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究極のハムライフへの扉を開く
DXCC その世界への誘い
アメリカのARRLが発行しているDXCC.66年の歴史を持つこのゲームは,アマチュア無線の究極の目的といわれます.元々100カントリー以上の交信をなしえたDXerの集まりであったDXCC(DX CENTURY CLUB)が,その交信カントリー数を認証したという性格のもので,格別のアワードといってもよいでしょう.特集では,アマチュア無線界での普遍的な目的ともいわれる,このDXCCの世界への扉を開いてみることにしました.あたなもDXCCに挑戦してみませんか.
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希少エンティティをゲットするために
最難関のDXCCエンティティ
世界中に散らばる335のDXCCエンティティはそれぞれに特色があり,いつでも誰でも交信できるところから,10年に一度の機会しかないという珍しいところまでさまざまです.交信の機会が少ないエンティティと,どのような条件があるかを解説しましょう.
●スカボローリーフ ●イエメン ●ピーター一世島 ●ブーベ島 ●サウスサンドウィッチ諸島
●アベス島 ●クリッパートン島 ●マウントアトス ●ハード島 ●朝鮮民主主義人民共和国
●デセチュオ島 ●バナバ島 ●ベーカー&ホーランド島 ●ナバサ島 ●アンダマン&ニコバル諸島
地図とカード,そして過去の主な運用データを入れて紹介しています. |
DXハンティングの強力なサポートツール
Webクラスタ活用のキーポイント
コンピュータを使い,世界中のDX愛好家の「耳」で得た受信リポートを集めて,誰でも参照できるようにしたのが「クラスター」と呼ばれるシステムです.Webや無線を通じてアクセス可能なクラスターは,効果的に使えばDXingやコンテスト参加の大きな助けになりますが,使い方を誤ると世界中にスプリアスならぬゴミ情報を撒き散らすだけの結果になりかねません.本稿では,筆者の半年あまりのクラスター使用経験を交えつつ,どうすればDXingにクラスターを活用できるのか,また使用にあたって避けるべきことは何なのかについてまとめてみました. |
身近なアジア,オセアニアから始めよう
アパマンハムで楽しむDXの世界
まず最初にお断りしておきますと,筆者は世間一般にいわれる“DXer”でもなんでもなく,サイクル23が衰えを見せ始めても,電波伝搬の個人的興味はまったく衰えない−ベランダハムです.
そんな筆者は,DXCCに関して著しい成果や輝かしい実績があるわけではありませんので,ここではアパマンの視点から楽しめるDXの世界を紹介し,少しでもその楽しさを伝えられたらと思います.
写真は筆者のアマパン環境に興味を持った著名局AP21Aから届いたSASE(QSL) |
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