Last Update 2004/06/15
めざせゲームプログラマ
Windows95でDirectXをマスターする

山崎 由喜憲 著
B5判 192ページ
CD-ROM付き
定価2,750円(税込)
JAN9784789835756
1997年7月1日発行
[絶版2003.4.30] めざせゲームプログラマ
大変恐縮ですが,こちらの商品は品切れ絶版となりました.

 ゲーム専用機の売れ行きはぐんぐんと伸びています.ポリゴンを多用したビジュアルなゲームが大半です.ゲーム専用機の開発を一般のプログラマが行うにはそれなりの投資が必要ですが,Windows95の環境でゲームを作るためには,最小限の開発ツールで行うことができます.とくに,DirectXというゲームのためのAPIが用意されてからは,とても開発時間を短縮することができるようになってきました.

 しかし,はじめてこの分野に挑むには様々なゲームに関する予備知識が必要です.本書では,具体的にプログラム例を示しながら,解説します.

 また,本書には,DirectX3 SDKが付属しています.

CONTENTS

第1章 まずは開発言語の導入から
 第1節 C言語でプログラムを書く
 第2節 コンパイルの方法
 第3節 リンクを行う
 第4節 メイクファイルを使う
 第5節 統合環境を使う(IDE)

第2章 ブロック崩しを作る(MS-DOSを使う)
 第1節 どうやって動かすのか
 第2節 複雑な角度へボールを飛ばすにはどうするか
 第3節 画面に物体を描画する方法
 第4節 2進数,10進数,16進数
 第5節 当たりの判定と,ブロックの崩しかた
 第6節 その他,いくつかの仕掛け

第3章 DirectXを導入する
 第1節 DirectXとは
 第2節 AUTO PLAY
 第3節 GAME SDK
 第4節 Direct DRAW
 第5節 Direct 3D
 第6節 Direct SOUND
 第7節 Direct PLAY
 第8節 Direct INPUT

第4章 ブロック崩しを作る(DirectXを使う)
 第1節 DirectXでのプログラミング
 第2節 DirectDRAWの使い方
  第1項 準備(初期化)
  第2項 実際の使用
 第3節 DirectSOUNDの使い方

第5章 ブロック崩しを3Dにする(DirectX応用編)
 第1節 3Dの考え方
  第1項 ワイヤーフレーム,サーフェス,ソリッド
  第2項 透視変換
  第3項 物体を回転させる
  第4項 ブレゼンハムアルゴリズム(ラインの描画)
  第5項 直線の方程式
  第6項 簡単な三次元プログラムを作成する
 第2節 必要なもの
  第1項 画像類
  第2項 ポリゴンからフェース
  第3項 Xファイルを使う
  第4項 光源
  第5項 モデル作成ツール(三次元モデルエディタ)
 第3節 画面に物体を描画する方法
  第1項 まずボックスをDirect3Dで表示してみる
 第4節 どうやって動かすのか
 第5節 当たりの判定と,ブロックの崩しかた
 第6節 三次元ブロック崩しの完成

第6章 Direct3Dの機能をさらに使う
 第1節 視点をユーザーが変えられるようにするには
  第1項 投影変換
  第2項 Direct3Dを使用しないで投影変換をする
  第3項 Direct3Dを使用して投影変換
 第2節 テクスチャマッピングを使う
  第1項 貼り付ける画像の作り方
  第2項 テクスチャ画像はファイルから読み込む?
  第3項 モデルをプログラムで作る場合と作らない場合
  第4項 シーンの設定
 第3節 最も高速にWindows上で三次元処理を行うには
 第4節 DirectInputでモデルを動かす

第7章 その他,ゲームに必要な処理
 第1節 Y座標テーブルを使う
 第2節 ディレクションテーブルを作る
 第3節 DBM(デービーメーク)

●本書付属のCD-ROMについてのご注意
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