(M)のドタバタ編集記 2008年3月号(?)


●3月1日
 今日は自宅でBLANCA関連で作業中。先日筆者さんにアップしてもらった設計データをダウンロードして動作確認を… 一部のコントローラがバージョンが古いままだったので、作成したプロジェクトからHDLソースを最新版に差し替えて、こちらの手元でFPGAのbitファイルを再合成。そしてCPUを起動して、巨大な非圧縮サウンドデータを20分かけてダウンロード(シリアル転送なので(汗)) そしてプログラムをダウンロードして(こっちは短いのですぐおわる)、いざプログラムGo! うむ、問題なく画面の3DCGもぐりぐり動いてるし、音も正常に鳴ってるぞ…
 …数時間経過… 大丈夫そうやね… っということで、一晩このまま耐久テストだな…

 「低コストがウリ」のハズなのに、初物だからやっぱり高い…(^^;) 名実ともにLTHタイプが安価になるのはいつの時点からか…

●3月2日
 朝起きて仕事場を覗くと… っほ。問題なく3DCGがグリグリ動いております。アンプの電源を入れてスピーカから音を出すと、ちゃんと曲も鳴ってます。今度こそ大丈夫だね。
 さて、今日は日曜日ですが、出社してごそごそやっております… まずは昨晩からの耐久テストの結果を筆者さんに報告。それと、オプションCPUカードの取説の件や、添付のモニタプログラムなどについて作者の筆者さんにもメールで確認… ん〜 あらかじめ書き込み済みにするモニタのエンディアン、どっちにしよう…(汗)

●3月3日
 今日はBLANCA関連で外回り… まずは知り合いの筆者さんから紹介された筆者候補のかたと、BLANCAを見せびらかしながら(笑)打ち合わせ。好感触??
 次は直接的にはBLANCAとは関連がないですが、うまく方向性が合えばプラットホームとしてBLANCAを使えるかな??と思って打ち合わせ。できるだけ自然に話しの流れがBLANCAに向くように振ってみたのですが… ちょっと規模が大きすぎで、あえなく却下(涙)

 噂の超低消費電力x86の正式名称はAtomだそうで…
 そして、1月のCESで展示されていたウィルコムの謎の試作機の正体がコレだそうで、搭載CPUがAtom、OSがVista… へ? Vistaぁ? ホントに動くのか?(^^;)

●3月4日
 今日は午後からネットワークがらみの筆者さんと、某基板企画の件で会社近所の喫茶店で打ち合わせ。で、同じ喫茶店に別の筆者さんも別件で打ち合わせに。実は今回の企画では、後からいらした筆者さん設計のベースボードを使って、ネットワーク系の筆者さんにアプリケーション事例の製作記事を執筆していただく予定でして…(^^;)
 打ち合わせから戻ると、その某企画の基板設計者さんから、コネクタの位置やピン配置についてメールでやり取り… あ、すいません。ピン番号の指示間違ってました、こっちの配置でお願いします(汗)

 maxell、 光メディアの自社生産終了ですか…ん〜 ブランドだけ残ってもなぁ〜(^^;)

●3月5日
 FRマイコンでとある応用事例をお願いしている筆者さんから、富士通の担当の人へ質問。データシートに明記されていない使い方なんですが、可能ですか? すると、いくつかの条件付きで「可能」との返事が。これについての資料もいくつか送っていただいたので、質問元の筆者さんへ転送。これでより面白い記事を筆者さんに書いていただければ… 期待してますよぉ〜
 そしてもう一つ、すでに水面下で動いている某企画の件。こちらも回路設計者さんと基板設計者さんとで綿密なやりとりが… 試作基板を起こすのはもうすぐか??

 取り上げられたコーナが“やじうまPC Watch”というあたりイカモノ扱いされている足用マウス(^^;) ん〜 フットボタンだけにして、マクロ機能でキーボード入力を補助するようなデバイスにすれば使い物になるのでわ… って、それぢゃ“笑い”が取れないか(笑いを取るための製品なのか!?)

