(M)のドタバタ編集記 1999年 3月号(?)


●3月1日
 もう3月っすよ。明日CD-ROMのマスタ締め切りっすよ…でも明日は間に合わないからあさってにしてもらうけど(^^;)

●3月2日
 おおおお、なんかとてつもない仕様ですな。EEは早くも「64ビット演算ユニット2つで128ビットだから、128ビットCPUとは言わない」説も飛び交ってる…ん〜今回のはレジスタ長も内部バスも128ビットだから、言ってもいいんぢゃない?? まぁ○○ビットCPUという分類自体が形骸化してるけど。んでGS…2560ビットなんて、初めは誤植かとおもったよ。いくら内部バスとはいえ、これは驚きですな。ちなみに“DRAM混載”とはいうけど“混在”とは言わないデス。そしてI/Oプロセッサ…互換性を残したのは偉いな。100%互換ってあたりホントかな?と思うけど、エミュレーションは使わずにソフトウェア側からみたレジスタ構成とかハードウェアの挙動を同じに見せてるなら、ほぼ100%互換ありと見ていいでしょう。でもなぁ〜この手のって、極限のパフォーマンスを追求するためハードウェアのバグまで利用しちゃうこともあるから、そこまで互換性があるか…だな。
 しかしまぁ〜こんなチップ量産できるんかいな…とくにEE。あと販売価格…これらの石の性能を考えれば10万でも安いのかもしれないけど、そんな値段ぢゃ誰も買わないでしょう。ん〜498って線かな(^^;)
 …以上、PS2雑感でした…って、インターネット上の速報なんか見てないで、さっさとCD-ROM作れっての!!

 ちなみに…1月13日に某所で目撃した試作機とわ…ゴニョゴニョ(^^;)

●3月3日
 CD-ROMレベール版下、急がなきゃ…レーベル文字校正FAXで送りますんで、大至急フィルム版下お願いしますぅ!>DTP屋さん
 んでマスタCD-Rを用意してっと…えぇ、夕方までに全部用意しますんで、5時以降に引き取り便お願いしますぅ>プレス屋さん
 ふうぅ〜InterGiga No.14 なんとか間に合ったかな。え? 展示会の名前間違ってる!? んんん〜申し訳ないがその程度の被害(?)は目をつむってください(^^;)

●3月4日
 PCI SDRAMカードでリフレッシュ周りがおかしかった件、修正版のデータが届きました。早速FLEX10K30にダウンロードして動作チェックです。うん、今度は大丈夫なようで…なになに…リフレッシュサイクルからバスアイドルに復帰するときに同時にSDRAMへのアクセス開始要求がきていたときにそれを取りこぼす…なるほど。
 しかし、一難去ってまた一難!? 今度はDIMM搭載のシリアルROMアクセスがうまくいかないとか…なかなか大変ですな…

●3月5日
 これまでに通勤途中の電車の中でInterfaceTRY!PCを読んでいる人を目撃したことは何度かありましたが(トラ技は重いので持ち歩く人はいない?!)……帰りの電車中にて…ん?! あの表紙はトラスペ?? おおおお!!“トランジスタ技術スペシャルNo.24 Cによる組み込み機器用プログラミング”を読んでいる人がががががが!! 現在トラスペはNo.65まで出てますから、かなり前に出た号。それを今読んでいるということは、そのものズバリ、V25か何かの制御プログラムを組もうという人ですね!! 頑張ってください!!
 いやしかし、電車中でトラスペ読んでる人見たのも初めてでしたが、さらに驚いたのは、その人が私と同じ駅で降りたこと!!(改札出てどっちの方向に行ったかまでは人混みに紛れてしまって未確認^^;)

●3月6日
 Interface5月号の編集作業も一段落ついたので、後回しにしていたモロモロの件(いわゆる雑用ってやつ??)を少しづつ処理していかんとな…
 まずはCD-ROM広告用のガイドラインの資料を作らなきゃ…まずはテキストエディタで文章をザザっと入力してぇ、WORDを起動してテキストを流し込み(WORD上でいちから入力することはしないんで…)、適当な画面をキャプチャしてWORDに張り付けるっと。…ん!? おぉ〜い、こんなところでハングアップすんなぁ〜 Win95&WORDぢゃしゃぁ〜ねぇ〜かぁ〜(この時点でハングアップについてはあきらめてる)とリセットして再起動… え゛!?文書ファイルが壊れていますぅ?? ガァ〜〜〜ン! やり直しかい…(涙)

●3月7日
 今日はゆっくり休もう………あ!ヤバ! クリーニング屋閉まってしまった!!

