(M)のドタバタ編集記 1998年8月号(?)


●8月1日
 ついに8月に突入…そろそろ髪の毛の長さが限界に近づきつつあるので(笑)、ばっさり切ってきました。不精者なもんで、伸ばせるまで伸ばして一気に切るんですよ(^^;

●8月2日
 実はこの週末も某筆者宅に押し掛けてます(…もういい加減にしろよって^^;) 拡張ROM空間に本物の(?)ROMを入れて実験しているのですが…なんでSRAMでROMをエミュレーション!?すると動くのに、本物使うとダメなん??

●8月3日
 うぉ! JR巣鴨駅のホーム天井に取り付けられた電車時刻案内のLED表示板(正式名称はなんてゆ〜んだろ)…だいぶ前に取り付けられてからぜんぜん稼働する気配がなかったのですが、やっと動き始めたみたいですね。まぁ日中は数分間隔で走っているのでそれほど気にすることもないでしょうが、終電常連人としては必須アイテム!?かと…(^^;

●8月5日
 最寄り駅から自宅までの間に、妙に明るい街灯ができた…って、前からあったっけ?? あったような気もするが、こんなに明るくなかったような… ま、どうでもいいや(^^;

●8月6日
 う〜ん、やっぱVHDLを覚えようっと(^^;

●8月7日
 ふと社内を見回すと、あちこちでWindows98をインストールしている人が…お!気が付いたらInterface編集部内でまだ95使ってるの、私だけ!? 別にUSBがついているマシンでもないし、FAT32は嫌いだし、まぁ当分は95のままかなぁ…

●8月8日
 開発&記事執筆用に活用してもらおうと、ペンタ郎IIマシンを某筆者宅まで運ぶことに。会社の広告部管理の車が、最近新しいのに変わりまして…ホンダ ステップワゴンだそうです。キーを回した瞬間、いきなり視界左側に点灯する物体が…うぉ、これは液晶ディスプレイ…カーナビがついている!! いやぁ〜しかし、エンジンかけていざ出発しようとして、サイドブレーキの解除方法がわかんなくて(笑)焦りましたが(^^;)
 キズ第1号の栄誉!?はもらいたくないので、安全運転を心がけ…。都内の道は知らないんですが(をぃをぃ)、カーナビのおかげ(?)でなんとか無事筆者宅到着。

●8月9日
 結局週末、4週連続でを筆者缶詰に(ひ〜極悪編集者!?) 完成にかなり近づいているハズなんですが、どうもうまく動かない部分が…う〜ん…
 それともう一件、PCIデバッグ支援ツールの外部コントロール部分をインプリメント。パラレルポートから制御ビットをシリアルでダウンロードするんですが、そのソフトウェアを書くことに。ひさびさに8086のアセンブラ書いた気がする…やっぱしレジスタの本数が少ないよなぁ(^^;)

●8月10日
 やっぱりまだ動きません。う〜ん、なんで動かへんのぉ? しょ〜がない、ここは一つ、最近かじりはじめたVHDLでやってみるか… っということで、Accolade PeakSuite 期間限定評価プログラムをダウンロードし、うちのEDAツール担当者を捕まえて根掘り葉掘り使い方を聞きだし、しょ〜もないロジック回路をVHDLで書く…signal? variable? "1"か"0"しかないハズなのに型変換しないと代入できへんのんかぁ〜VHDLは厳しいなぁ(^^;)
 とりあえずツールを動かせるようになったので、早速本題!?を… 実はうちでVHDLを知ってるHT氏に、シーケンサの動作を説明してそれに沿ってVHDLで書いてもらったソースがあるので、これをベースにあれこれ手を加える…う〜ん…論理合成が終わらん…(^^; やっと終わったと思って配置配線すると…これまた1時間くらいfitterで考え込んでるしぃ(^^;) んで、出てきた回路は思うように動かず…(そんなもんさ)

