季刊『TRY!PC』誌 休刊のお知らせ 『TRY!PC』誌は1989年10月に隔月刊誌として創刊し,1991年1月号より月刊誌として,また2000年秋号より季刊誌として,PCおよびプログラミング,ネットワーク/インターネットなどに関する詳細な技術情報を提供してまいりましたが、2003年春号をもちまして休刊させていただくことになりました。 PCおよびインターネットに代表されるIT技術が広く普及した現在において、ひとまず本誌の役割をはたすことができたものと考えております。これも『TRY!PC』誌を永らくご愛読いただきました読者の皆様のおかげであると、心より感謝いたしております。 今後は、形を変えて新たな書籍、雑誌の刊行を計画しておりますので、今後ともご愛顧いただきますようよろしくお願い申し上げます。 2003/06/04 |
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特集 動画処理とWindowsプログラミング
Win32APIとDirectXで実装する動画処理の基礎
携帯電話の世界では,つい先頃までは静止画の取り込みをアピールしていましたが,今では「動画メール」が話題です.また,パソコンの性能が向上し,これまでは専用の機器を用意しないと実現できなかった動画を使った計測/分析が,標準的なパソコンのハードウェア+ソフトウェアだけで十分できるようになってきました.そこで本書は,Windowsパソコンをプラットフォームにして動画処理に必要なWindowsのプログラミング,画像や動画のデータ構造,画像や動画処理方法までを事例をまじえて解説しました. 本書は2部構成になっています.1部では動画処理の準備としてWindowsプログラミングと画像処理を中心に紹介します.Windowsプログラミングでは,Video for WindowsやDirectShowとの親和性を考え,ウィンドウをあくまでもグラフィック画面の延長として簡易に利用する方法を紹介します. 2部ではWindowsでの動画を扱いと動画を扱うプログラミング方法をVideo for WindowsとDirectXの中の動画処理部分であるDirectShowについて紹介します.まず,Windowsパソコンでの動画のためのハードウェアとソフトウェアの紹介を行い,動画キャプチャ,動画編集のツール,そして各種動画コーデックについて紹介します.そのあと,得られた動画ファイルの展開や動画キャプチャを行うプログラミングについて,Video for WindowsとDirectShowを利用した方法を紹介します.さらに,これらの技術を利用した動画処理そのものについても,具体的に計測対象を取り上げ,動きの抽出,明るさや色の変化,実時間処理などを紹介します.
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