Last Update 2018/05/17

試して納得!
わかるディジタル信号処理 解析編
動き出すディジタル信号処理のCD-ROM書籍

三谷 政昭 著
ケース入り
CD-ROM版(Windows版)
価格7,040円(税込)
JAN9784789875073
2012年4月1日発行
好評発売中!
マイクロネット IS BOOK わかるディジタル信号処理 解析編

 当該商品は株式会社マイクロネットが製造発行したものを当社が発売元として新たに取り扱いを開始するものです.
*この商品は,シミュレータ内蔵タイプのCD-ROM版書籍です.

 本ソフトはディジタル信号処理について,「入門編」,「基礎編」に引き続き,さらにその理解を深めることを目的としたものです.
著者である三谷先生の講義で実際に使用することを前提に開発したもので,一般の方々にも理解し易い内容になっています.
最大の特徴は新開発のシミュレーションソフト「DSPAnalyzer 4」と世界中で使用されている科学技術計算フリーソフト「Scilab」を
用いて,理論と実際の動作を簡単に確認できる点にあります.またScilabの入門書としても活用できます.
 ディジタル信号処理シミュレータDSP Analyzerが自動的に動き出す!

目次

序章 摩訶不思議?「ディジタル・フィルタでフーリエ変換が計算できる!」

第一章 ディジタル信号数学の気持ちを知ろう
 一の1 ディジタル信号は順番に並んだ数値集合なり
 一の2 ディジタル信号をデルタ数列で表現する
 一の3 z変換はディジタル信号全体を表す!
 一の4 z変換からディジタル信号波形を読み取る
 一の5 指数関数信号のz変換と極を知ろう
 一の6 sin波,cos波をz変換で表すと・・・・・
 一の7 ディジタル信号全体を平行移動するとz変換はどうなるの?
 チョッと一息 Advanced 1 ウェーブレット変換(マルチレート信号処理)を体験してみよう

第二章 ディジタル・フィルタ解析の基礎をマスターしよう
 二の1 ディジタル・フィルタを設計してみよう
 二の2 ディジタル・フィルタの構成要素を差分方程式で表すと・・・・・
 二の3 伝達関数は,入力信号の全体に対する出力信号の全体の比を表す
 二の4 差分方程式から伝達関数をシンプル計算で求めてみよう
 二の5 FIRフィルタの差分方程式と伝達関数
 二の6 IIRフィルタの差分方程式と伝達関数
 二の7 積和計算による畳み込み処理
 二の8 畳み込み処理とz変換
 二の9 インパルス応答と伝達関数
 チョッと一息 Advanced 2 平均値をたった2回の加算で処理してみよう

第三章 ディジタル・フィルタの周波数特性を理解しよう
 三の1 周波数(選択)特性の計算は極座標表示が基本!
 三の2 周波数(選択)特性は極座標表示でわかる!
 三の3 四則計算で周波数(選択)特性をコントロールできる?
 三の4 伝達関数と周波数特性の関係
 三の5 周波数特性の周期性と周波数のいろいろな表現形式
 三の6 伝達関数からわかる周波数特性
 三の7 インパルス応答からわかる周波数特性
 三の8 FIRフィルタの零点と周波数特性(ゲイン,位相)
 三の9 IIRフィルタの極および零点と周波数特性(ゲイン,位相)
 三の10 IIRフィルタの極と安定条件
 チョッと一息 Advanced 3 オペアンプを用いたアナログ・フィルタを四則計算で実現してみよう


第四章 ディジタル・フィルタをハード&ソフトで作ってみよう
 四の1 「帰還なし(FIRフィルタ)」の差分方程式から作ると・・・・・
 四の2 「帰還あり(IIRフィルタ)」の差分方程式から作ると・・・・・
 四の3 多項式で表される伝達関数から作ると・・・・・
 四の4 有理関数で表される伝達関数から作ると・・・・・
 四の5 伝達関数の積から作ると・・・・・
 四の6 伝達関数の和から作ると・・・・・
 四の7 cos関数で表される周波数特性から作ると・・・・・
 チョッと一息 Advanced 4 メロディ音を発生する正弦波発振器を設計してみよう

付録A フリーソフトScilabはDSP解析&設計の救世主なり!
付録B Scilabインストール&起動マニュアル
付録C Scilabの基本コマンドを知ろう
付録D Scilabによるディジタル信号波形のグラフ表示
付録E Scilabで見るz変換,逆z変換
付録F FIRフィルタのScilabによるプログラミング
付録G IIRフィルタのScilabによるプログラミング
付録H 式(3-34),式(3-35)の導入プロセス
付録I 音発生のScilabプログラミング
付録J FIRフィルタのシステム構成 〜直接形と転置形〜

実験室