●8月11日
 (結局すったもんだで帰れなかった…!?) そっか、ここでシーケンサが止まるか〜じゃここをこうして…合成開始…よっしゃ、論理合成通った。次は配置配線ねぇ〜 …ん!? なんかエラーが出てるぞ…あれ? げげ! ライセンスコードが切れた。そうかぁ、10日までだったっけ… うぉ〜ちゃんと日付見てるんだ(^^;

●8月12日
 初めてVHDLで書いた割には、ちゃんと動くぢゃないですか(^^;) 少しずつ機能を追加しています。んで、次は割り込み制御回路。基本的な動作が問題ないことを確認して、実際にINTA#を出力したら…いきなりマシンが再起動(をぃをぃ) 割り込み信号のドライブの仕方に問題あるかなぁ〜といろいろやっていたのですが…。結局、サンプルの割り込み制御プログラムの仕様が違ったみたいで、そのソフトにハードを合わせたらちゃんと動きました。そうか、割り込みステータスレジスタに“書き込み動作”しただけで割り込み要求クリアするようにしてたんだっけ…この仕様、自分で決めたのに忘れてました(^^;

●8月13日
 おかしい…パリティジェネレータ入れたら、MAX+plusIIがひたすら考え込んでいる…2,3時間ほっといたものの、一向に進展している兆し無し。EDAツールサポート担当のHT氏に話をすると、デフォルトでMAX9000用にオプティマイズするモードになっていると思うので、そのチェックボタンをハズしてみたら?とのアドバイスに従い設定変更したら、ものの1,2分で終了…んなアホな… オプティマイズって何やってんねん! 36ビットの排他的論理和ってそんなに大変!?

●8月14日
 おお! ついに悲願の新オブジェクトブラウザが完成しました!! さっそく次の InterGiga No.12 で実戦投入。これでちょっとした図面なら同じウィンドウ内に表示できるし、スクロールしてもちらつかないし(これは大きなポイントでしょう〜^^;)。より快適に使える…ハズです!! いやまぁ全部HTML形式にしてしまえば、WWWブラウザで一発なんですが、IEやネスケって、重いのがいやで…

●8月15日
 スーパーキャパシタでバックアップ可能な2MバイトPCI SRAMボードを試作。あ゛〜!! 四つ買った4MビットSRAM CXK584000(SONYもSRAM作ってるんですね)…3個が70LLで、1個だけ70Lだ!! T-ZONEの兄ちゃん間違ったな(ちゃんと確認しないこっちも悪いが)。ISBが2倍も違ったらバッテリの持ちが…(って、もともと消費電流小さいんだから大した違いぢゃないけど^^;)
 う〜ん、ちょっと失敗かな。SRAMそのものはSOPを使ったんですが、ドーターボード形式にしたのと、山盛りの配線(^^;)で高さが取られて、となりのスロットに接触してしまうなぁ〜 ま、試作だからいいっか(^^;
 さて、電源切ってもちゃんと覚えていてくれるかなぁ〜?

●8月16日
 一晩置いておいたSRAMボード、ちゃぁ〜んと中身を覚えてくれていました! さすが1F(μではなひ)の容量。何日持つかはあとで実験してみよう。
 PCIメモリボード試作第2段は2MバイトフラッシュROM搭載のボード。これでシステムやアプリをROM化して、FDやHDDなしで起動する組み込みPC/ATボードが実現できます。
 とりあえずフラッシュROMは初めて使うので、仮配線して書き込み消去の実験をすることに…2Mバイトのメモリボードとなると、当然ハイメモリ領域にマッピングされてしまうので、私が書けるただの16ビットDOSアプリでは手が出ません…(T_T) そこで、フラッシュの書き換えシーケンスをハードウェアで制御して書き換え/消去するという暴挙に!! VHDLのプロが見たら笑っちゃうようなソースだな(^^;) ま、今は動けばいいから気にしない! しかし…う〜ん、フラッシュが書き変わってくれないなぁ…

