Last Update 2003/10/15

基本C++入門
C/C++を用いた制御プログラムの基本から応用まで

桐山 清 著
B5判 212ページ
3.5"2DD FD付き
定価2,136円(税込)
JAN9784789833769
1996年1月1日発行
[絶版2000.4.20] 基本C++入門
大変恐縮ですが,こちらの商品は品切れ絶版となりました.

 本書の第一の目的は,一般的な制御プログラミング手法を身につけるために制御系のC/C++プログラムの考え方/書き方の基本を専用のハードやソフトを用いずに,身近なMS-DOSパソコンで習得することです.さらにC++の基本から制御プログラミング技法までをも取り上げます.

目次

第1章 簡単な並行処理プログラムの考え方と作り方
 1.1 想定モデル
 1.2 並行処理の実現方法
 1.3 関数による機能の独立

第2章 事象駆動(イベントドリブン)型並行処理プログラムの考え方と作り方
 2.1 事象の概念と利用法
 2.2 キューの必要性と利用法

第3章 割り込みを利用した並行処理
 3.1 割り込み処理の基礎
 3.2 タイマーを用いた割り込み処理
 3.3 キー入力を用いた割り込み処理

第4章 構造体とその応用
 4.1 構造体の簡単な応用
 4.2 構造体の配列の応用
 4.3 自己参照的構造体

第5章 C++言語の便利な機能
 5.1 変数の定義
 5.2 関数の多重化
 5.3 既定値引数
 5.4 参照(別名)
 5.5 インライン関数
 5.6 メンバー関数
 5.7 ユーザー定義のデータ型
 5.8 データ領域の動的な確保
 第5章の問題

第6章 データと処理の一体化
 6.1 データの隠蔽(公開要素と非公開要素)
 6.2 クラス
 6.3 構築子と消滅子
 6.4 演算子関数と演算子の再定義
 6.5 フレンド関数とフレンドクラス
 6.6 オブジェクトを要素として持つクラス
 6.7 オブジェクトの配列
 6.8 テンプレート
 6.9 静的要素
 第6章の問題

第7章 継承によるオブジェクトの高度化
 7.1 クラスの派生とスコープ制御
 7.2 保護部
 7.3 多重継承
 7.4 派生クラスの構築子と消滅子
 7.5 クラステンプレートと派生
 7.6 仮想基本クラス
 7.7 基本クラスへのポインタと参照
 7.8 仮想関数
 7.9 純粋仮想数と抽象クラス
 第7章の問題

第8章 OOPによる事象駆動型プログラム
 8.1 参照
 8.2 メンバー関数
 8.3 クラス
 8.4 オブジェクトを要素として持つクラス
 8.5 演算子の再定義
 8.6 継承と仮想関数