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ベランダアンテナの工夫と実例
ベランダから世界へ向けて電波を飛ばす!“ベランダハム”の勧め |
アマチュア無線の運用スタイルとして「アパマンハム」はよく耳にしますが,戸建などでもベランダを利用してQRVされている局も少なくありません.いわゆる“ベランダハム”です.ベランダは身近な空間で無線の実験には便利な場所です.また,その運用スタイルは,アパマンハムも興味の対象となることでしょう. |
●工事用の足場鋼管によるベランダアンテナ設置例
21MHz〜2.4GHzでHFと衛星通信にQRV!初めのうちは,ささやかに物干し竿にGPアンテナをくくりつけてQRVしていましたが,年を重ねるうちにグレードアップしていきました.あれから約15年経った今でも,ベランダアンテナでQRVしてします.本稿では約15年培ったベランダアンテナの設置ノウハウを紹介します. |
●ベランダに建てたクロスウィンドムアンテナの実験
マルチバンドアンテナを組み立てて楽しむ.古典的なウィンドムアンテナをクロスさせた構造で,ダイポールよりもやや利得があり,マルチバンドに対応するアンテナを,ホームセンターなどで購入できる材料で自作しました. |
●「釣り竿水平・バーチカル・ループ」+オートマチックチューナーの実力
ベランダ用高効率HFアンテナを求める製作と実験.アパマンハムでも,工夫次第でHF運用は簡単に実現できます.お手軽な方法として,ベランダからモービルホイップとカウンターポイズというスタイルもありますが,実際に始めると,次第にシステムはハデになっていくものです.筆者もその一人で,最初はアパートの1階のベランダに21MHzのダイポールを目立たないように設置しましたが,欲が出て,今はベランダからマストを延ばせる3階建て集合住宅の最上階に住むようになりました.こうなると今度はマルチバンド運用がしたくなり,オートアンテナチューナーとワイヤーを活用したアンテナを試すことになりました. |
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