●8月17日
 アドレスバスの配線間違いに気づくのに2時間。使用したフラッシュが16ビット幅でかつアドレスがA0から始まることで、PCIバスからみたアドレスとずれることに気が付くのに2時間(^^;) なんとかハードウェアによる書き換えに成功。しかしまぁ〜やはりフラッシュの書き換えはCPUによる制御が必要ですねぇ(^^;)
 とりあえず、何も書き換えできないんぢゃつまらないので、動作確認のためのセクタ消去と書き換えのコマンドシーケンスをハードウェアでサポートする領域と、そうでない領域の二つのメモリ領域でフラッシュが見えるようにして、フラッシュROMディスクの開発をお願いする筆者のところに持っていこう。

●8月18日
 いかん…もうそろそろInterGiga No.12の制作を始めないと…PCIばっかりやってる場合ぢゃないですな(^^;

●8月19日
 さてと、まず、中途半端な状態で開発が止まってるメニューシステムを、環境変数管理/外部プログラム起動制御システム“CDSystem”完全対応に置き換えていかないとな…さしあたりメニュー本体と、フォト/画像ビューワを手直し。それと、起動シーケンスを見直してもっと汎用性のある構造に変えましょう…
 …う〜ん、しばらくソースを見てないと、自分で組んだプログラムなのに、なにやってんかわからん(笑)

●8月20日
 結局、メニューシステムの起動およびCDSystemの初期化を司るSTARTUP.EXE…全面改定してるし…オープニングAVI再生のMCIコマンド制御部分以外は、全面コード書き換え。
 通常起動のほかにCD-ROM自動起動、タイニーメニュー、HTMLメニュー、そしてInterGiga No.11 にあったような特別メニュー起動にも対応。あ、あくまでもシステム的に対応可能ということであって、InterGiga No.12 にこれらのメニューが全部装備されるわけではありません、あしからず(^^;)

●8月21日
 CD-ROMメニューシステム ん〜なんかNT上での動作がだ…新オブジェクトブラウザからCDSystemを使って外部プログラムを呼び出している部分が異様に遅い… と、OBViewerとCDSystemの開発者にバグ報告。しばらくすると…ぬあにぃ〜! CDSystemに重大なバグが発覚ぅ!? う〜ん…ここまで各プログラム組んでおいて、今更CDSystem使うなっつ〜わけにわ…ということで、なんとかせぇ〜い⇒(開発者K氏)
 なに? 今度はTinyViewerが起動しない?! TINYVIEW.EXE から STARTUP.EXE はちゃんと呼ばれてるなぁ〜 ん?? あ゛…すま…私のVBプログラムが間違ってました(^^;

●8月22日
 ただいま充電中…

●8月23日
 展示会取材ビデオの編集をせねば…と、いつものように使えそうなシーンをビデオキャプチャして、いざPremiereを起動する…うぉ、馬がこっちに向かって走ってくる!!(わかる人だけわかってください^^;)…あ、そうか、Ver.5がきてインストールしたんだっけ…で、いきなりプロジェクトファイルの設定方法からして違う…この忙しいときに、また使い方を一から覚えろってか…よっぽどVer.4.2に戻そうかと思いましたが、こういうせっぱ詰まった状況にでも追い込まれないと新バージョンの使い方を覚えないのも確かなので、ぶつぶつ言いながらあちこちボタンをクリックして、だいたいの使い方を把握する(マニュアル読めよな)

●8月24日
 CDSystem、なんとかバグ回避策を埋め込んで、NT上でも問題なく動作するようになったもようです。うむ、よくやった(V^^V)
 さて、メニューシステムのほうは、なんとか新システムに移行できそうだとして、問題は中身だな…まだほとんど手がついてないので…(^^;) VBプログラマから今度はコンテンツデザイナーに変身(と書いて“チェンジ”と読む)

