(M)のドタバタ編集記 2005年12月号(?)


●12月1日
 げ! もう12月だぜ!!
 で、2006年2月号の制作進行、大丈夫か? CD-ROMのマスタ締切りは1日延ばしてもらった?(っほ)

 とりあえず、HDDに課金される事態は当面は回避されたもよう…

●12月2日
 今日も必至に校正作業!! 一時はかなりヤバげだったんですが、これでなんとか2006年2月号も無事発売できそうかな??(汗)
 夜、帰宅して録画しておいたコレを見る… ほぉ〜京セラがメインですか。うぉ!らくだの背中に太陽電池パネルと小型冷蔵庫載せてるよ。ワクチンとか薬を運んでるみたいだけど、村々に少量運ぶときは、ヘリ使って輸送するより低コストで小回りが効くからかな??

 先月の発表の時に、SONYがマイクロドライブ(違)だしてどうすんの?? っと思ったけど、このリリースを読むと興味深い一文が…

Cybercapture技術は、ファイルシステムの制御をデジタル家電機器からHDDに移すことによって、AVモードでの動画の記録画質だけでなく、連写モードでの静止画像の記録速度も改善します。
それでSONYなのか。たしかに、現状のATAコマンド方式ではLBA単位で細切れ(1コマンドで複数セクタ読み書きはできるけど、数百万画素デジカメの静止画や動画データを扱うことを考えたらぜんぜん細切れ)にアクセスするしかないから、ドライブ側では記録するファイルに対する最適化は無理だもんな。
 そう考えると、NANDフラッシュそのまんまなスマートメディアやxDピクチャーカードは、LBAなSDカードよりは記録データにあわせた最適化が可能ではあるんだろうけど… いかんせん、現状のフラッシュは書き込みが遅いから、苦労して最適化しても体感速度が上がらない??

●12月3日
 やらないかんことは山ほどあるんだけど… なかなか布団から抜け出せず、Z

 おっと、謎のデュアルディスプレイ出力アダプタ… 発売延期…しかも発売日未定だそうな… どういう原理でデュアル(ノート本体の液晶とあわせるとトリプル?)表示が可能になるのか不明なところがかなり怪しぃ〜(^^;)

●12月4日
 寝てばかりもいられないので、もぞもぞ起きだして仕事…
 大幅にシーケンサを書き換えた某インターフェースコントローラなんだけど、どうにもステートマシンがしっくり来なくて… ステート数を削減したのはいいんだけど、その分サブステート値??の保持変数が増えて、なんか逆にややこしくなってるような気が… どうしたもんかな。
 ま、はじめてのインターフェースだし、まずは思いついた構造でごりごり書いてみて、実際に動かしてみて、「あ、やっぱりこの構造ヂャダメだ…」ってなったら、また考えればいいか(^^;) 実際、いまではかなり安定して動いているPCIのデザインだって、最初はあぁ〜でもない、こぉ〜でもないと、いっつもステートマシンの構造を書き換えては試行錯誤してたわけだし。
 で、変数未定義エラーやら構文エラー、ビット幅あわねぇ〜ぞエラー(^^;)など、コツコツとエラーを取り除いては論理合成&配置配線を繰り返して、なんとか大幅ステートマシン変更版が動くところまで持っていく。とりあえず休憩(汗)

 アキバ店員のPCパーツウォッチのeSATAハブの反響が、「バカ売れしてる」という店と「ぜんぜん売れてない」という店にわかれてるのがおもしろい。T-ZONE PC DIY SHOPはマニアな客が多いという証拠か??(それもちょっと違うような)

●12月5日
 毎週月曜日午前中にやってた編集部内会議、最近開催されてませんよ。やるならちゃんとやりましょうよ(→編集長ぉ〜)
 今日は夕方に筆者のIさんが来社される予定だったんですが、予定がずれてしまって来社時間が遅くなり、しかもこれからすぐ別件の打ち合わせだとか… ってことで、喫茶店でちょろろっと打ち合わせ。

 N社からも軽量ノート登場トップパネルのデザインが某社のノートに似てるのは言わない約束?! 12.1インチでXGAか…10.1インチでXGAがあるんだから、12.1インチでXGA+とかもうちっと解像度が上って欲しいんだけど… そんなパネル作ってるところが無いかね??

