MS-DOS基本プログラミング集 7
MS-DOS非公開機能とユーティリティの作成法
中島 信行 著
B5変型判 256ページ
3.5"2HD FD付き
定価2,776円(税込)
JAN9784789835596
1995年5月1日発行
大変恐縮ですが,こちらの商品は品切れ絶版となりました.
MS-DOSには数多くの非公開機能があり,多くのDOSアプリケーションは,それらのいくつかを使用しています.ユーティリティ類の作成において,これらの非公開機能は役立つものが多いので,おもなものを解説しました.後半では,それらの機能を用いたユーティリティ類を紹介します.
目次
第1章 MS-DOS 5.0で公開された機能
1-1 参考文献について
1-2 PC9801シリーズのプログラマーズ・リファレンス・マニュアルにない公開機能
* DOSファンクション 1Fh デフォルトDPBアドレスの取得と
DOSファンクション 32h DPBアドレスの取得
* DOSファンクション 34h InDOSフラグのアドレス取得
* DOSファンクション 4B01h プログラムのロードと非実行
* DOSファンクション 50h PSPアドレスのセット
* DOSファンクション 51h PSPアドレスの取得
* DOSファンクション 5D0Ah 拡張エラーの設定
* DOSファンクション 63h DBCSベクタ情報の取得
* DOSファンクション 6501h 拡張国別情報の取得
* DOSファンクション 6502h 大文字テーブルの取得
* DOSファンクション 6504h ファイル名用大文字テーブルの取得
* DOSファンクション 6505h ファイル名用文字テーブルの取得
* DOSファンクション 6506h 照合シーケンス・テーブルの取得
* DOSファンクション 6507h DBCSベクタ・テーブルの取得
* DOSファンクション 6520h 大文字変換
* DOSファンクション 6521h 文字列大文字変換
* DOSファンクション 6522h ASCIZ文字列大文字変換
* DOSファンクション 6601h グローバル・コード・ページの取得
* DOSファンクション 6602h グローバル・コード・ページの設定
第2章 非公開DOSファンクション
2-1 INT 21h非公開機能
* DOSファンクション 3700h:スイッチ・キャラクタの取得と設定
* DOSファンクション 3702h:AVAILDEVフラグの取得と設定
* DOSファンクション 52h:内部変数領域のアドレスの取得
* MCB(Memory Control Block:メモリ・コントロール・ブロック)の構造
* 内部FCBブロック
* 内部ドライブ情報
* DOSファンクション 53h:BPBのDPBへの変換
* DOSファンクション 55h:PSPの複写
* DOSファンクション 5D06h:スワップ可能データ領域のアドレス取得
* DOSファンクション 60h:パス名の置換
* DOSファンクション 69h:ディスク・シリアル番号の取得と設定
2-2 INT 21h非公開機能DOSファンクション総括
* DOSファンクション 18h/1Dh/1Eh/20h
* DOSファンクション 61h
* DOSファンクション 64h
* DOSファンクション 6523h
第3章 非公開割り込みサービス
3-1 非公開割り込みサービス
* バック・グラウンド割り込み(INT 28h)
* 高速1文字出力割り込み(INT 29h)
* コマンドの起動(INT 2Eh)
* 多重割り込み(INT 2Fh)
* MS-DOSアイドル・コール
* ANSI.SYSインストール・ステータスの取得
* DOSKEY.COM関連
* HMA空き領域の問い合せとHMA領域の割り当て
3-2 APPENDコマンドの概要
3-3 APPENDコマンドの拡張機能
* APPEND.EXEインストール・ステータスの取得
* APPEND.EXEバージョン・フラグの取得
* APPEND.EXEディレクトリ・リスト・アドレスの取得
* APPEND.EXE動作モードの取得
* APPEND.EXE動作モードの設定
* APPEND.EXEフル・パス各設定フラグの設定
第4章 ファイル移動ユーティリティ
4-1 ファイル移動
4-2 ファイル移動ユーティリティの使用法
4-3 ファイル移動ユーティリティの説明
* 同一ドライブのファイル移動
* 移動元と移動先が同一ドライブかどうか
* 異なるドライブの移動
第5章 UMB操作ユーティリティ
5-1 UMB操作ユーティリティの使用法
5-2 FILESの領域をUMBに逃す
* メイン・メモリを広く開けるには
* FILESの拡張についての説明
5-3 LASTDRIVEの領域をUMBに逃す
* LASTDRIVEの拡張についての説明
5-4 BuffeRSの領域をUMBに逃す
* BuffeRSの拡張についての説明
* FILESの拡張とLASTDRIVEの拡張の活用例
5-5 UMBの有効活用
* UMB操作ユーティリティ
第6章 ブロック・デバイスとキャラクタ・デバイスをサポートした
ADDDRV/DELDRVコマンドの作成
第1部 デバイス・ドライバを登録するための原理
6-1 仕様の検討
6-2 すべてはDOSファンクション52hの解析から始まる
6-3 デバイス・ドライバ登録ユーティリティ
第2部 デバイス・ドライバ登録ユーティリティの使用法
6-4 デバイス・ドライバ登録ユーティリティの使用法
6-5 ブロック・デバイスの登録について
6-6 復元する情報
6-7 デバイス・ドライバ登録ユーティリティのその他の注意事項
6-8 メモリ・マップ表示ユーティリティ
第7章 V30/8086/286マシン用XMSドライバでUMBを活用する方法
7-1 悲運なEMSボード
7-2 MS-DOSがDEVICEHIGHコマンドを有効にするための手順
7-3 V30/8086/286マシン用XMSドライバでUMBを活用するには
7-4 XMS(UMB)ドライバ for V30/8086/286の使用法
7-5 XMS(UMB)ドライバ for V30/8086/286の説明
7-6 XMS(UMB)ドライバ for V30/8086/286のアセンブル