Last Update 2021/05/19

海外製から国産まで,続々登場するICとスタータ・キットを調査
最新ARM/Cortexマイコン徹底研究(ARMマイコン No.1)

トランジスタ技術編集部 編
B5判 216ページ
定価2,420円(税込)
JAN9784789835947
2010年12月1日発行
[品切れ重版未定2021.5.19] 最新ARM/Cortexマイコン徹底研究(ARMマイコン No.1)
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■ 正誤情報


mbedプログラミングの基礎と応用製作

*LEDでモールス符号


*サーミスタを使った温度測定


*加速度センサを使った傾き検出と振動検出


*正十二面体サイコロの製作

  Cortexコアを採用した組み込み用ARMマイコンが海外メーカを中心に多数提供されています.これらのARMマイコンに関する技術情報は,ARM社や各メーカのサイト,海外のサード・ベンダのサイト,海外のオープン・ソース・コミュニティ,あるいは個人のサイトが主な情報源です.そのため,国内のマイコン利用者からは,平易で整理された技術情報が求められていました.
 本書は,マニア,エンジニアを対象にしたARM/Cortexマイコンの活用書です.最初に今話題のmbedについて解説と製作例を紹介します.特集では,NXPセミコンダクターズ,STマイクロエレクトロニクス,テキサス・インスツルメンツ,東芝といった主要ARMマイコン・メーカのCortex-Mマイコンのラインアップとツール関連を整理して紹介します.そのほか,Cortex-M4の概要,Cortex-MのNVICの詳細,LPC134のUSB活用とRTOSの利用,PSoC5でデータ・ロガーのプロトタイピングなど,を掲載します.

目次

本書で解説しているサンプル・プログラムについて

 ARM Cortex-M3 マイコンLPC1768 を搭載した話題のプロトタイピング・ツール
mbed プログラミングの基礎と応用製作

[特集]
 ― 海外製から国産まで,続々登場するIC とスタータ・キットを調査―
最新ARM/Cortex マイコン徹底研究

 低価格Cortex-M0 マイコンから150MHz 動作のCortex-M3 マイコンまでラインアップ
第1章 はじめてのLPC マイコン入門
 コラム LPC1000 ファミリ最新情報
 Appendix ビギナのためのCortex-M マイコンQ&A

 US$10 未満の評価ボードSTM32VL Discovery 登場.最小270nA の低消費電力品もラインアップ
第2章 はじめてのSTM32 入門

 無償ライブラリStellarisWare で開発が容易に.ユニークな評価ボードが多数
第3章 はじめてのStellaris 入門
 コラム いろいろなサンプルを試してみよう
 機能・期間とも無制限のCCS ライセンス

 5V 単一動作,ベクトル制御エンジン内蔵.NANO FLASH で高速フラッシュ書き換え
第4章 はじめてのTX03 入門

[一般記事]
 ディジタル信号処理性能を向上させた
ARM Cortex-M4 マイコンLPC4000
 コラム Cortex-M4 コア・マイコンKinetis 登場

 Cortex-M3 に搭載された割り込みコントローラ
NVIC の詳細と効率的な割り込みプログラミング

 HID,MSC デバイスの設計を簡略化できる
USB ドライバ内蔵マイコンLPC1343 で簡単USB I/O

 ソース・コード生成機能付きで素早くシステム開発できる
LPC1343 で試すリアルタイムOS μC3/Compact
 コラム LPC1343 にISP で書き込むためのソフトウェアFlashMagic

 ベンダに依存しないハードウェア抽象化レイヤを目指す規格
CMSIS 入門
 コラム ツール・ベンダ,OS ベンダとCMSIS

 ベンダに依存しないプログラムを考える
CMSIS を使ったディジタル時計コア・プログラムの共通化

 アプリケーション開発を容易にするライブラリ
StellarisWare を使ったデータ・ロギング,AES 暗号化,USB オーディオのプログラミング

 USB ホスト/デバイス,イーサネット,RTOS を内蔵するARM Cortex-M3 マイコン
Stellaris LM3S9B96 開発キットを使ってネットでI/O プログラムを動かす

 ARM Cortex-M3 コアを搭載し演算性能を向上させた
PSoC5 の詳細とセンサ・データ・ロガーのプロトタイピング
 Appendix 高精度微小電流の測定方法