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microC PROでらくらくプログラミング
Cで開発するPICモジュール・プログラム・サンプル集

稲崎 弘次 著
B5変型判 176ページ
CD-ROM付き
定価3,080円(税込)
JAN9784789842167
2011年7月1日発行
[品切れ重版未定2020.6.30] Cで開発するPICモジュール・プログラム・サンプル集
大変恐縮ですが,こちらの商品は品切れ重版未定となりました.

 PICを使った回路を設計するとき,PIC本体に内蔵されているモジュールや外付けのモジュールを利用することになります.本書は,それら主だったモジュールの制御方法をサンプル回路とサンプル・プログラムで具体的に解説しました.以下のモジュールに関して解説しています.
(内蔵モジュール)I/Oポート/TIMER/A-D変換/CCP/USART/コンパレータ/EEPROM/WDT/(外付けモジュール)LCD/7セグメント/A-D変換(12ビット,SPI通信)/D-A変換(12ビット,SPI通信)/EEPROM(I2C通信)/RTC(I2C通信)/キーパッド/GLCD/SDメモリ・カード
 本書では,C言語でPICのプログラミングを進めるためにマイクロエレクトロニカ社のmikroC PROを使いました.本書付属CD-ROMに収録されている完成したプログラムは,そのままPICに書き込んで使うことができます.

目次

まえがき

第1章 開発の準備をしよう!
 1-1 使用するPICと開発環境

第2章 ポートをON/OFFさせてみよう!
 2-1 I/OポートでLEDの交互点滅
 2-2 I/OポートのスイッチでLEDを制御
 Column…1 LED用の電流制限抵抗
 Column…2 スイッチのチャタリング除去

第3章 タイマを使ってみよう!
 3-1 TIMER0でLEDの遅延点滅
 3-2 TIMER1でLEDの遅延点滅
 3-3 TIMER2でLEDの遅延点滅
 3-4 ウォッチドッグ・タイマでリセット
 Column…3 TIMERの周波数カウンタへの応用

第4章 データを表示させてみよう!
 4-1 LCDにASCII文字を表示させる
 4-2 LCDに独自キャラクタを表示させる
 4-3 グラフィックLCDで表示
 4-4 7セグメントLEDで表示
 Column…4 mikroC PRO が提供するツール
 Column…5 スタティック点灯とダイナミック点灯

第5章 キー入力やデータの保存をしてみよう!
 5-1 キーパッドから直接入力
 5-2 内蔵EEPROMの読み書き
 5-3 SDメモリ・カードの読み書き
 Column…6 Keypad(キー・マトリクス)の原理
 Column…7 EEPROMへのデータの書き込みと読み出し
 Column…8 SDメモリ・カードの応用

第6章 パソコンとデータ通信してみよう!
 6-1 USARTモジュールでシリアル通信
 6-2 シリアル通信中の並列処理
 Column…9 USARTの接続形態
 Column…10 割り込み処理と並列処理

第7章 測定してみよう!
 7-1 A-D変換モジュール
 7-2 CCPモジュールのPWMモード
 7-3 CCPモジュールのコンペア・モード
 7-4 CCPモジュールのキャプチャ・モード
 7-5 コンパレータの相対比較
 7-6 コンパレータの絶対比較
 Column…11 PWMによるモータ制御
 Column…12 割り込み処理
 Column…13 パルス幅の測定
 Column…14 コンパレータとヒステリシス

第8章 通信でモジュールを制御してみよう!
 8-1 A-D変換モジュール(12ビット)
 8-2 D-A変換モジュール(12ビット)
 8-3 外付けの大容量EEPROM
 8-4 リアルタイム・クロック(RTC)
 Column…15 A-D変換結果の換算方法

第9章 モジュールを組み合わせてみよう!
 9-1 温度センサ→A-D変換+LCD表示
 9-2 周波数カウンタ→TIMER+LCD
 9-3 電卓→キーパッド+LCD
 9-4 データ・ロガー→A-D変換+SDC
 9-5 ストップウォッチ→TIMER2+7セグメントLED
 9-6 電圧電流計→D-A変換モジュール+LCD
 Column…16 よく使われる温度センサの例
 Column…17 カソード・コモンとアノード・コモン
 Column…18 電圧と電流の測定

●本書付属のCD-ROM,DVD-ROM,CD-Rについてのご注意
製品版および図書付属CD-ROM,DVD-ROM,CD-Rの貸与または改変,複写複製(コピー)はできません.詳しくはこちらをご覧ください.