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中東からアマチュア無線運用
パキスタンとの出会いと友情
ハムをやっていての楽しみは,QSO以外にも人との出会いがあります.特に外国のハムと親しくなると,もうこれは立派な民間外交になることです.私は,本誌2003年1月号で紹介されたように,アフガニスタンでYA1CQの免許を取得し,世界の多くの局とQSOできました.また,そこに至る前にも,パキスタン(AP)で,ハムのすばらしい友情に触れました.パキスタンは,日本からは比較的QSOがしやすい国ですが,それでものんびりQSOできる相手はなく,素顔に触れることが少ないと思います.ここでは,パキスタンのハム事情とハムの横顔を紹介します.
写真はパキスタンのハムとアイボール.左からAP2MY Yunus, AP2NK Nasir,
筆者,AP2P Khurshid, AP2AG Yusuf, AP2NK宅にて. |
10年後のアルバニア再訪
ZA1B運用リポート
DXerの多くは,1991年に東京で開催されたハムフェアで,アルバニアでアマチュア無線が公式に開始されることが発表されたときのことをおぼえているだろうか.JA1AN原昌三JARL会長,W1RUディック・ボールドウィンIARU会長の主催する式典で,JA1MP故長谷川佐幸氏からYAESUのトランシーバ一式が最初のアルバニアの学生たちに贈られた.これを機に,もっとも珍しいエンティティの一つがそのリストから消え,再びリストに加えられることはなかった.
アマチュア無線開始10周年を祝い,アルバニアの発展を見届け,そして,かつて私たちが教えた学生たちと出会うことが,2002年のCQ
WW CWコンテストに合わせて計画された今回のアルバニア再訪の目的だった.今回の訪問の,約21000
QSOが達成され,アルバニアと日本との160mバンドでのファーストQSOも達成された.写真はZA1Bを運用中のOH2PM.リグはFT-1000MP,リニアアンプは機内持ち込み可能な軽量モデル(FF-1002)を使用 |
ZK3SA トケラウ諸島(IOTA:OC-048)運用リポート
DXペディショナとして著名なZL1AMO
Ronが,1998年にトケラウ諸島(ZK3)からZK3RWを運用した行き帰りに,サモア(5W)にあるわが家に宿泊しました.そのときに,RonからZK3の存在と渡航方法を教えてもらいました.それから4年後となる2002年12月,長期休暇の取得とZK3への渡航許可などがそろい,念願のZK3から運用を行ってきました.トケラウ諸島は,サモアから北へ約500km離れたところに位置し,定期的な交通手段は,サモアのApiaから船しかありません.シャックの中は最高で37度を記録する暑さであった.風邪の通る場所を求めて何度か設備を移動し,最終的に写真の場所で落ちついた. |
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