

SWRは我々ハムにとって身近なものですが,同時にその理論が難解なため,なぜそうなるのかわからない時とか,誤解をしてしまっている時とかがよくあります.ここでは,我々ハムにとって興味のある内容に焦点をしぼって,理論だけでなく理論値と実測値を対比させながら,話を進めてみたいと思います.
学生時代に読んだ「電気数学教室」(電気書院刊)という本には,やんちゃな学生と真面
目な教授が,わいわい言いながら難解な数学を説いていくスタイルが書かれていました.そのおかげで,難しそうな話を楽しく理解できた印象が残っていましたので,そのスタイルを踏襲させていただくことにしました.