●12月6日
 この期に及んでまだ特集の初校を読んでたり… 制作スケジュールがだいぶ押しておりますが、がんばりましょぉ〜!!

 なんともまぁ〜挑発的なタイトルの記事ですが(^^;) 「●メモリースティックとPROの相違」という項目が目に入り、おおお!っと思いながら読んでいくと… ありました。

メモリースティックでは論理アドレスと物理アドレスのマッピングを機器側で行なうのに対し、メモリースティックPROではメディア側で行なう、という答えが返ってきた。
なぁ〜んだ、バラしていいんだ(笑) さらに言うと、この差異の背後に某S社(あ、どっちもS社だ(^^;))の影がチラついているのは、いわゆる大人の事情ってやつ??で…
 いずれにせよ、メモリースティックの取り巻く状況は、PSPの周りだけが活気づいてる感じ??で、それ以外の分野はいまいちパっとしないよね…

●12月7日
 今日は待ちに待った、例の学習キットのプレ量産基板があがってくる日! 午後4時前、板屋さん到着。さっそくできたてほやほやのボードをゲット。おぉ〜 綺麗に仕上がってますねぇ〜 そして遅れて設計筆者さん到着。できてますよ!できてますよ!! さっそく今晩、動作確認せねば…
 で、筆者さんと打ち合わせ中、「そういえば、SPARCのHDLソースがオープンになるって知ってる?」という話が。ほえ? SPARCってSunの? ほんとですか??
 打ち合わせ後、さっそくWebを見てみると… “Sun、OpenSPARC Projectを立ち上げへ”とか。ん〜 QuartusやISEで論理合成できるのか、必要ゲート規模がいかほどかとか気になるな… コイツにぶち込んでみるのもおもしろいかも!?(スパ3ごときには入らない??)

 デンスケ試用記事が出てますね… 個人的にナマ録は趣味ではないですが、録音機材としてはちょっと魅かれるものが… そうか、QUALIAシリーズの欠番のどれかが、これになる予定だったんですかね…

●12月8日
 日付が変わって、眠い目をこすりながらプレ量産基板の動作確認を… ET2005の会場などでデモした量産試作基板と、いくつか回路を変更した部分があるので、その部分を順番に動作確認。ダウンロードケーブル互換回路のLPT周辺の信号とりまわりや、D-Sub9ピンのピン配置変更、IDEデータバスバッファのドライブ制御信号の追加といった細かい点は心配はしてなかったですが、一番大きな変更点である某スロット周りがひやひや物?? まずはボードを差し込まない状態で電源を入れて電源ピン周りだけ電圧確認… 大丈夫そうだな。次、某社製のエクステンションボードを差し込んで、各電源LEDが点灯するか確認。次、うちのFPGA評価キットを差し込んで、リセットでいきなりイネーブルビットが立つ状態の設計データをダウンロードして動作確認… よし、大丈夫そうだ…
 ってことで、とりあえず、プレ量産基板での変更点部分の動作確認は取れました。すべて問題ないようです!!
 さて、安心して一休み…
 …すま。今日は午後出社っす(^^;)
 現在編集作業中の2006年2月号は、諸般の事情で制作進行が大変遅れております… 結局制作スケジュールは1日延ばして、最終校正が来週月曜日になったようですが… はたしてそれでも間に合うのか??

●12月9日
 出社すると、デザイナ屋さんから新学習キットパッケージデザインの色違いバージョンが届いていた。をぉ、紫ときたか… ん〜 どの色にするか悩むなぁ(^^;)

 お、いよいよmicroSDも市場に出てきそう? 実は手元にTransFlashはあるんだけど、“microSD”のロゴが入ってないから、写真撮影用にmicroSDカードも買ってこないといかんか?
 いや実は、SanDiskで扱ってるカードに関しては、ここのページからかなり高解像度の写真ファイルをいつでもダウンロードできるので、編集屋としては非常に助かるんですよ。他にもバッファローにも同様のページがあるんで、とりあえず何がしかの製品写真が必要なときは、まずはこのあたりを探してくるのが定石となっております(汗)

●12月10日
 起きてTVを付けると… この件のCM、バンバン流れてますね…松下も大変だ。…ってか、他にも“この商品を探しています”っという製品がいくつか…(松下グループ全体だからいろんな製品が…)
 そしてニュースを見ると… お、そっか、今日はXbox360の発売日か。さっそく詳細をTI系Newsサイトを見ると、局所的には結構な行列が発生したみたいですが、全体的には…??(汗) で、新ハードウェアの発売日とくれば、恒例となった分解大会ですな… ん? この写真真ん中より少し上あたりにあるチップコンデンザ、壊れてない?? バラす時にどっかにぶつけてつぶしてしまった?? それともはじめから…??(記事中に「分解途中にぶつけてしまった」とかいう記述もないし…(^^;)) …っは! これが不良率3%のクオリティ!?

