
100kHz〜2149.99995MHzの
受信範囲を持つ多機能レシーバー
アルインコ DJ-X2000
最近のレシーバーは2GHzや2.4GHzまで受信範囲を広げているものはあたりまえになり,1GHzに受信さえままならなかった数年前とは状況が一変している.こういう環境の中にこのDJ-X2000は,もう当たり前になったAM,
WFM, NFM, LSB, USB, CWの受信に加えてFMマルチプレックス(ステレオ)も受信できる.時間がなく基本性能を評価するまでには至らなかったが,興味深い機能を実際に使ってみたレポートをお送りする.
3.5MHz以上のHFオールバンドが魅力
第一電波工業
T2FD型ワイヤー・アンテナ WD330
オールバンドが魅力のT2FD.ダイヤモンドから発売されているWD330は,展開全長25m
T2FD型のワイヤー・アンテナです.このアンテナはフォールデッド・ダイポールの変形で,終端に抵抗が入っているという特徴があります.
WD330の場合,塩ビ・パイプの中に抵抗が入っています.また,バランも専用のものが付属されています.通
常のバランではインピーダンスのマッチングが取れません. 本アンテナの特徴として,広帯域であることが,まずあげられます.コイルやトラップなしのワイヤー・アンテナですが,3.5MHzから28MHzまでWARCバンドも含めて全アマチュアバンドで送信することができます.
実際に試用したデータをもとに詳細をご紹介します.
米国DAVIS社製
気象観測システム ウェザー・コンプリート・ステーション
アマチュア無線の世界では電波伝搬と気象にはいろいろと関係があると言われており,当然私もこれに関心がありました.しかしながら気象観測システムのほとんどが業務用で,価格は最低でもアマチュア無線用のHF中型機程度ですから,おいそれと手が伸びませんでした.それでも,風に弱い1.8mと1.2mのパラボラ・アンテナを2本上げていましたので,アンテナ防衛のために,かなり背伸びをして風力計を購入しました.ちなみにパラボラのお皿がメッシュタイプなので強風は通
り抜けそうですが,実際は強風だと単に壁になり,まともに風を受けます.そこで今回,AOR社で扱っているDAVIS社の気象観測システムの導入を決意しました.
DAVIS社のシステムには,風向・風速・温度が測れるウェザーウィザート3から,最上位
のEZ総合ヘルスシステムまで,いろいろな組み合わせが用意されています.実際に「コンプリート・ステーション」(108,000円)で使ったみたレポートを紹介します.