●3月8日
 4月号掲載のPCIバスロジアナ用トリガジェネレータ…トリガ条件設定コマンドTRG.EXEがなぁ〜んかおかしい…ありゃ! バスコマンドビットとマスクビットが反対でわないか!! こんなバグがいままで見つからなかったとは…早速訂正願いのメールを…(まじめに動作確認してないからデス、すいません)
 ということで、バグフィックス版が完成し次第、ホームページにアップします。いましばらくお待ちください。

●3月9日
 SDRAMのDIMMに搭載されているシリアルROMってI^2Cバス通信なんですね。1本の線を送受信両方で使うなんて…ん? ってことは、間違って両方が信号をドライブしても問題ないようにオープンコレクタなんかな??
 とりあえず、動いているシステムではどうなっているのかを実機検証。DIMMに乗ってるシリアルROMのSCLとSDAから線を引っぱり出してロジアナにつなぎ、このDIMMをPC/AT互換機に差し込み電源ON! おおぉぉぉクロックをピコピコだして、データを読んでいますね…この動きと同じ動作をVHDLで組めばいい…はずですよね? ということで、今晩がんばってくださいね! あ、プルアップ抵抗も忘れずに(^^;)>筆者様

●3月10日
 Interface1999年3月号の特集では、PCI評価用ユニバーサルボードは数社から発売されているいくつかのボードを使いましたが、ボードに搭載されているデバイスはすべてA社(^^;)…読者アンケートなどの声でも、A社以外のデバイスでの事例を望む声がかなりありました。ということで(?)、現在水面下でいろいろ動いております。いましばらくお待ちください。

●3月11日
 普段編集作業で使っているパソコンはメールが届くと即座に読めます。RISC評価キット関連で記事執筆をお願いしたい筆者にメールを出す…お、その筆者からレスポンスが。で、またレスを書く…またまた数分後にレスが…。レスがすぐ返ってくるってことは、その場にいるってことで、電話したほうが早いかな??とか思ってしまう(^^;) ん〜でも記録っちゅうか履歴がテキスト情報として残るってことで、メールにしよう。

●3月12日
 74TTLを並べたオール手配線SH-3用ISAもどきバスブリッジだと、どうも信頼性に欠けるということで、74TTLなんか並べずに、CPLDを1個おいてブリッジ制御をしようというアイデアで、前々からお願いしておいたEPM9560搭載SH-3toISA(もどき)ブリッジ基板ができあがってきました!!(ってこっちも手配線には変わりないけど) うぉぉぉ〜立派!! すごい丁寧に作ってある!! …パスコン入ってないけど(あとからパスコン入れるのって、結構面倒なんだよなぁ^^;) 配線間違いがないかチェックして、さっそく中身を作らねば!!

●3月13日
 今日は某友人の引っ越しの手伝いです。車を持ってる友人が手伝ってくれる友達を途中で拾いながら(私も拾われ組)…って、をぃをぃ、この渋滞なんとかならない?? 目的地に着いたのはもう夕方ぢゃん?? とりあえず、すでに寮の玄関口にフリーマーケット状態の荷物を積んで、引っ越し先にGo。ん!? すぐそこ中原? 富士通に打ち合わせに来たら帰り寄れるな(^^;) さて…実質的に労働したのって何分??(笑) とりあえず大物は運べたようですが…
 んで夜は突然勃発するDDR(注1)研究会(^^;)「それアナザー」「右足からか? 俺左」「そこでいきなり270度回るか!」と、ドンドコドンドコとステップ踏みまくり(引っ越し早々、大家に追い出されるぞ!)。わたしゃゲーセン行かないから知らないですぅ
(ダンス・ダンス・レボリューション:ユーロビート??ダンスミュージックをBGMに、足元にある4方向矢印を画面の指示に合わせて踏むゲーム…踏み間違えずにかつかっこよく踊る(ように踏む?!) いま2nd MIXも出たそうです…さらには、これのギター版やドラム版なんかもあるそうです)