●12月11日
 そろそろ例のインターフェースにケリつけないと、例のキットのリリースに間に合わないぜよ… ってことで、今日は集中して作業することに…
 実は例のインターフェースを実験してたのはこっちのキットなんですが、最終的にはコレで動かすのが目標なので、今日は設計したHDLソースの移植作業を。
 別にHDLなんだから簡単だろ… っと思うでしょうが、現状のISE WebPACKはロジコアが使えないので、MegaWizardで生成したRAMモジュール部分は、プリミティブモジュールを手作業で繋げるお手製RAMモジュールに置き換えなきゃならないとか、A社の合成ツールでは通った記述が、X社の合成ツールでは通らないパターンがあったりするんで、何気に大変っす。で、X社デバイス向けに修正中に、潜在的なバグを発見してA社デバイス向けのほうの設計もあわてて修正したり(をぃ)
 で、このインターフェース、ディスクリプタデータを保持するためにROMが必要なんだけど、実際にはROMぢゃなくて、初期値付きのRAMを設定して使います。なもんで、UCFファイルにブロックRAMの初期値を定義するわけですが… あれってビッグエンディアンで並べないと意図した順番に格納されない… けど、手作業で並べ直してると気が狂いそうになる(笑)ので、昔作ったツールを引っ張り出してきて、ディスクリプタを定義したバイナリファイルを、UCFファイルに記述する形式でコンソールに表示して、それをリダイレクトしてテキストファイルに変換。で、実際に組み込むモジュール名の名前でUCFファイル中にコピペすれば、あっと今に初期値付きメモリの完成っと。
 で、全体を配置配線してビットストリームを作ってダウンロードして、ケーブルを接続! HDDがごりごりいって、新しいデバイスを発見した模様です… あれれ? 「不明なデバイス」だってよ(滝汗) どっか間違ってる?? ん〜 さて、どっからデバッグしてくかな…(滝涙)

 い、1kW電源が必要なマシンって、いったい…

●12月12日
 さて、そろそろ次の特集原稿の催促メールをばら撒きはじめるか(笑)
  「そろそろ原稿できましたか?」
たぶん、速攻で返事をいただけた筆者さんからは、ちゃんと原稿が来るでしょう(汗) 返事がこない人は、あわてて書いてるところ??(^^;)

 おお! バージョンアップして再出荷だそうで… 今度こそ入手できるか!?

●12月13日
 今日は午後から編集会議。まだ年も越してないのに、次の編集号は2006年3月号だったり… 実はこの特集の種まき企画は私がして、実際の編集担当はもみさんにお願いするというパターンで。原稿催促メールは出しまくってるので、原稿は大丈夫かと…たぶん…(汗)
 で、編集会議の後は、DWM編集部と筆者Iさんの打ち合わせに同席して、私のほうからお願いしてる案件などの打ち合わせをねじ込む(^^;) この回路なんですが、このバススイッチって、何の目的で入れてます? 当初使う予定のフラッシュROMが低電圧版だった? で、デバイスの変更につぐ変更で、最終的にはフラッシュROMもCPU側のローカルバスも3.3VのLVTTLになっちゃったのに、間のバススイッチだけは残ったってこと?? ぢゃぁ〜取っちゃいません?? …とか、細かい注文をいろいろと…(すいませんです)

 夜、自宅に帰ってニュースを見ると… おぉ〜 ASIMOが走っとるでぇ〜 器用にワゴンを押してるでぇ〜 ってか、ぜったい中に人が入ってるだろ(爆)

