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別冊トランジスタ技術 1997年4月号

'97 IBM PC活用ハンドブック

相沢 一石/斎藤 健司 共著
B5判 348ページ
定価2,075円(税込)
1997年4月1日発行
[絶版] '97 IBM PC活用ハンドブック
大変恐縮ですが,こちらの商品は品切れ絶版となりました.

 本書は、DOS/Vマシン=IBM-PC/ATの全貌をくわしく解説しました.
 PC/ATは標準化された部品で構成されていますから,本書で基礎を学べば,最新マシンの機能もたやすく理解することができます.
 '96年度版に比べ,基礎的な部分はそのまま掲載していますが,Windows95に対応した部分,最新のPentium-200MHzマシンに関して加筆を行い,ブラッシュアップしました.

目次

第1部  相沢 一石

第1章 DOS/Vマシンは規格化されたパーツでできている
 1.1 PC/AT互換機の中身は
 1.2 コンピュータシステムの仕組み
 1.3 PC/AT互換機は規格化された工業部品です
 1.4 PC/AT互換機のボードの入手方法

第2章 DOS/Vマシンの組み立てとDOSの導入方法
 2.1 基本となるPC/AT互換機の各パーツ
 2.2 組み立ての実際
 2.3 電源投入テスト
 2.4 ペンティアムボードのBIOSセットアップ
 2.5 DOS/Vシステムの投入

第3章 CPU内部のしくみとバスについて
 3.1 CPU内部のしくみ
 3.2 486CPU
 3.3 ペンティアムCPU
 3.4 AT互換機のバス
 3.5 オプションボードの追加
 3.6 コンベンションメモリの確保

第4章 ウィンドウズ95の導入
 4.1 ウィンドウズ95の概要
 4.2 ウィンドウズ95への期待
 4.3 ウィンドウズ95の導入
 4.4 ネットワーク
 4.5 ウィンドウズ95でできること
 コラム ・フォト CD

第5章 グラフィックアクセラレータ・ボードの導入方法
 5.1 最初はVGAで始まる
 5.2 SVGAボード
 5.3 グラフィックアクセラレータ・チップ
 5.4 SVGAボードにはドライバが用意されている
 5.5 各種SVGAボードの違い
 5.6 MGA Millennium
 5.7 PV60(64V+)
 5.8 3DArtist(S3 ViRGE)
 5.9 #9FX MOTION531の導入
 5.10 ドライバの変更は画面のプロパティからも行える
 コラム ・モニタ
 コラム ・Mystique

第6章 IDEインターフェースハードディスクとCD-ROMの接続
 6.1 ハードディスクが外部記憶装置の標準
 6.2 ハードディスクの構造
 6.3 IDE
 6.4 ハードディスクの増設
 6.5 CD-ROMのドライブ
 コラム ・サウンドボード
 APPENDIX パラレルインターフェース

第7章 DOS/Vマシンのシリアルとインターネットへの接続
 7.1 PC/AT互換機のシリアルインターフェース
 7.2 Interrinkでディスクの共有
 7.3 インターネットへの接続
 7.4 PC関係のWWWへのアクセス

第8章 SCSIインターフェース
 8.1 SCSIインターフェースの規格
 8.2 SCSIインターフェースのタイミング
 8.3 CD-ROドライブ
 8.4 SCSIインターフェースボード
 8.5 インターフェースボードの設定
 8.6 EZ-SCSIの導入
 8.7 SCSIハードディスクの利用
 8.8 IDEディスクに追加する
 8.9 SCSIドライブから起動する
 8.10 ZIPドライブの導入
 コラム ・キーボードなしのシステム
 コラム ・SCSIインターフェース

第9章 486マシンを最速のPentiumマシンにアップグレードする方法
 9.1 陳腐化した原因
 9.2 使えるもの
 9.3 システム改造のために交換するパーツ
 9.4 マザーボードの交換で使用できなくなる部品
 9.5 追加した方がよいパーツ
 9.6 組み立て
 9.7 システムの導入
 9.8 更新結果は桁違いの結果が得られた
 コラム ・インテル製マザーボードのBIOSをアップデータ

第10章 最近のボードで高速マシンを製作
 10.1 ATX仕様のボード
 10.2 組み立て
 10.3 BIOSの設定
 10.4 ペンティアム200
 10.5 ペンティアム互換CPUを使う

Appendix 略語・規格の用語辞典

第2部  斎藤 健司

第1章 IBM PC-XT/ATのハードウェアを理解しよう
 1.1 IBM PC/ATのハードウェア
 1.2 PC/ATバスの詳細
 1.3 IBM PC/AT用キーボード
 1.4 IBM PC用オプションとアダプタ
 コラム ・IBMの方言

第2章 最近のAT互換機
 2.1 DIYのすすめ
 2.2 マザーボード
 2.3 周辺装置と拡張ボード
 コラム ・マルチメディア実現の原動力
 コラム ・フロッピ・ディスクの互換性

第3章 IBM PCのBIOS
 3.1 IBM PCの情報は公開されている
 3.2 IBM PCシリーズの概要
 3.3 BIOSのポリシー
 3.4 BIOSのサポート
 3.5 BIOSのバージョン
 3.6 BIOSインターフェースの実際
 3.7 機種チェック・プログラムのバージョンアップを考える
 3.8 高級言語からのBIOSコール
 3.9 BIOSを直接コールしたから速度があがるとはかぎらない
 コラム ・QuickBASICのビット演算

第4章 IBM PCのビデオBIOS
 4.1 IBM PCのビデオ・システムの概要
 4.2 ビデオBIOSの詳細
 4.3 テキスト・モードのBIOS機能
 4.4 テキスト画面のVRAMの直接アクセス表示
 4.5 グラフィック画面について

第5章 IBM PCのキーボードBIOS
 5.1 IBM PCのキーボード
 5.2 特殊キー入力の処理
 5.3 キーボードBIOS
 5.4 キーボードBIOSを使ったプログラミング

第6章 IBM PCのプリンタBIOS
 6.1 プリンタ・アダプタのハードウェア
 6.2 プリンタBIOSの詳細
 コラム ・PS/2のプリンタ・ボード

第7章 IBM PCの非同期通信(RS-232C)BIOS
 7.1 NS16450のレジスタ構成
 7.2 シリアル・ポートについて
 7.3 RS-232CのBIOS詳細

第8章 IBM PCのディスケットBIOS
 8.1 IBM PCのフロッピ・ディスク・システム
 8.2 ディスケットのフォーマット
 8.3 ディスケットのリード/ライト

第9章 IBM PCのハード・ディスクBIOS
 9.1 ハード・ディスクの構成
 9.2 ハード・ディスクのフォーマットとブート・ローダ
 9.3 ハード・ディスクのアクセスとディスクBIOS
 9.4 拡張パーティション
 コラム ・SimParty

第10章 IBM PCのシステム・タイマとリアルタイム・クロック
 10.1 システム・タイマ
 10.2 リアルタイム・クロック(AT以降の機種)
 10.3 BIOSサポート
 10.4 リアルタイム・クロックによる時計プログラム

*第2部は「'96 IBM PC活用ハンドブック」と同じ
 (一部,訂正,追加がありますが,章のタイトルは同じ)