Last Update 2003/08/28
データ構造とアルゴリズム・シリーズ 5

再帰表現法

浪平 博人 著
A5判 190ページ
3.5" 2HD FD付き
定価3,080円(税込)
JAN9784789836784
1997年6月1日発行
[絶版2001.4.30] 再帰表現法
大変恐縮ですが,こちらの商品は品切れ絶版となりました.

 コンピュータで問題を解決しようとするときのポイントである「データ構造とアルゴリズム」を解説したシリーズです.グラフや図をたくさん使い,直感的に理解できるように工夫しています.また,C言語によるプログラム例を豊富に示し,ソース・ファイルを3.5インチ・フロッピ・ディスクに収録して添付しています.

繰り返し的な手順で表現される問題を解決する方法の一つである再帰表現について,体系的に解説しています.

目次

1.再帰表現とは何か
1.1 再帰表現とは繰り返し的な手順の表現の一つである
1.2 再帰表現は分割統治法の一種である
1.3 再帰表現は複雑な繰り返し関係の表現に効果的である
1.4 再帰処理の実行順序について
1.5 再帰構造についての分類
1.6 再帰処理のための内部的仕組み:スタック

2.再帰表現例
2.1 論理構造が再帰的な例

3.再帰的データ構造
3.1 データ構造が再帰的な例
3.2 フラクタル図形
3.3 相互に再帰関係のある例

4.再帰処理関連事項
4.1 再帰処理の効率に関する考察
4.2 スタックによる再帰表現
4.3 再帰処理の視覚化について

5.視覚処理の再規制について
5.1 視覚処理の強力さ
5.2 処理の効率についての考察
5.3 視覚処理のメカニズムについて