●12月14日
 今日は終日、デバッグのタコ部屋で作業(笑)。接続すると「不明なデバイス」になってしまう問題を解決せねば!!
 まずは、コントロール転送でどんなデータが転送されているか… こんなときこそ新兵器投入!ってことで、パケットモニタをインストールしてダンプ… ありゃ? ベンダIDやプロダクトIDが全部ゼロだってよ… そりゃ不明なデバイスだわな(^^;) IN転送で出力してるデータが全部ゼロってことか?? ってことはこのステートが… 大丈夫そうだな。ディスクリプタテーブルのアドレスは… これも大丈夫か。あとはRAMモジュールの接続部の… あ、あ、あ… すいません!私が悪ぅ〜ございました!(汗)
 気を取り直して再度テスト! おっしゃ〜!ちゃんとデバイスとして認識されました!! で、問題はこの次の、実際のユーザーデータの転送。ターゲット側にはまだCPUコアを入れてないので、とりあえずハードウェアだけで動作するDMA回路をテスト… ものの見事にハングアップしてます(笑) こっちもボチボチとデバッグしてくか…
 まずは、OUT転送のデータが正しくEP4のバッファRAMに入ってるかどうか、メモリダンプをとって見ると… なんじゃこの値は… ゴミが書かれてる? バッファRAMに書き込む寸前のデータをロジアナで観測すると… ちゃんと受信データはRAMのライトバスまで出てるな… なのに意図したデータが書き込まれていない?? 32ビット中4バイトとも同じデータになってるのが怪しいな… ん? この値ってオフセット+3バイト目のデータか? つまり、最後に書き込んだデータが4バイトにコピーされて上書きされてる? …あぁ〜! そうでした!! データバス幅は32ビットだけど、バイトイネーブルが無いんだった(T_T) ん〜 どうするか… ブロックRAMを無駄使いしたくないので、RAMモジュールのバス幅は32ビットのままで行きたいしな… オフセット+0/+1/+2のバイト位置のデータを保持するレジスタを定義して、オフセット+3を書き込むときに同時にそれらのレジスタを並べて32ビット幅にそろえて一気書きするか… でもこれだと、半端なバイト数しか受信しない場合、端数バイトのデータが書き込まれないか… あ、それなら、シリアルインターフェースエンジン部からはインクリメンタルなアドレスでしかアクセスしないわけだから、直前に書き込んだデータを保持してオフセット+1/+2/+3の書き込みの時はそれを並べて書き込み動作すれば、外からはバイト単位で書き込みしても大丈夫なハズ!
 で、さっそく実験… よっしゃ! OUT転送で送信したデータが、ちゃんと受信バッファに並んでまっせ。小細工回路が効いてる証拠だ。これでDMA回路も… よし!ちゃんと動いてるぞ。

 ん〜 NVIDIA、ULiを買収か… 本気でチップセット事業やる気なんだな… PC業界での影響力をより強めるには、GPUだけやってちゃあかんってか。

●12月15日
 2006年3月号の特集を企画したもそうなんですが、次の増刊TECH Iの編集担当も実は私だったり…(滝汗)
 ってことで、増刊用の原稿を整理していたら… あ、そうだった! ハードウェアの仕様を変更に伴って、ドライバだけ新ハードに対応版を用意してもらった… ところまでで、そのバージョンのドライバの解説原稿はまだ書いてもらってなかったんだっけ!! ってことで、速攻で筆者のYさんにメールで依頼… いや、基本的にはリストの差し替えと説明の一部の加筆変更程度なので、Yさんなら速攻で書いてくれますよ(^^;)
 夜、隣の編集部のT前編集長の机を見たら、コレを使った製作記事らしき原稿があったので、ちょっと読ませてもらう…(を!) どっひゃぁ〜 これ、ホントにトラ技に載せるの? いやぁ〜 技術的難易度高すぎぢゃないっすか? この原稿の筆者さん、DWMでもうちでも原稿を書いていただいたことのある常連筆者さんで、この基板を使った事例なのでトラ技掲載ってことなんでしょうが… ネタが高度すぎますよ(汗)

