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小さくても実力派!
ワイドバンド受信機能付き50/144/430MHz3バンドFMトランシーバー IC-T90
アイコム
初めて50/144/430MHzの3バンドハンディ機を世に送り出したアイコムから,新製品IC-T90が発売されました.もうこれ以上小さくすることは無理なのでは,と思わせるほどコンパクトなボディは,たばこの箱とほぼ同じ大きさで,世界最小,さらには最軽量だそうです.この新製品の使い勝手などを紹介します. |
今月の表紙
好天に恵まれ夏の日差しの中で開催された関西ハムの祭典
KANHAM 2002
恒例の関西ハムの祭典(KANHAM
2002)は,梅雨が迫った6月8日と9日の2日間にわたって,大阪府池田市の池田市民文化会館に会場を移し開催されました.毎年天候が心配されるこの催しも,今年は真夏のような日差しが照りつける快晴に恵まれ,5,800名の入場者でにぎわいました.
今年のKANHAM 2002では,恒例の記念局8J3HAMに加え,日韓共同主催のサッカーワールドカップを記念した8J3C/3,
8N3Cが運用され,訪れた来訪者により運用されていました. |
HFモービル入門
車内から地球規模の交信に挑戦!
モービル運用の最大のメリットは,自在にロケーションを選べることでしょう.また,送信電波が全体的に弱いぶん,パイルに対して真っ向勝負するのは厳しいですから,自ずとパイルの状況を冷静に見ることができる面があります.昨年5月,居並ぶ固定局が苦戦する猛パイルの中,HK5QGX/φM(マルペロ島)とQSOできたのも,これらメリットを活かした結果だったと思います.呼び方にちょっとした工夫を,DXペディションならば,最終日近くを狙え,パイルを受けてみて感じることなど実践した話題を紹介します.写真はKH2から運用中の筆者.パイルを受ける側になってみてわかることも多いが,モービル局だからといって,即座にほかの局と区別がつくほど弱いというわけでもない.粘り強く呼び続けることも重要かもしれない. |
新しいラジオ放送の形
JOYEAR2受信機で国際衛星ラジオ放送を受信する
ラジオ放送の新しい担い手として,海外では国際衛星放送(デジタル)が脚光をあびつつあります.短波とは異なり信号も安定しており,コンディションなどの影響をあまり受けないというメリットがあります.一方,大きなパラボラなど専用機器が必要な超マニアックな世界でもあり,これまではアマチュアには簡単には手が出せませんでした.しかし,この春から日本でも廉価なワールドスペース衛星ラジオ放送用の受信機が発売され,気軽に受信できるようになりました.そこでさっそく,簡単衛星受信機JOYEAR2を入手して,国際衛星ラジオ受信に挑戦してみました. |
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