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2002年 Ace of Aces受賞者の横顔紹介
本誌主催のAce of Acesは1961年に制定され,毎年アクティブに活躍するDXerを表彰しています.Ace
of Acesには「新人賞」「ベストリポート賞」「特別賞」の3部門があり,2002年度は本誌のDXコラム欄にすばらしいDXリポート,DX情報をお寄せいただいた,JK1LUY星野 基さん,JR2BJE田原 昇さん,JL3TEM合楽宏之さん,JR7DXN田村清隆さん,JEφVJV安藤純一さんの5名に「ベストリポート賞」,そして,VP6DIデューシー島DXペディションチームに「特別賞」を贈りました.ここでは,受賞者から寄せられた喜びの声をはじめ,シャック,アンテナの写真を紹介します.
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DXの歴史(第13回) DXペディションの歴史
戦前は“DXペディション”という言葉はなく,海外からの移動運用の多くは,各種探検隊により編成された無線担当者が,業務用バンドとハムバンドとのクロスQSOを行っていました.したがって“エクスペディション”と呼ばれていたようです.DXペディションは,通常,アクティビティの低い国や島などから移動運用し,全世界のDXerに向けてNewサービスするもので,1960年代から比較的盛んになってきました.しかし,実際には戦前にもDXペディションが実施されていたのです.写真は,1936年にJarvis島から運用を行ったメンバーと使用された150W出力の送信機.(出典:QST誌1936年11月号). |
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