Last Update 2003/11/11

Cによるメモリ管理技法
MS-DOS上でTSRプログラム&デバイス・ドライバを作成する

中島 信行 著
B5判 224ページ
5"2HD FD付き
定価2,670円(税込)
JAN9784789834872
1991年9月1日発行
[絶版1998.2] Cによるメモリ管理技法
大変恐縮ですが,こちらの商品は品切れ絶版となりました.

 本書では,常駐プログラムをCで書くノウハウを徹底的に解説しました.また,実例として実用ユーティリティのソースも多数示しています(MS-C 5.1/6.0,TurboC2.0,TurboC++,一部LSI C86 ver3.20に対応).

目次

第一部 TSRプログラミング技法

 第1章 C言語によるTSRプログラムの記述法
  1 これまでTSRをCで書かなかった理由
  2 常駐プログラムのおさらい
  3 Cコンパイラ側で必要な機能
  4 常駐プログラムの原型をCで書く
  5 常駐部を小さくするには
  6 環境変数領域を解放して常駐する
  7 常駐の確認方法
  8 メモリ・マップ表示ユーティリティ()
  9 常駐部の解放
  10 farポインタ用のライブラリ
  11 常駐部でDOSファンクションを使用する
  12 常駐部のスタック領域について

 第2章 TSRによるユーティリティ作成事例
  1 PC-9801シリーズのタイマBIOSの拡張
  2 PC-9801用タイマ割り込み拡張ユーティリティ
  3 PC-9801用実行時間計測ユーティリティ
  4 PC-9801用ディジタル・クロック・ユーティリティ
  5 ディジタル・クロック・ユーティリティ(DOS汎用)
  6 PC-9801用ADDDRV/DELDRV多重起動ユーティリティ
  7 EMSの活用
  8 PC-9801用テキスト画面ファイル化ユーティリティ
  9 PC-9801用CRT監視ユーティリティ
  10 MCBマーク/リリース・ユーティリティ(DOS汎用)

第二部 デバイス・ドライバ・プログラミング技法

 第3章 デバイス・ドライバの構造
  1 デバイス・ドライバのチェーン
  2 デバイス・ドライバの構造

 第4章 C言語によるデバイス・ドライバの記述法
  1 EXEのデバイス・ドライバの構造
  2 PC-9801用画面消去/表示ユーティリティ
  3 デバイス・ドライバで使用可能なDOSファンクション
  4 デバイス・ドライバ選択ユーティリティ(DOS汎用)
  5 特殊日付変更ユーティリティ(DOS汎用)
  6 常駐するデバイス・ドライバ
  7 ディジタル・クロック・ドライバ(DOS汎用)
  8 PC-9801用RS-232-Cドライバ
  9 PC-9801用TSR型RS-232-Cドライバ
  10 PC-9801用グラフィックVRAMディスク・ドライバ
  11 スタートアップ・ルーチンをリンクしない方法
  12 COM型のデバイス・ドライバの作成
  13 初期化部分を切り放す
  14 MS-CやTurbo C以外の処理系への対応

 第5章 TSRプログラムとデバイス・ドライバのデバッグ手法
  1 TSRプログラムのデバッグのポイント
  2 CodeViewを使ったTSRプログラムのデバッグ例
  3 デバイス・ドライバのデバッグ
  4 PARTNER-S/Hによるデバイス・ドライバのデバッグ
  本書のおわりに

 APPENDIX 1 システム・コール機能一覧
 APPENDIX 2 システム・コール解説
 APPENDIX 3 INT 21H DOSファンクション一覧表
 APPENDIX 4 INT 21H DOSファンクション解説
 APPENDIX 5 EMMファンクション一覧