基本I/O制御のテクニックからWDMドライバの作成まで
Windows 2000 デバイスドライバ入門
北山 洋幸 著
B5変型判 204ページ
CD-ROM付き
定価2,750円(税込)
JAN9784789836920
2001年8月15日発行
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本書は,ビギナーをターゲットに,Windows 2000のデバイスドライバについて解説した入門書です.Windows 2000のデバイスドライバは,Windows 9x,そしてWindows NTのデバイスドライバとも異なるWDMに基づいています.したがって,Windows 2000のデバイスドライバを作成するためには,従来のWindows用デバイスドライバの知識のほかに,WDMの知識も必要とされます.
本書では,以上の複雑な状況,またXPの登場をふまえ,今後主流となるWindows 2000アーキテクチャにおいて,どのようにしてハードウェア制御を行えばよいかを丹念に解説しました.
Windows 2000から行う各種I/O制御の基本は,本書でひととおりマスターすることができます.
目次
第1章 シリアルポートの制御
1-1 シリアルポートの制御
1-1-1 プログラムの概要
1-1-2 プログラムの開発
1-1-3 プロパティ
1-1-4 コーディング
1-1-5 実行
1-1-6 オプションなどの設定を変更
1-2 ActiveXでシリアルポートをモニタする
1-2-1 プログラムの概要
1-2-2 オプションを設定する
1-2-3 プログラムの開発
1-2-4 コーディング
1-2-5 実行
1-2-6 実行形式の作成
1-3 ActiveXでシリアルポートの制御
1-3-1 プログラムの概要
1-3-2 プログラムの開発
1-3-3 プロパティ
1-3-4 コーディング
1-3-5 実行
1-4 APIでシリアルポートの制御
1-4-1 プログラムの概要
1-4-2 プログラムの開発
1-4-3 プロパティ
1-4-4 コーディング
1-4-5 実行
第2章 製品付属のドライバでI/O制御
2-1 市販製品でI/O制御
2-1-1 ボードの紹介
2-1-2 インストール
2-1-3 動作試験
2-2 Visual C++アプリケーションからのI/O制御
2-2-1 配線
2-2-2 プログラムの開発
2-2-3 コーディング
2-2-4 実行
2-3 Visual BasicアプリケーションからのI/O制御
2-3-1 プログラムの開発
2-3-2 プロパティ
2-3-3 コーディング
2-3-4 実行
2-3-5 APIビューアを活用
2-4 C++BuilderアプリケーションからのI/O制御
2-4-1 プログラムの開発
2-4-2 プロパティ
2-4-3 コーディング
2-4-4 コンパイル
2-4-5 実行
第3章 独自ドライバでI/O制御
3-1 Windowsドライバの概要
3-1-1 Windows 9x系のドライバ
3-1-2 Windows NTのドライバ
3-1-3 WDM
3-2 独自ドライバの開発
3-2-1 DDKインストールの手順
3-2-2 ドライバのコンパイル方法
3-2-3 DDKのサンプルドライバを参考にする
3-2-4 作成したドライバの詳細解説
3-2-5 インストール時に重要なINFファイルの解説
3-2-6 ドライバのインストール
3-2-7 GUIDGEN
3-3 DLLの開発
3-3-1 プログラムの開発
3-3-2 コーディング
3-4 Visual C++でラジコンを制御
3-4-1 使用するハードウェア
3-4-2 プログラムの概要
3-4-3 プログラムの解説
3-4-4 コーディング
3-4-5 実行
3-5 Visual Basicからラジコンを制御
3-5-1 プログラムの開発
3-5-2 プロパティ
3-5-3 コーディング
3-5-4 実行
3-6 C++Builderでラジコンを制御
3-6-1 使用するハードウェア
3-6-2 プログラムの開発
3-6-3 プロパティ
3-6-4 コーディング
3-6-5 実行
3-7 Visual C++で1394ボードのレジスタを読み取る
3-7-1 ハードウェア
3-7-2 ソフトウェア
3-7-3 インストール
3-7-4 コーディング
3-7-5 プログラム開発
3-7-6 プログラムの説明
3-7-7 実行
3-8 ActiveXコントロールでI/O制御
3-8-1 ActiveXコントロールの作成
3-8-2 ActiveXコントロールのテスト
3-8-3 ActiveXコントロールをVisual Basicで使用
3-8-4 ActiveXコントロールのレジストリへの登録と削除
第4章 ハードウェア制御に有効なテクニック
4-1 スレッドプログラミング
4-1-1 スレッドプログラミングはハードウェア制御でも有効
4-1-2 スレッドを使った実用的なプログラム例
4-1-3 プログラムの解説
4-1-4 実行
4-2 Visual Basicでスレッドプログラミング
4-2-1 プログラムの概要
4-2-2 プログラムの開発
4-2-3 実行
4-3 DLLによるハードウェアの隠蔽
4-3-1 ハードウェア制御におけるDLLの活用
4-3-2 DLLとEXEのリンク方法
4-3-3 プログラムの開発
4-3-4 実行
4-4 メモリ共有
4-4-1 #pragma data_seg,メールスロット,名前付きパイプ
4-4-2 メモリマップトファイルを使ったプロセス間通信の例
4-5 Visual Basicとメモリ
4-5-1 Visual Basicでコールバック関数を実現
4-5-2 関数ポインタをLongで受け渡す
4-5-3 バッファのアドレスを渡す(BYTE,DWORD,LPSTR,ユーザー定義型)
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