(M)のドタバタ編集記 1998年2月号(?)


●2月1日
 今日は事故に合ってしまった友人のお見舞い。助手席に乗っていて右折しようとして相手が対向車線から突っ込んできた…ってことは、助手席の人間めがけて突っ込んでくるってことで……聞くところによるとものすごい事故だったそうな。今は右手や足まわり(?)は大丈夫で自由に動けるので、早々に病院から追い出され(^^;)、自宅療養中。結構元気そうだったので、まずは一安心。全快するのはお花見シーズン(?)あたり、全快祝い盛大にやりましょう!!

●2月2日
 会社帰り…(あ、12時まわってるからもう3日だけど…)池袋まで行ったら電車が止まっている?! 12時32分発の電車は運休?! 復旧の目処は立ってない?! ……会社戻ろ(^^;

●2月3日
 今日はマイクロソフトのWindows98日本語β3のプレス向け発表。早速テストルームの各マシンに、Win95アップグレードインストール、Win3.1アップグレードインストール、HDDまっさら状態インストール(^^;)を、PC/AT互換機とPC-9812でテスト。何か問題が起こらないか期待したのですが(をぃ)、PC-9821のインストール途中、レガシーデバイスチェックの部分でハングアップしたので「ざまみろ」(^^;)と思いつつリセットしたものの、次の起動ではそこを飛ばしてインストールが成功。っち!(^^; PC/AT互換機にいたっては、まったく問題なくインストール終了。
 さらには、Win95にIE4.0入れてるのとおんなじなデスクトップ…そりゃまぁタイトルバーにグラデーションはかかってるけどさぁ(これはすでにβ1でも見てる)…新鮮みがまるでない…つまらん…(^^;

●2月4日
 実はPCIバスの記事で新たな問題が…新バージョン物理メモリエディタでバースト転送を発生させメモリ内容を書き換えると、ダブルワード単位でアドレスが飛ばされるという怪現象が! なぜ?
 んで、すったもんだした結論…PCIの奥の深さを再認識。あの怪現象、バースト転送が発生して最初のワードは正しく転送され、ここでディスコネクト…のつもりが、DEVSEL#のディアサートタイミングが早すぎてターゲットアボートになってたのね(だから次のアドレスのアクセスが飛ばされてさらにその次のアドレスからアクセスが開始される)…いやぁ〜DEVSEL#やTRDY#とSTOP#のアサート/ディアサートタイミングって、奥が深いんだなぁ…と思うと同時に、PCIってよく考えられた規格なんだと、今更ながら関心。土曜日に筆者のところで徹底検証せねば…
 (う〜ん…でもあれって、ホストチップセットのバグ臭いという話しも…まぁでも、某インテル(某の意味がないな)のチップセットがそう動くということは、PCIバスはそうなんだ!と理解するしかないのも事実…)

●2月5日
 しまった…始発で部屋にもどって、ちょっと寝るつもりが……(^^; 今日はInterface4月号の念校最終日なのに!!

●2月6日
 CQ RISC評価キットの新シリーズ発売に向けて、着々と準備が…といいたいところなんですが、なかなか手がまわらない…ちょっと頭の痛い問題はデータブックの収録。SH-3って、まだPDF化されてないんだそうで…まぁ最終的には力技スキャナ取り込みをするしかないか…スキャナ取り込みチェックは厳しいく!ちょっとでも斜めに取り込まれていると「このページ…ボツ…取り直し…」

●2月7日
 PCIバスのバースト転送時のディスコネクトタイミングの検証で、休日だというのに筆者にお願いして筆者の会社でタイミングの検証。お!ダブルワード単位でアドレスが飛ばされてしまうこともない! バースト転送要求が出ても、ちゃんとディスコネクトして、シングル転送になってますねぇ、ウンウン。
 え゛? じゃぁ〜Interface98年3月号に載ってる「より完成度の高いPCIデバイスの設計」の記事、ぜんぜん完成度が高くないぢゃないか!って?(^^; いやぁ〜まぁ〜そ〜ゆ〜ことになりますかねぇ(^^; ハハハ…
 ということで、Interface98年5月号のCD-ROMには、補足記事をソースとともに収録しますから勘弁を!