●3月6日
 すでに自社広告などで告知しているように、Interface2008年5月号はFRマイコン基板が付属します。本日、FRマイコン基板の製造工場から本誌の製本工場に向けて、最終便が無事に出荷された模様です。輸送事故や製本時に問題がなければ、今月末には無事に発売を迎えられそうです… で、本誌特集編集作業ももう一息です!!(^^;)

 オリンピック商戦に向けて、まずは松下から怒涛の新製品発表が。「パワーアスリート画質」って高画質のイメージかぁ?(^^;) オリンピックイヤーでしか使えないコピーだな… VIERAの主力はプラズマだしなぁ〜 ってことで、あまり眼中になかったのですが、製品ラインナップをよく見ると32V型液晶で倍速リフレッシュ(もちろんフルハイビジョン!)のLZ85シリーズなんてのがあるではないですか! むむむ!! 急に注目度がアップしたり…(汗)

●3月7日
 本誌5月号の編集作業がだいたい片付いたので、次はTECH Iに注力せねば… 第1部は基本的に流用とはいえ、かなりの図表が追加になったので、図表の整理が大変… なにせ図面番号が3桁()ってるもので…(汗)
 夕方はいつもの筆者さん来社。DWM編集部からの記事執筆依頼で編集担当者と打ち合わせだそうで。むやみやたらと引き受けないでくださいね。こちらがお願いしている件を先に…(汗)

 をぃをぃ、USB 3.0自体の規格がまだ固まってないのに、ExpressCard 2.0でUSB3.0採用っていいのかよ。まぁ〜CardBusやExpressCardは、カードの物理的寸法やピン配置だけ決めて、電気的信号は他のバス規格をそのままもってくるのがいつものやり方だからな(^^;)

●3月8日
 実はある筆者さんと、FRマイコン基板を拡張ベースボードに載せようと奮闘中です。すでにいろいろなところでこのCPUの仕様が語られていますが、今回のFRマイコン基板に搭載のCPUには外部バスがありません。そこで、とっても力技な方法でベースボードと繋ぐ予定です… こうご期待!?
 そうそう、筆者さんから送られてきた最新版のサンプル、どうも割り込みまわりが動いてないっぽいんですが… とりあえず、外部割り込み信号に“L”レベルの信号が入力されていることはロジックチェッカで確認できたので、外から割り込みは入ってるようですが… まだどこかFRマイコンの外部割り込みコントローラの設定を忘れてるところがある?? マニュアルが日本語で書いてあるCPUくらい、自分で読んでみるか…(汗)

 コレのminiITX、またはmicroATX版作ってくれないかな… 展示用にBLANCAを収めるのによさげ…(^^;)

●3月9日
 実は先日、最近購入したExpressCard - PCカード変換アダプタを、ExpressCardスロット搭載のノートパソコンを持っている人に貸し出して、実際にCardBusカードや16ビットPCカードを差し込んで、どう認識されるかテストしてもらった結果のメールが… ん〜 CardBusカードは認識するようだけど、16ビットPCカードを差し込んでも無反応か… やはり中身はPCI Express - PCIブリッジチップが乗ってるだけで、16ビットPCカードは非対応なのかナ…

●3月10日
 今日は昼過ぎに神谷町の某社で打ち合わせ。すいません、こんな声で。風邪ぎみでノドがおかしくて… TECH Iの件でいろいろと…
 その後、秋葉原に移動して、いくつか試作で使う部品をみつくろい… その後、秋葉の某社で、本誌発売前の最終打ち合わせを。部品は互換品/相当品にも変更できるよう、注意書きを入れてあるので、納期や入手製を考慮して適に切り替えても問題ないと思います。このあたりの部品も、詳細な型名までは入れていないので、御社扱いの部品の中から選んでいただければと…

 インテルAtomプロセッサに関する解説… ん〜 AtomベースのSoCに集積される周辺コントローラって、具体的にどんなものになるんだろ… ビデオとかオーディオとかネットワークは統合されるだろうけど、もっとプリミティブな組み込み用周辺機能、たとえば外部からのクロックもカウントできるカウンタとか、PWM制御も可能なタイマコントローラとか、汎用A-D/D-Aコンバータとか… i860/960とかXScaleを作ってきた同社なので、組み込みのこともわかってるとは思うのですが、どうにもGHzオーダの86系CPUに、これらチマチマ(笑)した周辺コントローラがいっしょに集積されるイメージがわかない…(^^;)