●3月14日
 おお! SDRAMのSPD(シリアルROM)がちゃんと読める版のFLEX設計データが到着!! さっそくテストしようと思ったが…ありゃ今日は4Fの床の清掃日?? 清掃業者に追い出されたので、テスト結果報告はもう少しまっててください>筆者様

●3月15日
 本日は仕様^H^H私用で休みますデス

●3月16日
 ん〜本日夕方、ココのダウンロード件数がのべ300件を越えました!! アンケートの欄にはコメント記入欄があって、そこにいろいろな意見が書かれているのですが…ふむふむ。
 さてと、次は土日にテストできなかったSPDの件をテストせにゃ…ん〜なんかうまく動かないでやんすけど…VHDLソースを見ると…!?これぢゃ永久に条件が成立しないんだな(^^;) 筆者の手元に実機がないから細かなミスがいくつかあるな…(ふと気が付くと、すでに終電が…)

●3月17日
 明日から来週まで関西方面出張で今日の夕方から出る!というので、無理矢理午前中に時間をとって新宿まで打ち合わせに。昨日の夜のSPDテストの件をいろいろ打ち合わせ。よっしゃ!これで完璧でしょう。
 午後はPCMCIAスロットを非インテル系パソコンにブリッジする回路などを自前で設計/製作されている大学生さんと打ち合わせです。いろいろお話を聞くと、PCMCIAよりはTCP/IPがらみが得意のようで…なかなかの技術力の持ち主のようなので、いずれ記事をお願いすることになるでしょう。
 さて、夜はPCIデバッグライブラリ for Win(超期待!)をお願いしている筆者から届いたβ版の動作確認もしなきゃ…NT用だから、PCIバステスト用マシンにNTをインストールするところからはじめないと…って、今日も帰れないな(^^;)

●3月18日
 昨日の夕方にアポとって次の日の午前中打ち合わせっちゅぅ〜のもすごいな(^^;) しかも時間が午前9時豊田。Vr4300 CPUボードとPC/AT用マルチI/Oカードにいろいろ小細工(?)してもらう件をお願いする。さらにその後、ISAもどきバス搭載のSH-3 CPUボードを貸し出ししていた筆者宅に、いったんSH-3 CPUボードを引き取りに伺う…さすがにちょっとフラフラ状態(寝てないっす)…今日は帰りますすすすす…

●3月19日
 でもって、今日は京都出張です。さすがに朝1番なんてスケジュールは勘弁ね。比較的ゆっくり東京出発です。京都ではPCI関連でご協力いただいた某社に打ち合わせ。PCI評価用ユニバーサルボードの上に乗るオプションボードを何種類か用意されるとのことで、今後ともいろいろご協力をお願いすることになりました。

●3月21日
 先週は強行スケジュールだったので、ゆっくりお休みさせていただきます…(ホントにまるまる1日寝てました^^;)

●3月22日
 さてと、金曜日に引き取りに行ってきたSH-3のISAもどきバスブリッジの件、早く仕上げてしまわんとな…まずは配線ミスがないかの確認…ISAバス側は間違いないようで。簡単なI/Oレジスタを実装して動作確認。OKみたい。
 さて次はSH-3側か。SH-3が3.3Vなんで、少なくとも5Vの信号が直結されることのないようにチェックしとかねば…ん〜めんどっちぃ(笑)

●3月23日
 (↑上のボード)とりあえずは配線ミスはないみたい…ボードをPC/ATのISAバスに差し込んで電源ON!(今まで何枚もボード作ってきたけど、いつもこの瞬間は緊張しまっせ^^;)…ん〜大丈夫みたいですね。とりあえずは、内部I/OをもったISAボードとしてプログラムして、ちゃんと動くかテストしないとね…

