Cによるメモリ管理技法
MS-DOS上でTSRプログラム&デバイス・ドライバを作成する
中島 信行 著
B5判 224ページ
5"2HD FD付き
定価2,670円(税込)
JAN9784789834872
1991年9月1日発行
大変恐縮ですが,こちらの商品は品切れ絶版となりました.
本書では,常駐プログラムをCで書くノウハウを徹底的に解説しました.また,実例として実用ユーティリティのソースも多数示しています(MS-C 5.1/6.0,TurboC2.0,TurboC++,一部LSI C86 ver3.20に対応).
目次
第一部 TSRプログラミング技法
第1章 C言語によるTSRプログラムの記述法
1 これまでTSRをCで書かなかった理由
2 常駐プログラムのおさらい
3 Cコンパイラ側で必要な機能
4 常駐プログラムの原型をCで書く
5 常駐部を小さくするには
6 環境変数領域を解放して常駐する
7 常駐の確認方法
8 メモリ・マップ表示ユーティリティ()
9 常駐部の解放
10 farポインタ用のライブラリ
11 常駐部でDOSファンクションを使用する
12 常駐部のスタック領域について
第2章 TSRによるユーティリティ作成事例
1 PC-9801シリーズのタイマBIOSの拡張
2 PC-9801用タイマ割り込み拡張ユーティリティ
3 PC-9801用実行時間計測ユーティリティ
4 PC-9801用ディジタル・クロック・ユーティリティ
5 ディジタル・クロック・ユーティリティ(DOS汎用)
6 PC-9801用ADDDRV/DELDRV多重起動ユーティリティ
7 EMSの活用
8 PC-9801用テキスト画面ファイル化ユーティリティ
9 PC-9801用CRT監視ユーティリティ
10 MCBマーク/リリース・ユーティリティ(DOS汎用)
第二部 デバイス・ドライバ・プログラミング技法
第3章 デバイス・ドライバの構造
1 デバイス・ドライバのチェーン
2 デバイス・ドライバの構造
第4章 C言語によるデバイス・ドライバの記述法
1 EXEのデバイス・ドライバの構造
2 PC-9801用画面消去/表示ユーティリティ
3 デバイス・ドライバで使用可能なDOSファンクション
4 デバイス・ドライバ選択ユーティリティ(DOS汎用)
5 特殊日付変更ユーティリティ(DOS汎用)
6 常駐するデバイス・ドライバ
7 ディジタル・クロック・ドライバ(DOS汎用)
8 PC-9801用RS-232-Cドライバ
9 PC-9801用TSR型RS-232-Cドライバ
10 PC-9801用グラフィックVRAMディスク・ドライバ
11 スタートアップ・ルーチンをリンクしない方法
12 COM型のデバイス・ドライバの作成
13 初期化部分を切り放す
14 MS-CやTurbo C以外の処理系への対応
第5章 TSRプログラムとデバイス・ドライバのデバッグ手法
1 TSRプログラムのデバッグのポイント
2 CodeViewを使ったTSRプログラムのデバッグ例
3 デバイス・ドライバのデバッグ
4 PARTNER-S/Hによるデバイス・ドライバのデバッグ
本書のおわりに
APPENDIX 1 システム・コール機能一覧
APPENDIX 2 システム・コール解説
APPENDIX 3 INT 21H DOSファンクション一覧表
APPENDIX 4 INT 21H DOSファンクション解説
APPENDIX 5 EMMファンクション一覧