●3月11日
 今日も昨日に引き続き、TECH Iの件で筆者さんと打ち合わせ。筆者校正でいろいろ相談があるとのことなので、筆者さんの事務所に伺って筆者校正作業中です… あとは、これとこの図を新しいBMPファイルに差し替えばOKですね。了解しました。修正箇所が多かったので一時はどうなるかと心配しましたが、なんとか収集が付いたかな…

●3月12日
 某基板企画で量産試作したCPUカードを関係各所に配布… したいところが、一部の追加部品の入手が遅れて延び延びになってましたが、やっと部品が入手できたのでCPUカードといっしょに送付開始。また、何人かの筆者さんにもCPUカードを先行して送っているので、担当編集者経由で筆者への発送お願いします。
 夕方、新横浜で某社の取材から帰りがてら巣鴨に寄られた筆者さん到着。今日の取材(?)どうでした? さて、次号の特集の件なんですが… 間に合いますかね? 時間ない?!(^^;)

 SONYのHDビデオカメラのレビュー記事 録画モード、HD-SPはいらないから、HD-FSとかいう名前で12Mbpsくらいのモードがあったほうがいいんぢゃない? まぁ〜120GバイトでHD-FHでも14時間撮れるんだから、モード細かくしなくてもいいぢゃんという説もあるが… さすがに1000万画にもなると、光学系も手抜きはできないねぇ〜

●3月13日
 風邪でノドが痛い&風邪の鼻水だか花粉症の鼻水だかよくわかんない状態なんですが、打ち合わせの約束をしているので行かねばなりません!! 今日は午後から横浜方面で、某社の人といっしょに某基板屋さん事務所で打ち合わせ。「このパターン、こっち側からこうぉ回りませんか?」「ここのGNDはここでベタにしないで、アナログ系とディジタル系を分けるように、ここに切り込みを入れてこのピンで1点アースのイメージで…」「あ、このピンには電流が流れるので、ここのパターンは太くしてください。」etc、さすが顔つき合わせての基板レイアウト設計の打ち合わせは話が早いな!

 BSアナログの放送終了日って、まだ決まってなかったんだ。まぁ〜地上アナログ放送と同時で問題ないんでない?
 さて、自宅のTVはどうしたものか… いまだにデジタル放送&ハイビジョン非対応家庭なので、草薙君に怒られっぱなしですよ。アレにしようか、コレにしようかと悩んでるうちに、2011年7月24日まで引っ張ってしまうかも!?(汗)

●3月14日
 今日は午前中に豊田駅前のいつもの喫茶店で打ち合わせ。9時半から打ち合わせ開始予定だと、自宅を8時半には出ないと… が、自宅を出るのが少し送れ、おまけに乗り継ぎで時間をロスして、10分ほど送れて到着。遅くなりまして申し訳ありません。それと、ちょっと風邪ぎみで重ね重ねすいません(^^;) で、実はお願いしたい案件というのはですね… で、今日はこんなボードをお持ちしたのですが… このプラットホーム上で作成していただけないかど…

 お、Transfer Jetの記事が出てますね… ちょっと興味があるので、うちとしても記事を取り上げたいなと考えているインターフェースではあるのですが… 一般的に無線通信は遠くに飛ばすことを志向するけど、あえて飛ばない方向で考えることによって、ポイント-ポイントの通信でプロトコルがシンプルになるってのは、なるほどだね。

●3月15日
 なかなか風邪が治らないので自宅近所の病院に行って、自宅養生…

 ト、トイレットペーパーが販促グッズって… 何cm(m?)巻き取れば解説が1週するんだろ(30mすべて違う文章だったり!?)

