Last Update 2010/07/06

最適化計算法,差分法,有限要素法による実用プログラム集
Visual Basicによる数値解析プログラム

黒田 英夫 著
B5変型判 口絵4ページ+244ページ
CD-ROM付き
定価3,520円(税込)
JAN9784789836968
2002年4月20日発行
[絶版2008.12.11] Visual Basicによる数値解析プログラム
大変恐縮ですが,こちらの商品は品切れ絶版となりました.
 本書は,理工学部生,技術者,研究者をターゲットに,現場で実用可能な数値解析プログラムについて解説した学習書です.テーマ,提供プログラムは,任意式係数回帰,線形計画,非線形計画,1次元熱伝導解析(FDM),部材2次元体解析(FEM),2次元流れ解析(FEM)です.FEM(有限要素法)プログラムに代表される一般のプログラムは高価ですが,本書の実用プログラムはそれらと比べて低価格であり,気軽に利用することができます.
 また,Visual Basicに不慣れな読者のために,例題を用いて数値解析プログラムの作り方を初歩から解説しました.パソコンによる数値解析プログラムの新しい実用書でもあります.

 なお,本書は,既刊「Visual Basicによる工学計算プログラム」の続編として位置づけられます.

目次

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まえがき

第1部 Visual Basicによる技術計算プログラムの作成方法

第1章 新規プログラム作成「2層板の定常熱伝導解析」
  1.1 例題の定義
  1.2 計算式
  1.3 プログラムの仕様
  1.4 新規プロジェクトの作成
  1.5 メニュー画面「PL2HMenu.frm」の作成
  1.6 標準モジュール「PL2HCom.bas」の作成
  1.7 メニュー画面「PL2HMenu.frm」のコード作成
  1.8 データ入力画面「PL2HDat1.frm」の作成
  1.9 ファイル読み込み画面「PL2HDat6.frm」の作成
  1.10 ファイル書き出し画面「PL2HDat7.frm」の作成
  1.11 計算の使用ファイル設定画面「PL2HCalc.frm」の作成
  1.12 計算実行の画面「PL2HCal2.frm」の作成
  1.13 実行例

第2章 流用プログラム作成「樹脂粘度式の係数回帰」
  2.1 例題の定義
  2.2 プログラム流用の準備
  2.3 新プロジェクトの開発とファイル名等の変更
  2.4 標準モジュール「ViscCom.bas」の変更
  2.5 メニュー画面「ViscMenu.frm」の変更
  2.6 入力データ仕様画面「ViscDat1.frm」の変更
  2.7 各種データ入力画面「ViscDat2.frm」の変更
  2.8 ファイル読み込み画面「ViscDat6.frm」の変更
  2.9 ファイル書き出し画面「ViscDat7.frm」の変更
  2.10 計算の使用ファイル設定画面「ViscCalc.frm」の変更
  2.11 計算実行の画面「ViscCal2.frm」の変更
  2.12 実行例

第2部 添付ソフトウェアの紹介

第3章 任意式係数回帰「CoeffReg」
  3.1 計算理論
  3.2 プログラムの機能・構成「VBプロジェクト名」CoeffReg
  3.3 入力データ構成
  3.4 例題
  3.5 「データ」処理プログラム
  3.6 「計算」プログラム

第4章 線形計画法「NewLP」
  4.1 計算理論
  4.2 プログラムの機能・構成-[VBプロジェクト名]NewLP
  4.3 プログラムの線形計画計算部分
  4.4 「データ」処理プログラム
  4.5 「計算」プログラム

第5章 非線形計画法「NonLP」
  5.1 計算理論
  5.2 プログラムの機能・構成-[VBプロジェクト名]NonLP
  5.3 プログラムの非線形計画計算部分
  5.4 「計算」プログラム

第6章 1次元熱伝導解析「Therm1D」
  6.1 差分法
  6.2 プログラムの機能・構成-[VBプロジェクト名]Therm1D
  6.3 構造データの作り方
  6.4 「データ」処理プログラム
  6.5 「計算」プログラム
  6.6 「後処理」プログラム
  6.7 樹脂金型冷却の計算例

第7章 部材2次元体解析「Bars2D」
  7.1 有限要素法
  7.2 プログラムの機能・構成-[VBプロジェクト名]Bars2D
  7.3 構造データの作り方
  7.4 「データ」処理プログラム
  7.5 「計算」プログラム
  7.6 「後処理」プログラム
  7.7 リング構造の計算例

第8章 2次元流れ解析「FlowLiq」
  8.1 有限要素法
  8.2 プログラムの機能・構成-[VBプロジェクト名]FlowLiq
  8.3 自動メッシュの元データの作り方
  8.4 構造データの作り方
  8.5 「自動メッシュ」プログラム
  8.6 「データ」処理プログラム
  8.7 「計算」プログラム
  8.8 「後処理」プログラム
  8.9 縮小・拡大流れの計算例
  8.10 等高線図の作成方法

参考文献

付録A KH法最適化手法
付録B 添付ソフトのサポートと算生会
付録C 付録CD-ROMについて


索引



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