●2月8日
 今日は某友人の引っ越しの手伝いです。「庭さぁ〜きゃぁ〜多摩湖ぉ〜♪」の近く(10Kのジョギングやってる彼にしてみれば近くなんでしょう^^;)です。それにしても、部屋が広くていいなぁ〜 しかも家賃が安い! でも駅からちょっと遠い(10Kのジョギ…以下略^^;)。実際に新しい部屋を使い始めるのは3月になってからなそうなので、3月になったら引っ越し祝いしなきゃね(飲み会の口実にしたいだけ?!) もちろん、この広い部屋でどんちゃん騒ぎ(をぃ

●2月9日
 手では運べない重い私物を、某知人の所まで運ぶのに会社から車を借りた(^^;)んですが…。ほんとは昨日運ぶ予定が、先方の都合で今日に(まぁ〜こっちも引っ越しを1日手伝えたのでよかったのですが)。午前中で終わるかと思ったんですが…やっぱ都内の道は混むわ…しかも、普段は車を運転することなんてないので、都内の道を知らない=迷わない安全確実なルート=大通り=少し遠回り…という(^^; やっぱり予定時間を大幅にオーバー

●2月11日
 休みの日って、平日より割り込みが入らないから、仕事がはかどるよなぁ〜♪ なんて思いながら仕事をしてると…トゥルルルルル… う゛…取りたくない…けど、取らないわけにはいかないよなぁ…(瞬間的に頭をよぎる、いつぞやの“よろずPC相談所”…^^;)
 「 ……そうなんですよ、今日弊社は休みですし、その本の担当者もいませんので、明日改めてお電話いただけますか?」
 ふぅ〜(安堵^^;

●2月12日
 いやぁ〜ついにきてしまった…最終出荷版のコンパイラとデバッガが届きました。4.5Mバイトの巨大メールで(^^; CPU基板も数百台、すでに届いて編集部の片隅に山積状態(?)。完全に尻に火がついている状態(^^; 今日、マニュアルの原稿も制作課にお願いしたので、1週間くらいで初稿が出てくるでしょう。さて、あとはCD-ROMとパッケージデザインだな…

●2月13日
 そりゃまぁ〜ねぇ、世の中にはいろんな人がいますから…。あまり愚痴ってもしょうがないんですけどね、あぁはっきり言われると、つらいよなぁ…。今日の打ち合わせはちとキレそうになりましたが、そこはグッと抑えて、丁重にお断りを…
 帰りの電車、気が重いこと重いこと……直帰しよ…

●2月14日
 MSDN…あの膨大な資料の中から欲しい情報を抜き出すのも一苦労…。1998年版(っていうんですか?)が届いたので、筆者と一緒に品定め(をぃ んで、早速間違い発見?!…Windows95と98の判定…MSDNの資料にはマイナーバージョン“0”が95で“1”が98と書いてあるのだが…実際に目の前のWindows98日本語β3で実行すると…マイナーバージョン“10”やんけぇ〜! …ま、MSDNですから…そのまま信じるほうが悪い?!

●2月15日
 …あ! 操作とちって、デスクトップのショートカットアイコン消しちゃった!……けど…何のアイコンだったっけ??(笑) …思い出せないということは、大して使用頻度の高くないツールだってことだ(^^;
 デスクトップ画面の半分以上がショートカットアイコンで埋まっている人をよく見ますが(^^;)、あれは逆に使いにくいと思う…使い方は人それぞれですけどねぇ〜
(ちなみに私は20個前後ですぅ)

P.S. 消したのはVBでした…ってことは、最近は新規作成はしてなかった(既存プロジェクトファイルをダブルクリックでVBを起動させてた)ってことだ…

●2月16日
 世の中にベンチマーク測定ツールはいろいろありますが…直接的に(?)PCIの速さを測定できそうなツールとして、PowerVR用のベンチツールというのを見つけました。もちろん、PowerVRがないと使えないんですが…。面白い(?)のは、同じマシンや環境でも、PCIバスの設定パラメータを変えると速度がかなり変化する点。PCIの設定パラメータとは、バスマスタデバイスに対する“レイテンシ”です。つまり、そのバスマスタデバイスにどれだけバスを使わせるかの設定です。PowerVRを持っている友人がいるので、彼をモルモットにして(をぃ!)ベンチマークを採って貰おうっと。

●2月17日
 これが本当のホントに“完成度の高いPCIデバイスの設計”(^^;に向けて、いろいろと準備を…。物理メモリエディタ MEMORY.COM も大幅に機能アップをし、またEMM386のバージョンの違いでPCIバスから割り込み処理が正常に動作しない環境があったのを、なんとか問題を解消し、やっと“究極のメモリアクセステストツール”の完成?!…っというのは、まだ速いです。
 PCIバスにはアクセスの“マージ”という裏技(?)があるそうで、マージ動作によるアクセスも正常に動作するかどうかのテストツールや、割り込みマスク制御ツール、ひたすらPCIバスにデータを書いて/読み出して…を行うアクセス連続テストツールなどetc、いろいろ用意してもらう予定です。こうご期待!(ただし、InterGiga No.10には物理メモリエディタと数本のツールしか間に合わないかも…すいません)

●2月18日
 PCIバスの件で横浜の筆者の会社まで打ち合わせに(時間遅れてしまいまして、申し訳ありませんでした)。ふむふむ…PCIカードエッジコネクタあたりはGNDや電源パターンの面積を広く取らないとまずいか…ユニバーサル部の電源ピンは、どうしましょうね?…ローカルバス側のアドレスバスは何本欲しいですかね? etc 細かいところにいろいろ設計のコツやノウハウが!!