●3月16日
 今日は自宅で内職作業?? ステレオミニプラグのφ変換アダプタ2本の袋詰め作業を黙々と…(汗) 指紋が付かないように手袋をして、静電防止袋にアダプタ2本入れて、口を2回折り曲げて、ホチキスで止めて… あぁ〜 もう飽きたぁ(笑)

●3月17日
 今日は午後から某企画の件で、関係者一同弊社に集まってミーティング。今日は試作CPUカードの回路の最終調整など。回路設計の筆者さんを中心に、ハードウェアの筆者さん、ソフトウェアの筆者さんに集まっていただき、ハードウェア面とソフトウェア面の両方から細部の検討を… 残念ながら基板屋さんは出張の予定が入っていたため同席していただけませんでしたが、とりあえずPCBがらみに関しては先日横浜で顔つき合わせて打ち合わせしてきたので、問題はないかと…
 以上でOKですね! 今日の細部の変更を修正すれば、すぐに試作基板製造を開始できそうですね(^^;)

 ん〜 やっぱりメモリ専業だけでは食べていけないのか…

●3月18日
 相変わらず体調不調ですが、今日もいくつか打ち合わせの予定があるので、這うようにして外出(涙) 打ち合わせの後、直帰したかったのですが、夕方には巣鴨で打ち合わせがあるので、会社に戻ると… おっと、もういらしてました。遅くなりましてすいません。近所の喫茶店で某企画のためのクロックについて打ち合わせ。試作基板が完成したら、1台お送りします。よろしくお願いいたします。

 おぉ〜 三菱もいよいよBDレコーダで参戦ですか。三菱というとHV-F11とかHV-S11とか、VHSの名機と呼ばれるデッキを所有してましたが(いまも自宅にHV-S11があるけど、故障中(^^;)) BDレコーダであの頃の勢いを取り戻せるか??

●3月19日
 TECH Iの筆者校正で不明点があったので、筆者さんのところにうかがって緊急確認作業。ついで??に、サンプルプログラムが実際に動作しているところも見せていただくことに。最初、ブートローダ周りのバージョンが合ってなくて(その時点では開発バージョンを起動)、ダウンロードしたサンプルがぜんぜん動かなかったのですが、バージョンをリリース版に戻したら正常動作。おかげで、開発バージョンに以前のバージョンと互換性のない部分が発覚。筆者さんからは「バグを見つけてくれてありがとう」とのことでしたが…(汗)

●3月20日
 今日は祝日&相変わらず体調不良ですが… いろいろ仕事が溜まっているので、なんとか出社して雑用処理…
 今日の作業は、ひたすらCPLDとフラッシュの書き換え作業を黙々と… 1台書き換えるのに10分弱かかるから、100台に換算すると… 何も考えずに無心で作業しよう(笑)

●3月21日〜
 う〜ダメだ…休みますぅ…

●3月25日
 なんとか復活!? レッドゾーンぶち切ってしまった仕事が山のように(大滝汗) まずはメールの返事書きから…(汗)
 さて、ついに基板付属企画第3弾、Interface2008年5月号が発売されました! 今度のCPUは富士通のFRマイコンです!! …え? 聞いたことない?(コラコラ) いや、まぁ〜 今度のCPUはUSBホスト&ターゲットの両方で使え、さらにOSDによる画面表示も可能!!! っということで、今回はアプリケーション事例で攻めます!!!!
とはいえ、正直USBホストはプロトコルスタックが大変だよなぁ〜

 ONKYOのAVアンプは、AQUOS/VIERA/REGZAとリンクできるようですが、さすがにBRAVIAとは連携保証できなかった? ライバル製品がいっぱいあるSONYとは、そりゃ無理か…

●3月26日
 午後、先週より別件の仕事で来日された筆者さん来社。今回の来日の本来の仕事は、無事終わりそうですか?(^^;) で、今日は近々改定予定の某基板の動作確認のための来社とか。さっそく一つ上の階のDWM編集部で担当者と協議中。そうこうしているうちに、その基板の設計製造をお願いした板屋さんも到着。FPGA設計ツールの設定をいじって信号ドライブモードを変えたり、ピン配置を変更してみたり、難儀しているもよう… で、肝心のその基板の回路設計者の筆者さんは呼んでないの?? ってことで、大崎で某社と打ち合わせ中のところ、打ち合わせを切り上げて巣鴨まで来ていただくことに(^^;) しばらく5Fで協議が続いたようですが… 結局、対策はどうすることに??
 打ち合わせから戻ってメールをチェックすると… ぎょぎょぎょ! さっそく筆者さんに連絡。急ですが、明日うかがってもよろしいですか?(汗)

