリプロセッサの走行
 * 図面プリプロセッサ・オプション
 * LOCALを実行する
 * 階層設計と名前の割り当て
 * 特殊機能

第3-3章 設計ルール・チェック(DRC)
 * DRC(設計ルール・チェック)プログラムの走行
 * 設計ルール・チェック(DRC)オプション
 * 出力ファイル・フォーマット

第3-4章 パーツ・リスト・ジェネレータ(PARTS)
 * パーツ・リスト・ジェネレータの走行
 * パーツ・リスト出力ファイル・フォーマット

第3-5章 SPICEインターフェース
 * SPICEインターフェースの概要
 * 回路図上に全てを表現する(方法1)
 * 回路図上にモデル定義をしない場合(方法2)
 * サブサーキット(subckt)の扱い
 * そのほかの機能
 * spin.exeの指定パラメータ