●12月16日
 今日は午前中に関西方面から東京での会議に出席のため上京された筆者さんと打ち合わせ。はじめまして。で、さっそく本題。やはりNDAの壁は厚いか… あと、例の学習キットに興味をもっていただいたらしく、完成したら御協力をいただけることに!! はやくオプションCPUカードも完成させないとな…
 そんなこんなで、今日も終電間際まで仕事。さて、帰るか… 帰宅途中ターミナル駅で電車を乗り換えて、電車が発車直後、懐でぶるぶるいう音が。あ、なんか携帯鳴ってるけど、電車の中なので後にしよう…
 で、自宅最寄り駅に降りてから携帯を見ると… な、なんじゃこの相手の番号は!? 普段見慣れた携帯の番号より2桁も多い電話番号が並んでるし!! 留守番電話に録音されているようなので、おそるおそる聞いてみると… なんだ、筆者のYさんぢゃないですか…(昨日メールでお願いしていた件だな) そうか、海外からIP電話でかけると、相手先の番号はあんな風になるんだ…(汗)

 おっと、先日のASIMOに対向して、こっちは積み木並べか。手首部分に2軸追加されたり、カメラの視野が広がったり、地味にバージョンアップしてるらしいが… S社のロボット事業は、どうなる??

●12月17日
 昼まで充電中…(^^;) ありゃ、またYさんから携帯に電話いただいてたみたい… 自宅で会社メールを確認すると「とりあえず寝ます」というメールが。そのほかに特集原稿やら例の学習キットに関連するメールも届いていたので、出社してからメールの返事書き。
 まずは特集原稿の添付ファイルを確認して、ざっと目を通す… 希望通りの原稿なので基本的にはOK! あとは図や写真が揃っているかどうか確認して、催促メールも出しておく。
 次、学習キットの件… あれ? あのメールって自宅メールにだけ送信されてたのか? 会社メールには入ってないな…ってことで、「なんかメール来てましたが…」と筆者のIさんにメールすると、さっそく会社の電話が鳴る。いま秋葉原にいらしてるとかで、外から電話。え?バススイッチが怪しい?? ん〜 ちょっと解せない症状ですね。CF拡張キットではとくに問題なくCFカードにアクセスできてたんですが… もう少し詳しい症状がわかったら、内容教えてください。

 クロックアッパer御用達って、SPD切り替え機能付きDIMMですか… どひゃ!シリアルROMが四つも付いてるし… たぶんこのスライド・スイッチでSDA信号を切り替えてるだけなんだろうな…

●12月18日
 今日は昼過ぎから、次の増刊TECH Iのメイン筆者さんと打ち合わせ。基本的には新規原稿は一部で、ほとんどの部分はこれまで月刊誌で執筆いただいた原稿をまとめることになるのですが… もうあまり時間もないので、原稿修正のほう大至急よろしくお願いします。
 打ち合わせの後は、特集の原稿の動作確認。いただいた原稿なんですが、どうにも腑に落ちない部分があって実機で検証中…(汗) ん〜 コマンドエラーが出るな… やっぱりマルチブロックリードには対応してないのかな… でも、最新の仕様に対応していると思われる1Gバイトのカードでもエラーが出るんだよなぁ〜 SPIモードで使うともっと古いバージョンにしか対応してないのかしらん??
 っというわけで、メモリカードの偉い人に質問メールを投げてみることに…

●12月19日
 やばいやばい。特集ヤバイ!? 個人的に今回の特集のメインとして考えていた章で、ちょっと問題発生!? ってことで、急遽筆者事務所に訪問して、作戦会議。時間的な問題であれば、なんとか時間作る方法もありますので…(ホントにあるのか?(汗))
 夜…お! 別の章の原稿の後送の写真や図が着々とメールで届いているようで。明日速攻で作業するんで、今日は帰ります(根性なし!)

 もう春モデルなの? 来年はWindows Vistaが控えてるから、春モデルを前倒ししてきた??

●12月20日
 着々と??原稿が届いているので?? そろそろ届いた原稿から赤入れして送稿せねば!!
 まずは担当連載分を本日送原稿… あ、図面がもう一つあった(^^;) 次特集… あたまの章はこれで形になるかな? 後の章は… ん〜 まだ図表が足りんな…

 帰りの電車の中で、携帯で電話をかける中年女性…自宅?に電話してビデオテープを探させているようだ…
  「T-180って書いてるテープがあるはずなのよ」
TDKとかマクセルとか、メーカは覚えてないのかね
  「TVの隣のビデオテープの山の中にあるでしょ」
電話の相手は娘か?
  「わかんなかったらパパ呼んで来て探してもらって」
いずれにせよ、よくわかってない人が相手らしい…
  「帰ったらすぐ始まるから、巻き戻しておいて欲しいのよ」
たしかに、T-180の巻き戻しは時間がかかるな
  「2時間以上やるからT-120じゃダメなの」
3倍モードぢゃダメっすか?保存用か?
  「だからT-180って書いてるテープなの!」
おばちゃんおばちゃん、DVD/HDDレコーダ買いな(笑)