●3月25日
 ん! そうか、Interface5月号発売日だ。ホームページ更新せんとな…

●3月26日
 あ、いかん…もう26日…今号に入校する予定の記事、まだ赤入れしてない=Interfaceの仕事してないわ(^^;)

●3月27日
 某社某FPGA出荷の遅れ(?)で、記事の今後の展開をどうするかを打ち合わせ。まぁ物が無いことにはどうしようもないですからね…。
 その後、筆者といしょに(拉致されて?!)秋葉に行って、細かな試作部品を購入した後、池袋は要町にある某秘密結社(笑)に… えぇ〜ほんとにホントにそれ、やります?? マジでセリカプロジェクト始動!?(え゛ひらがなで書かないとダメっすか? オリジナルは漢字でしょ?^^;)

●3月28日
 PCMCIAに目覚めました(!!) いや、別に、モバイル派になったわけではなくて、PCカードをうちのRISCキットから使ってみようかと下調べ…
 ふむふむ…どうもインテルのi82365SLっていうのがPCMCIAコントローラのスタンダードだそうですね。でI/O空間の 3E0h/3E1hを操作して、PCMCIAのコントロールを行うんだそうです。ThinkPadもどうやらこのコントローラのようで…資料を見よう見まねで、必要なレジスタを設定したら…おおおぉ! PCカードのアトリビュートメモリをメモリ空間にマッピングでけた!! ちゃんとPCカードの商品名が書いているぞおぉ!! うん、これ、面白いな…今度はPCMCIAの特集だな(^^;)

●3月29日
 (↑つづき^^;) ん〜同じ手順でレジスタ設定してるんだけどなぁ…インテルのEthernetカードはタプルが読めるのに、なんで3ComのPCカードは読めへんの?? こりゃなかなか奥が深そうだなぁ… とりあえず、タプルを認識してカードのI/Oリソースをイネーブル(これぞ人間イネーブラ?)にする方法は“だいたい”わかった(笑)
 …しまった…PCMCIAいじってあそんでたらもう月曜日になっちまった…早く原稿入れないと…

●3月29日
 Interface読者から問い合わせ…4月号掲載の、CqREEK/Vr4300のISAバスにNE2000互換LANカードをつけてPINGテストプログラムを実行するという記事…CD-ROM添付のサンプルプログラムを実行したんだけど、さっぱり動かへんぞ! なに! そんなバカな!! と、さっそくテスト…ありゃ…ホントに動かない…ん?っていうか、動いているふうなんだけど受信関数が実行されてねぇ〜な(ブレークがかからん)…なんで? と追っていくと、なんか割り込みが出てないみたいな…ん!あちゃ! 本文中には“IRQ10”と書いてあるんですが、サンプルは“IRQ5”でプログラムされてるではないか!! これじゃNE2000が割り込み出しても無視されるわな…ってことで、訂正いたしますデス

●3月30日
 Interface3月号で採り上げたPCI試作評価用ボードのSRAMボードオプションの試作基板が届きました。早速3月号掲載のターゲット7のVHDLソースを移植(ハードウェアを“移植”というのもナニですが…)。本誌のSRAMボードの設計では、/CEや/OEをSRAM4個共通に配線して、/WEだけバイトイネーブルを考慮して4本独立させましたが、このオプションボードは/CEが独立で、/OEや/WEは共通になっています。この部分をこの仕様に合わせて変更するだけでOK
 しかぁ〜し、このオプションボードには、SRAMの他にもいくつかの機能が搭載されているのです(っつ〜か、お願いして搭載してもらった!?)。えぇ、これらの機能については、今後のInterfaceにご期待下さい!!

●3月31日
 PowerPCにSDRAMコントローラを接続する記事の件で打ち合わせ…相手はいつもの筆者なんですが(^^;) 早急に記事を掲載したいんで、SDRAMメモリカードを大至急試作しましょう!!(例によって例のごとく手配線^^;)


●1999年 2月に戻るのだ

●1999年 4月を読むのだ


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