 百花繚乱状態のビデオカメラのおさらい記事 撮像素子に関してはCMOS派とCCD派、記録メディアに関してはHDD派と光ディスク派と半導体メモリ派、しかも半導体メモリ派は固定内蔵派とリムーバブルカード派… ややこしいな…

●3月27日
 今日は急遽発生した??不具合修正打ち合わせのため新横浜まで。11時過ぎには現地到着の予定が、準備がずるずると遅れてます。巣鴨を出る寸前に、気になった部分を設計変更したbitファイルを打ち合わせ先に筆者さんにメールしてから出発。
 新横浜現地に到着後、まずは不具合の症状の確認… ん〜 たしかにハングアップしますね。さきほど送ったbitファイルではテストしていただけましたか? …こちらも症状は変わらずか… 来る途中、電車の中で考えていたのですが、PCIバスアービトレーション関連で他にもいくつか懸念事項があるので、ちょっと修正してみましょうか… っと、持参したノートパソコンを起動して、ソースを一部修正。そして論理合成開始… すいません、このノートパソコンとっても遅いので、あと30分以上かかると思います(汗)
 ちょうど時間も時間なので、お昼をご一緒に。昼食から戻ると論理合成終わってました。さっそくダウンロードしてテストプログラムを走らせるも… やっぱりダメ。ん〜 あと思い当たるフシは… ちょっといったんボード持ち帰って詳細調べさせてもらっていいでしょうか…
 あ、そういえば、新横浜の駅ビルが完成してビックカメラが入ったんだっけ… ちょっとだけ寄り道… うむ、以前の新幹線高架下のときよりだいぶ広くなってますね。いやしかし、オープンしたばっかりということもあって、どこも人人人! 少し回ってすぐに退散してきました(^^;)
 会社に戻って本誌6月号の特集原稿の編集を… ん〜 この説明は混乱を招きそうだな… 今回のFRマイコン、外部バスは無いにもかかわらず、ハードウェアマニュアルには「外部バスインターフェース」という章があったり、USBホストコントローラの解説の章には「PCIバス」が搭載されているとの記述あったり… でも、CPUの外にはローカルバスもPCIバスもいっさい出ていないという謎?なCPU… ちょっとこのあたりの説明をすっきりさせるコラムかAppendixが欲しいな… ってことで、富士通の筆者さんにごり押しして執筆していただくことに(汗)

 どうせ買えないけど、気になるレビュー記事 やっぱ倍速リフレッシュは効果絶大か… プロジェクタはもう少し待ったほうがいいな(^^;)

●3月28日
 おっと! 昨日お願いしたAppendixの原稿、即効で書いていただいたようで…ありがとうございます。この説明があれば、外部バス周りの設定の意味がわかりやすくなるかな…
 さて、今日の夕方はちょっと忙しいかも?? まずは、来日中の筆者さんに、某ARM用のgdbスタブの件でデバッグ作業を… っと思ったのですが、ターゲットのボードがうまく動かない… なんかSRAMが見えてないっぽいですね… すいません。CPLDのバージョンが違ってるかもしれないので、出直してきます!(汗)
 そしてちょうど入れ替わりのように、いつもの筆者さんらが来社。実は某FPGA評価ボードでちょっと問題が発生してまして、それのデバッグ対策協議を… 一見正常動作しているものも、クロックラインをオシロのプローブでつつくと動作不安定になるし(涙) このクロックラインに付いてるコンデンサ、外してみます? …うん、いいんぢゃない?? ちょっとこれで様子を見ましょうか…

 LTHタイプ BD-Rの話が出てますね… 信号の変化点で見るなら極性が逆であっても原理上は問題はない…とはいえ、やっぱり安定性を高めるためには現物に合わせこんで調整するだろうから、LTHタイプが存在しなかった当初のドライブに、LTHの板を読み書きしろって言っても、そりゃ無理だわな。ま、PS3も対応したみたいだし、今後出てくるドライブは当然対応するだろうから、LTHかそうでないかを意識する必要があるのは、いまのうちダケぢゃない?