●12月21日
 ん〜 特集はもみさんにお願いして、こちらは増刊に注力するつもりが… 特集のほうも難儀しててなかなか増刊編集作業に手が付けられないっす… すま!(み)さんに増刊赤入れのヘルプ!

 Interface2005年10月号別冊付録で取り上げた32ビットCardBus対応CFアダプタのドライバがバージョンアップ? ん〜 特定のCFカードでパフォーマンスが出るようなチューニングって、アリなのかな?? サンディスクのCFカード持ってないからいいや(^^;)

●12月22日
 ん〜 ホントは残りの章を今日中に送稿したいんですが… 原稿が…(^^;) 明日の昼までにわ…(もうしわけない)

 をぃをぃ、もう壊しちゃったんかい… 手に入らなくて地団駄踏んでる人からみれば「なんてもったいなひ」という声が聞こえてきそうな… iPod nano並に実は壊れやすいとかいう問題??(nanoは傷が付きやすいんだっけか?)

●12月23日
 遅れていた章の筆者から最終版の原稿が届くも… ん〜 ボツ(を!) …にしちゃうとページに空きができてしまうので、再度加筆修正をごり押し(汗) 日曜日夜までにお願いしますよ!!
 そうそう、増刊の筆者からも、日付が変わる頃に突貫工事で執筆してもらった原稿が、そして昼過ぎにプログラムの修正版が届いてましたよ。プログラムのほうは、参考にしていたデータシートが間違ってたそうで、最新のデータシートのレジスタアドレスにしたら動いたとか… もしかして、最初に参考にしてたデータシートって、私が送ったPDFだったいりします?(滝汗)

●12月24日
 会社の人から頼まれごと(CDをMDにダビング)を片付けねば… 本当ならすぐにできることなんだけど、デスクトップVAIO君のHDDがクラッシュして、MDをUSBで繋いでコピーするツールをインストールしたマシンが無くて、そのまま先延ばししてたのでした… たまたま(?)テストマシンを用意できたので、とりあえずそっちにツールをインストールし直して、ダビング環境を整えて、作業開始。
 …えぇ〜と、どうやって使うんだっけな(忘れてる) このソフト、CDから直接MDへのダビングはできないみたいだな… いったんHDDに吸い上げてから、MDに転送… しかし、よくよく見るとモードがATRAC3のLP2になってるし! いやいや、普通のATRACがいいですけど… CD→MDはないけど、CD→HDD&MDはあるんじゃん。しかもMDに対しては標準/LP2/LP4が選択できるし。これこれ、この機能を使って、CDは一括ダビングっと。
 しばらくほったらかし。そろそろ終わったかな?と思って戻ってきてみると… ハングアップしてるし(涙) とりあえず1曲単位でファイナライズ?してるみたいで、強制終了しても、転送が正常終了した曲はMDに入ってましたが… げ! トラック10の次にトラック15の曲が入ってるぢゃん!! たしかに、ツールの画面とかステータス見てると、HDDへの転送がメインで、MDへの転送はバックグラウンドで別プログラムが起動してる感じだったが… バックグラウンド側がメインの処理を追い越しておかしくなった?(んなアホな)
 この状態で転送されなかったトラック11や12を転送しても、MD上での曲順はトラック10→15→11→12になってしまうし、かといってMD上でトラックの順番を編集して、再生順はCDと同じ曲順に見せかけるのもサギだよなぁ〜(笑) ってことで、MD全体を消去して、4,5曲づつ転送することに。これでMD上の絶対位置も正しいトラック順になってるだろ…
 で、以上の作業をCD2枚分… 何気に一仕事になったな…

 なにぃ〜!? 例の謎のデュアルディスプレイ化アダプタがもう秋葉で出回ってるとな… だれか、人柱になって購入して原理を解説してやってください〜!?