●8月25日
 本当はCD-ROMの製作でめちゃ忙しいんですが、前回打ち合わせができなかったPCIの件があるので、今日は無理にでも時間をとって行かねば…
 JR大森からだと徒歩7分、京急大森海岸からだと徒歩1分…近いと思って品川で京急に乗り換え…あら…急行止まんないんですね…手前の駅で各停待ち…っち、失敗したな。単に時間がかかるだけならまだしも、暑い中、ホームで待つってのは…(T_T

●8月26日
 CD-ROM収録予定ファイルがぞろぞろと集まってきて、やっとトップメニューの項目が確定しそうです。でも土壇場まで入るか入らないかわからないファイルもあるので、予断を許しません!? 

●8月27日
 こういうとぉ〜っても忙しいときに、別の優先順位の高い割り込みが発生するのも、マーフィーの法則ですか?
 CQ RISC評価キット/SH-3のユーザーからするどい質問が。うん、たしかに、言われてみれば、それでホントに動くのかな? しょうがない、動作確認だ…と、74TTL数個を並べてはんだ付け…なんだ、行けるちゃん、おぉ〜動く動くぅ〜(遊んでる風にしか見えんな…)
 はんだゴテあっためたついでだ(なんだよそれ)、PCIユニバーサルボードも配線しちゃぇ〜と、配線64本+電源ラインをはんだ付け…今回は1対1かつスルーホール基板の配線だから楽チン楽チン。で、以前作ったバックアップSRAMドーターボードを載せて起動っと…おぉ〜1週間ほっぽり出してたのにまだ覚えててくれたよぉ〜さすが1Fの大容量…いや、SRAMの低消費電力のたまもの? ま、どっちでもえぇけど(^^;)
 …って、そんなんしててCD-ROMは間に合うんかぁ〜!?

●8月28日
 なんか世の中、大雨で大変なことになってるみたいですね…ここ数日帰ってないので(^^;)知らないんですよ(笑)。
 さて、ほぼすべての収録ファイルも入ったし、ダミーのオープニングやエンディングを突っ込んで、とりあえずCD-Rを焼く。いままでなら、メニューシステムの根幹部分はInterGiga No.5あたりで固まっていたので、プログラムのデバッグ作業はあまり必要ありませんでしたが、今回からメニューの内部構造がガラリと変わったので、まだまだバグがある可能性があります。動作チェックやバグだし時間を十分にとっておかないとね…
 っと、思とる目の前でいきなりWindows3.1で固まるなよ(^^;) 先日NTで動作不良だった件を修正した影響か!?

●8月29日
 う〜ん、Windows3.1でハングアップするのと、NT3.5xでまだ不都合があるのを、なんとしてもこの土日に修正せんと…頼むぞ開発者K氏!! っということで、細かな修正点などをメールに書いて、今日は帰ろう…
 え? iMacの取材!? …Macはいいです…天気悪そうだし(^^;) 興味がないわけではないですが、どうもMacには触手が動かない体質なんで…

●8月30日
 さて、CDSystemのバグ、直ってるかなぁ〜ふむふむ、見事に(?)不具合解消!! ん?なに?中身的にあまり美しくないって? いいのいいの、動けばいいの(ってそれでいいのか?!) 少なくともDLLを呼び出している側からすれば、すべて仕様どうりの機能が実現されているんだから、DLL内部でどんなトリッキーなことが行われているかは知る必要なし。ブラックボックスでOKOK。

●8月31日
 あらあら…Accessのバグ…結局蓋を開ければデータベースエンジンJetのバグ。これ使ってる某友人の会社でえらいことになっているとな…本人は直接の担当者ぢゃないけど、サポートにかり出されるかもとか…マイクロソフトもやってくれマスねぇ〜


●1998年 7月に戻るのだ

●1998年 9月を読むのだ


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