●3月29日
 今日は午後から来日の筆者さんと、昨日デバッグしきれなかった某ARMデバイスのデバッグ作業を…
 昨日、SRAMが読み書きできなかったのは、CPLDの中身が古いバージョンでメモリマップが違ってました(汗) 今度はちゃんと正しいメモリマップでSRAMが読み書きできます! …まだ読めません? あ、外部バスを初期化したあとにUARTの初期化を呼んでます? UARTの初期化でGPIOの設定を上書きしてるとか…やっぱり(^^;) これで外部バス初期化済みgdbスタブは完成ですね。
 次、割り込みを使ったサンプルなんですが… ADuC7026の外部割り込みってHレベルのレベル割り込み固定だそうなので、CPLD内部の割り込みの論理を反転させておきました。これで、MMCカードの抜き差しで割り込みが出るはずなのですが… ロジックチェッカで外部割り込みピンの状態を見ると、非割り込み状態でLレベル、カードを抜き差しするとHレベルになってるので、この状態で外部割り込みが入ってるハズなんですが… お、プログラム動きました?
 もう一つ、割り込み禁止/許可の制御が可能なマクロ、または関数を用意していただきたいかと… ARMは、EI命令とかDI命令がなく、ステータスレジスタの特定のビットを操作する必要があるので、マクロでは書ききれないので関数でかまいませんよ。用意できました? よっしゃ、割り込み禁止状態にすると、MMCカードを抜き差ししても割り込み処理関数に飛んでいきませんね。
 ありがとうございます。この外部バスイネーブル版gdbスタブと割り込みサンプルプログラムをベースに、ほかにいくつかサンプルプログラムを移植してみます。

 個人的には初めっからこの構成のほうがよかったなぁ〜 スタンバイ5Vが欲しい場合は、ATX電源ケーブルの途中にSTB5Vの分岐ケーブルを挟めばすむわけだし… PCIバス版を持っている人には割り引き販売とかしてくれないかな(汗)

●3月30日
 さて、今日は昨日完成したばかりのARM用サンプルプログラムをベースに、割り込み周りのソースを流用して別のサンプルプログラムの移植作業。
 まずはpingパケット送受信テストプログラム… おぉ〜 ちゃんと受信割り込みが発生してパケットを受け取ってるぞ。さっそくWindows環境からpingを打… あれ? 応答がないぞ… パケットダンプモードにしてもう一度pingを… ん〜 たしかにARPパケットのハズなんだけど、なんでARM側はARPパケットだと判断しない?? ARMボード側からARPパケットを送ってみても… Windows側から何も返ってこないね…
 次、USBマウスエミュレーションプログラム… よし、こっちはぜんぜん問題なく動いてるぞ… しかし、トイレに行って戻ってきたら、ハングアップ状態になってました… なじぇ??
 ん〜 どちらももう少し症状を洗い出さないと、何か原因かよくわからんな…

●3月31日
 うわ、もう3月も末だぁ〜 TECH Iの表紙の準備がGガ!! 昨日送られてきた表示デザインのOKを編集長にもらい、書籍のタイトルを決めて、細部の文字の指定を表示デザイナさんに連絡。校正用にPDFを送ってもらい文字まわりの校正を明日までに回答します。午前中にOKを出しますので、昼過ぎには表紙データを送ってください!! もちろん表紙だけでなく、中身の校正作業もまだ何章か残ってたり(を!) 編集作業が遅れてる章の筆者校正の確認したり…etc
 おっと、本誌の校正作業ももも!!!

 本誌もTECH Iも忙しいハズなのに、なぜかARMのデバッグをしてたり(汗) pingパケット送受信プログラムなんですが、受信バッファに格納されたパケットを構造体で定義したヘッダ構造にしたがって参照している部分で、どうも見てる位置がズレてるっぽいんですよね… ARPパケットやIPパケットの開始位置はEtherパケットの先頭から14バイト目からのはずなのに、どうも16バイト目以降を見ているような…?? っは! これが構造体のパディング問題か!!


●2008年 2月に戻るのだ

●2008年 4月を読むのだ


(M)のページにもどる

Interfaceのページへワープする!