●12月25日
 仕事せんとマズイっすよ!! ってことで、午後から出社してゴソゴソ… っと思ったら。4時過ぎになって清掃業者の方々がどかどか入ってくるし… あ、今日って定期清掃日でしたっけ? あわてて広げていた店をたたんで(^^;)、とりあえず続きが自宅でできそうな仕事を持って帰ることに。
 さて、自宅で続きを… あ、あの資料もってきてないぢゃん! げ! あのファイルがないぢゃん! あ、ACアダプタ会社置きっぱなしだよ!! 結局、持ち帰った資料やファイルや機材だけでは、続きができなかったとさ(涙)

 おっともう10時か… そういえば9時からNHKスペシャルで日本の半導体復活の話を録画していたはず(最近はリアルタイムで見ないで、HDDレコーダに録画してから倍速再生してるので)… なにぃ〜 頭5分に臨時ニュースがががが… こりゃお尻が5分切れるな。で、中身は東芝が舞台ですか。NAND型フラッシュに全力投球の裏には「Appleがいっぱい買ってくれるから…」というのはナイショの話nano?(←ここ、笑うところなんですケド! とか笑いを強制するコマーサルなCMもあったな)
 そして案の定、四日市工場への最新半導体製造装置の搬入シーンで切れちゃった… たしか2,3日後に再放送するハズだから、もっかい見るか。

●12月26日
 ごめんなさい、ごめんなさい! 粘りに粘って書き直してもらった最後の1章分、もう原稿は来ているので、あとは赤入れするだけなんで、もうちょっと時間を… で、そうこうしているうちに筆者さんの来社があったり(PCIボードは正しく垂直に差し込みましょうぉ〜(笑))、割り込みが次々と…(^^;) で、夕方までになんとか残りの章を入れて、とりあえずこれで2006年3月号のページは埋まったかな??

 ぜんぜん関係ないけど、一番下に掲載されている写真のネコがラブリー(笑)(←サーバー屋の作るPCはすわり心地が違いますか? たしかに、筐体のつくりはそこらの安物PCとは違うらしいが)

●12月27日
 さて、台割どうしましょうかね? 現状、1ページコラムが1本はみ出てるんですが(^^;) 特集でリストが多い章から、リストを少し削って1ページ捻出しますか… ってことで、2006年3月号の台割も確定ぇ〜い! ページ数も確定するので、目次やら何やら作り始めないと…

 なんか、ボロクソ言われてないかい??(^^;) あれ? でもこの人、予約までして買ったとか言ってたよね? Xbox派だからこその辛口?!

●12月28日
 さて、会社としての業務日は今日が最後。全社的にはいわゆる“はんどん”ってやつ? 他の部署は午後には早々に居なくなってたけど、うちはそうは行きません(涙) 少なくとも初校は全部返さないとまずし、いま出てる分の再校も読んでおかないとね…
 とりあえず、読むのは読んだし、みんな帰ったし、こっちもそろそろ帰るか… で、部屋に帰るとHDDレコーダが動いてる… プロジェクトX最終回スペシャル録ってるか。あとでゆっくり見よっと。

 リリースを見たとき「そこまでしてTVで見たいか?」と思った、例の製品使用記事が… へぇ〜 歪みがほとんどないのは偉いねぇ〜 その代わり、画面中央と周辺の明るさが… なんどでも言おう!「そこまでしてTVで見たいか!」(←最後が“!”になてってるのがポインツ)

