Last Update 2003/12/01
MS-DOS基本プログラミング集 5

PC98ユーティリティの作り方

トラ技コンピュータ編集部 編
B5変型判 224ページ
5"2HD FD付き
定価2,456円(税込)
JAN9784789835572
1993年12月20日発行
[絶版1998.2] PC98ユーティリティの作り方
大変恐縮ですが,こちらの商品は品切れ絶版となりました.

 アルゴリズムを学習して,ある目的のプログラムを作ることはできるようになっても,それを実用的なユーティリティにする方法はなかなか学習できません.
 本書は,第1部でMS-DOSの基本的なプログラムの作りかたを示し,第2部では常駐型ソフトウェアの作りかたについて詳しく解説してあります.

目次

第1部 MS-DOSユーティリティの作り方

第1章 はじめに ユーティリティを作ってみよう
 1.1 ユーティリティとは何か
 1.2 ユーティリティを作る前に
 1.3 ユーティリティを作るときに考えること
 1.4 ユーティリティを作った後に考えること

第2章 プログラミングの基礎電卓プログラムを作ってみよう
 2.1 基本となる電卓プログラム
 2.2 算術演算のためのデータ型について
 2.3 四則演算プログラムの仕様を決定する
 2.4 作成した四則演算電卓と今後の発展の方法

第3章 トークンに分ける 関数フロー・グラフ・ユーティリティを作る
 3.1 関数フロー・グラフの仕様を決定する
 3.2 関数切り出しの問題点
 3.3 取り出した関数のデータ構造
 3.4 関数取り出し部分の作成
 3.5 ツリーを作成するアルゴリズム

第4章 汎用性のあるC言語のトークン解析関数を作る
 4.1 トークン解析関数の使用方法
 4.2 トークン解析関数の仕様
 4.3 プログラムの説明とポイント

第5章 ユーザ・インターフェースの基本メニュ・プログラムを作る
 5.1 簡単なメニュ・プログラムを作る
 5.2 リダイレクトを可能にするメニュ・プログラム
 5.3 さらに高度なメニュ・プログラム
 5.4 バッチ処理機能
 5.5 簡単なコマンドの作成

第6章 ファイル操作に関するユーティリティ
 6.1 ファイルのタイム・スタンプの変更
 6.2 ファイルのタイム・スタンプのチェック
 6.3 ファイル属性の変更

第7章 フォーマットとコピー・ユーティリティ
 7.1 複数のフロッピ・ディスクを同時にフォーマットできるユーティリティ
 7.2 フォーマット機能付きコピー・プログラム

第2部 常駐型ユーティリティの作り方

第1章 常駐ソフトウェアの基本
 1.1 TSRとは
 1.2 簡単なTSRの作成
 1.3 基本TSRプログラムの解説

第2章 TSRの常駐解除とメモリ管理
 2.1 DOSのメモリ管理の基礎
 2.2 なぜ,常駐解除が必要か
 2.3 常駐解除ができるプログラムの説明

第3章 常駐プログラムの常駐サイズ
 3.1 スモール・モデルのメモリ・マップ
 3.2 ラベルとグローバル変数のマップ・ファイル
 3.3 常駐メモリ・サイズの計算方法
 3.4 ローカル・スタック

第4章 常駐プログラムで使用する割り込みベクタ
 4.1 各種割り込みベクタについて
 4.2 割り込みベクタを用途別にまとめる

第5章 キーボード割り込みとTSR型電卓の作成
 5.1 INT 09Hを起点とする割り込みの発生
 5.2 リング・バッファ
 5.3 INT 18Hをを起点とする割り込みの発生
 5.4 ソフトウェア・リセット
 5.5 電卓をつくる
 5.6 常駐解除について
 5.7 このプログラムの注意書き

第6章 タイマを使用した常駐プログラム
 6.1 ソフトウェア割り込み INT 1CH
 6.2 VSYNC割り込み
 6.3 TSRとの交信
 6.4 タイマを使用したプログラムの説明

第7章 常駐プログラムからDOSの機能を利用する方法
 7.1 DOSが暇なときはいつ?
 7.2 いつも注意が必要なINT 23HとINT 24H
 7.3 テキストVRAMファイル化プログラム