Last Update 2003/10/15
データ構造とアルゴリズム・シリーズ 4

情報表現技術
Cプログラム例と演習問題付き

浪平 博人 著
A5判 232ページ
3.5"2DD FD付き
定価2,563円(税込)
JAN9784789836760
1995年10月31日発行
[絶版2001.4.30] 情報表現技術
大変恐縮ですが,こちらの商品は品切れ絶版となりました.

 問題を解決する際に,問題に含まれる事柄を,いかに具体的に表現するかについて,体系的に解説しています.図やグラフを多用し,興味深い例題を満載,それぞれにC言語によるプログラム例を添付しています.

目次

プロローグ

1 確率変数;分布表現
 1.1 一様乱数
 1.2 離散分布
  1.2.1 離散分布の発生法
  補足:平均値と分散について
  1.2.2 参考:典型的な離散分布
 1.3 連続分布
  1.3.1 連続分布の発生法
  補足:連続分布の平均,分散について
  1.3.2 解析的に連続分布が求められる場合の例
 1.4 ノイマンの棄却法
 1.5 順序統計を使った分布の発生
  補足:三角分布する理由
  参考:f(x)=nxn-1の平均
  参考:f(x)=n(1-x)n-1の平均
  参考:f(x)=n(n-1 m-1)xm-1(1-x)n-mの平均
 1.6 正規分布
  補足:ボックス・ミューラの方法の理論的根拠
  補足:極座標による方法の理論的根拠
  補足:キンダーマン・モナハンの方法の理論的根拠
  補足:12個の一様乱数による方法の理論的根拠
 1.7 例題

2 データ発生法:サンプリング
 2.2 データ数Nがわからないときn個選ぶランダム・サンプリング
  補足:n-m/N-tで採用する方法の理論的根拠
  補足:貯蔵エリアを用いる方法の理論的根拠
 2.3 シャッフル(shuffle)
 2.4 小さいものからn個選ぶ
  2.4.1 nが小さいとき
  2.4.2 nが大きいとき:分割法
  2.4.3 nがわかってないとき(heap)

3 組み合わせ
 3.1 順列(Permutation)
 3.2 組み合わせ(Combination)
 3.3 01の組み合わせ
 3.4 数nのk分割
 3.5 数nの分割

4 シミュレーション
  補足:理論的な考察

5 数式
 5.1 関数表現形式
  5.1.1 通常の場合:x,yが直交座標で表されるとき
  5.1.2 座標表現法:r=f(θ)
  5.1.3 パラメータ表現:x=f(t),y=g(t)
 5.2 線形変換
  5.2.1 ベクトル
 5.2.2 内積
  5.2.3 マトリックス
 5.3 積分
 5.4 動的な変化の表現

6 グラフ
 6.1 グラフのリスト表現
 6.2 訪問
 6.3 グラフ活用例

7 図形表現
 7.1 2次元表示
  7.1.1 点・図形
 7.2 線分の交差
  7.2.1 線分が水平と垂直のみであるとき
  7.2.2 一般の線分のとき
 7.3 点を結ぶ滑らかな曲線の作成
  7.3.1 エルミート(Hermite)
  7.3.2 ベジェ(Bezier)
  7.3.3 B_スプライン(B_Spline)形
 7.4 立体表示
  7.4.1 簡易表示
  7.4.2 厳密な表示
  7.4.3 フレーム・モデル
  7.4.4 連続モデル
 7.5 フラクタル