●12月29日
 とりあえず(やることはいっぱいあるんですが^^;)年末年始で時間もできたので、いま編集中の特集に関連して、もう一度追試するか… 筆者から送られてきたサンプルソースをベースに、以前から個人的に煮え切らない思いで引きずっていたいくつかの疑問点をはっきりさせるために、某カードの詳細挙動確認テストを開始。
 傾向としては、やはり容量の大きな最近のカードは、ダミークロック入れなくても動くんだけど、4Mとか容量の少ない古いカードは、ダミークロックを入れないと動いてくれないね… とか言ってるそばから、1Gのカードでも同じ症状が出たり(んだよ…T_T) コマンドによってダミークロックが欲しいコマンドとそうでないのがある?? いや、そうでもなさそうな… どうも規則性がわからんな。
 /CDのアサート/ネゲートタイミング、コマンド実行後にDout端子が'L'レベルだったら…あたりで、何か必要な処理を見落としてるのかな??
 そしてもう一つ、マルチプルブロック系のコマンド。今回の特集ではもっとも基本的な使い方ってことで、シングルアクセス系のコマンドを使う事例しか紹介していないんだけど、やっぱりパフォーマンスを考えたらマルチプルブロック系のコマンドも抑えておかないとね…
 で、コマンドレスポンスで04hを返してくるのは、ハナっからマルチプルブロック系コマンドに対応してないからいいとして… コマンドレスポンスは00hを返してくるし、取得したセクタデータも連続したセクタのものが転送されてるっぽいカードは対応してるってことだろな。で問題は、STOPコマンドの発行…こっちも謎なレスポンス(7Fh)を返してくるカードが何枚かあるんだな… ん〜 こっちのコマンド出し方がまずいのかな?? STOPコマンドのときはダミークロック入れてないんだけどな… ってか、ロジアナで波形確認するかぎり、レスポンスに7Fhを返してくるカードはダミークロック入れても入れなくても同じだな…
 それと、これまではリードでしかテストしてなかったので、今日ははじめて、マルチプルブロック系のライトコマンドを発行してみることに… シングルライトの関数をコピペして、マルチライト用に改造… あれ? ダミーCRCを送った後、1ブロックごとにデータレスポンスとビジーが出るのかな? こういうときは、実機で確認あるのみ! ってことで、最初のセクタデータとダミーCRCを2バイト分送信し終えたところにブレークポイントを設定して、ロジアナをトリガ待ちにして、ダミークロックを数バイト分送信すると… ほうほう。カードから05hが返ってきて、その後'L'レベルになるのね…ってことは、たぶんこれがBUSYだね。
 ってことで、カードが劣化するからあまり何度も書き込みテストはしたくないけど(笑)、マルチプルブロック系のライトコマンドで書き込みテスト。さすがに読み出しでエラー出さないカードは、書き込みでもエラー出さないな(当たりまへ!) ぢゃこっちのカードは… なにぃ〜 おまえさっきリードでエラー出たやつぢゃん。なんでライトはエラーぢゃないの? わっかんねぇ〜な(滝汗)

●12月30
 ちょっと秋葉に買出しに行こうかと思っていたんですが、昼過ぎまでウダウダしてたら(^^;)あっという間に夕方に… それでも約束の打ち合わせには顔を出した後、すっかり夜になってから会社でゴソゴソと仕事。
 まずは、メールの返事を書いたり、昨日のテスト結果をカードに詳しい筆者さんにメールしたり、原稿をお願いしている筆者さんには、“年明けには原稿くださいね”と原稿催促今年最後の御挨拶メールの送信など…
 で、日付も変わろうかというタイミングで、増刊某筆者からメール。ん〜 21140で動いて21142は動かずか… レジスタ80h以降は互換チップで拡張したレジスタなのかな… いずれにせよ、やっぱ本家のことを知ってる人を捕まえないことには、このあたりの話はできないか… その本家を知ってる人を探がしては居るんですが、なにせ半導体部門が買収されたり、会社本体も2度も吸収合併があったりで、やめちゃったりした人も多かったらしいからな〜

CFを4枚パラってIDEか… パフォーマンスを出すには4枚とも同じCFぢゃないとダメってのはしかたがないか… パフォーマンスは出なくてもばらばらなカードでも一応使えるモード(LBAをそのまま連結してアクセスするだけ)もあると良かったかも!?

●12月31
 ん〜 昨日いけなかったので、今日秋葉に行こうかと思ったんですが… Webで検索してみたところ、今日から休みなところが結構あるな…(千石も休みか…) しゃぁ〜ない、来年4日までお預けだな…
 っということで、今年最後の日も会社でゴソゴソと雑用お片づけ… っは!と気が付くと、1時間くらい意識が飛んでたり… だめだ、頭働いてないな… こういうときは、あんまり考えないでもいい作業を… ってことで、次の増刊号で使う流用分の記事のコピーとか、図面番号のリナンバーとかを黙々と…
 あんまり進んでないけど、時間も時間なので、今年の会社での仕事はお開きということで、帰るか… 自宅でまた続きやりますが(涙) 除夜の鐘を聞きながら、赤入れもオツ?(なわけない)

●2005年11月に戻るのだ

●2006年 1月を読むのだ


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