●2月19日
 CD-Rってホント、安くなりましたよね。近頃は1枚160〜140円くらいで秋葉から買ってきて、ほんとバンバン使うようになってます(^^; 何らかのデータやプログラムなどを筆者配布用に何枚かコピーしなきゃならない!ってとき、2.8Mバイト(FD2枚)を超えたら即“CD-R”してます(^^; 中身ガラガラでも、もうもったいなくない?!(^^; とか言いながら、書き込むファイルを間違えたり、必要なファイルがあと数個足りなかったとかなどで、破棄するしかないディスク…なんかとっても惜しく思う…(^^; リライタブルなメディアなら書き換えたり追加ができるので、こんなことないんでしょうがね…
(あ、たしかに“追加”はCD-Rでも可能ですが…正直言うと、マルチセッションで書き込んだCD-Rは、CD-Rをドライブに入れてから実際にアクセスできるようになるまでのタイムラグがいやなので、ほとんどはDisc at onceで書いてます ^^;)

●2月20日
 DHLでしたかフェデラルエクスプレスでしたか、海外の運送屋さんで、自分の送った荷物がいまどこにいるかをインターネットで調べられるシステムってのがありましたが、日本でもクロネコヤマトの宅急便“あなたの荷物はいまココに”で調べられるようになったんですね。
 早速伝票から番号を入力すると…2日前の荷物…配送済み(当然!)。昨日の荷物…配送済み(まぁ都内だかなぁ〜)。今日の荷物…伝票番号未登録(お、まだホストコンピュータにまで届いてないか)。夜あたりに検索すると、変化があるかも!

●2月21日
 う〜ん…うちの会社のトップページのデザイン…そろそろ変えないとなぁ(^^; InterGiga収録用のための自社広告用HTMLファイルも作らにゃならんし…ほんじゃまとめて一気にホームページを更新しますか!!

●2月22日
 何もCD-ROM製作期日が迫っているこの時期にせんでも…という話しもありますが(^^;)、パソコンデスク系プリンタ置き台(?)が届いたので、テストルームの配置替え(というほどの物でもないが)を…(実は、頼んだプリンタ置き台が1ランク、サイズの大きい物で、当初予定した場所に入らないことが判明(!)…しかし、別のところで使っている物と交換することで事なきを得た…なんて話は内緒^^;)。
 PC-9801系を隅っこに押しやり(^^;)、メインのテストマシンにはPC/AT2台とPC-9821V12、そして発注中のPC98 Mate NXを置く予定。CD-ROMの動作検証などは、これらのマシンを使ってます。

●2月24日
 今回のCD-ROM製作では、うちのフイルムスキャナも修理から戻ってきているので大丈夫。前回のCD-ROM製作時は、はて、どうしたものかと途方に暮れましたが(^^;) 仕事で使う機材は故障時を考えて置かないとダメですね。社内にフラットヘッドスキャナは数台あるんですが、フィルムスキャナはないというのは問題ですね。 …ということで、前回のCD-ROM製作時にお借りしていたスキャナを近々お返しに上がります>持ち主様

●2月25日
 クロック供給が止められちゃうマザーボードの件。筆者にお願いして、特別製のJEDECを作ってもらい、PCIバスアナライザボードを差し込むスロットにもクロックが供給されるように小細工をしたら、見事に動作!! 所詮IDSELはアドレスバスのどれかを使っているわけですから、ないはずのスロット位置でコンフィギュレーションサイクルを応答すれば、マザーボードもダマされるって寸法で…。これでこのマザーボードでもタイミングが見れるぞ!

●2月26日
 もうろうとした状態で作業をしても効率が悪いので…ちょっと休みます…部屋で寝よ(^^;

●2月27日
 SH-3とVr4300の取り説の初稿が出たが…う〜ん…いまは手がつけられんな…

●2月28日
 InterGiga No.10の製作も山場を迎えております(^^; このCD-ROMに収録するデータも一部遅れてますが、筆者も徹夜でがんばっていただき、なんとか無事収録することができそうです。夜中にメールを出しても数分後にはメールが帰ってくるし(^^;)…それにまたレスしている私も私ですが(^^;

●1998年 1月に戻るのだ

●1998年 3月を読むのだ


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