Last Update 2003/12/01
MS-DOS基本プログラミング集 7

MS-DOS非公開機能とユーティリティの作成法

中島 信行 著
B5変型判 256ページ
3.5"2HD FD付き
定価2,776円(税込)
JAN9784789835596
1995年5月1日発行
[絶版1998.2] MS-DOS非公開機能とユーティリティの作成法
大変恐縮ですが,こちらの商品は品切れ絶版となりました.

 MS-DOSには数多くの非公開機能があり,多くのDOSアプリケーションは,それらのいくつかを使用しています.ユーティリティ類の作成において,これらの非公開機能は役立つものが多いので,おもなものを解説しました.後半では,それらの機能を用いたユーティリティ類を紹介します.

目次

第1章 MS-DOS 5.0で公開された機能
 1-1 参考文献について
 1-2 PC9801シリーズのプログラマーズ・リファレンス・マニュアルにない公開機能
   * DOSファンクション 1Fh  デフォルトDPBアドレスの取得と
     DOSファンクション 32h   DPBアドレスの取得
   * DOSファンクション 34h  InDOSフラグのアドレス取得
   * DOSファンクション 4B01h プログラムのロードと非実行
   * DOSファンクション 50h  PSPアドレスのセット
   * DOSファンクション 51h  PSPアドレスの取得
   * DOSファンクション 5D0Ah 拡張エラーの設定
   * DOSファンクション 63h  DBCSベクタ情報の取得
   * DOSファンクション 6501h 拡張国別情報の取得
   * DOSファンクション 6502h 大文字テーブルの取得
   * DOSファンクション 6504h ファイル名用大文字テーブルの取得
   * DOSファンクション 6505h ファイル名用文字テーブルの取得
   * DOSファンクション 6506h 照合シーケンス・テーブルの取得
   * DOSファンクション 6507h DBCSベクタ・テーブルの取得
   * DOSファンクション 6520h 大文字変換
   * DOSファンクション 6521h 文字列大文字変換
   * DOSファンクション 6522h ASCIZ文字列大文字変換
   * DOSファンクション 6601h グローバル・コード・ページの取得
   * DOSファンクション 6602h グローバル・コード・ページの設定

第2章 非公開DOSファンクション
 2-1 INT 21h非公開機能
   * DOSファンクション 3700h:スイッチ・キャラクタの取得と設定
   * DOSファンクション 3702h:AVAILDEVフラグの取得と設定
   * DOSファンクション 52h:内部変数領域のアドレスの取得
   * MCB(Memory Control Block:メモリ・コントロール・ブロック)の構造
   * 内部FCBブロック
   * 内部ドライブ情報
   * DOSファンクション 53h:BPBのDPBへの変換
   * DOSファンクション 55h:PSPの複写
   * DOSファンクション 5D06h:スワップ可能データ領域のアドレス取得
   * DOSファンクション 60h:パス名の置換
   * DOSファンクション 69h:ディスク・シリアル番号の取得と設定
 2-2 INT 21h非公開機能DOSファンクション総括
   * DOSファンクション 18h/1Dh/1Eh/20h
   * DOSファンクション 61h
   * DOSファンクション 64h
   * DOSファンクション 6523h

第3章 非公開割り込みサービス
 3-1 非公開割り込みサービス
   * バック・グラウンド割り込み(INT 28h)
   * 高速1文字出力割り込み(INT 29h)
   * コマンドの起動(INT 2Eh)
   * 多重割り込み(INT 2Fh)
   * MS-DOSアイドル・コール
   * ANSI.SYSインストール・ステータスの取得
   * DOSKEY.COM関連
   * HMA空き領域の問い合せとHMA領域の割り当て
 3-2 APPENDコマンドの概要
 3-3 APPENDコマンドの拡張機能
   * APPEND.EXEインストール・ステータスの取得
   * APPEND.EXEバージョン・フラグの取得
   * APPEND.EXEディレクトリ・リスト・アドレスの取得
   * APPEND.EXE動作モードの取得
   * APPEND.EXE動作モードの設定
   * APPEND.EXEフル・パス各設定フラグの設定

第4章 ファイル移動ユーティリティ
 4-1 ファイル移動
 4-2 ファイル移動ユーティリティの使用法
 4-3 ファイル移動ユーティリティの説明
   * 同一ドライブのファイル移動
   * 移動元と移動先が同一ドライブかどうか
   * 異なるドライブの移動

第5章 UMB操作ユーティリティ
 5-1 UMB操作ユーティリティの使用法
 5-2 FILESの領域をUMBに逃す
   * メイン・メモリを広く開けるには
   * FILESの拡張についての説明
 5-3 LASTDRIVEの領域をUMBに逃す
   * LASTDRIVEの拡張についての説明
 5-4 BuffeRSの領域をUMBに逃す
   * BuffeRSの拡張についての説明
   * FILESの拡張とLASTDRIVEの拡張の活用例
 5-5 UMBの有効活用
   * UMB操作ユーティリティ

第6章 ブロック・デバイスとキャラクタ・デバイスをサポートした
    ADDDRV/DELDRVコマンドの作成
 第1部 デバイス・ドライバを登録するための原理
 6-1 仕様の検討
 6-2 すべてはDOSファンクション52hの解析から始まる
 6-3 デバイス・ドライバ登録ユーティリティ
 第2部 デバイス・ドライバ登録ユーティリティの使用法
 6-4 デバイス・ドライバ登録ユーティリティの使用法
 6-5 ブロック・デバイスの登録について
 6-6 復元する情報
 6-7 デバイス・ドライバ登録ユーティリティのその他の注意事項
 6-8 メモリ・マップ表示ユーティリティ

第7章 V30/8086/286マシン用XMSドライバでUMBを活用する方法
 7-1 悲運なEMSボード
 7-2 MS-DOSがDEVICEHIGHコマンドを有効にするための手順
 7-3 V30/8086/286マシン用XMSドライバでUMBを活用するには
 7-4 XMS(UMB)ドライバ for V30/8086/286の使用法
 7-5 XMS(UMB)ドライバ for V30/8086/286の説明
 7-6 XMS(UMB)ドライバ for V30/8086/286のアセンブル