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モバイル設備と運用ノウハウ
移動運用して楽しむアマチュア無線 |
理想的な無線通信の環境は,外来ノイズが少なく見通しがよく周囲がひらけている場所でしょう.業務用の送受信所や放送局の場所からも明らかです.個人で開局するアマチュア無線局の場合,かなりむずかしいのが実状です.
環境のよい場所に移動してアマチュア無線を楽しむ移動運用は,日頃の鬱憤を晴らすもっとも手軽な手段です.また,ノイズ環境に優れ見通しのよい場所は,生理的な環境としても優れており,心と体をリフレッシュするのにも最適でしょう.
そこで特集では,移動運用に便利なアンテナやグッズ,また移動時の運用マナーやテクニックに加え,日頃移動運用を楽しんでいるベテランからのワンポイントアドバイスを集めてみました. |
クリーンエネルギーで無線を楽しむ
QRP移動運用の楽しみ
ミズホ通信のピコシリーズと出会ってQRP通信を始めましたが,トランシーバの数は徐々に増えてきました.また自然のエネルギーで相手局と交信することに目覚めた筆者のQRP移動運用スタイルを紹介します. |
アタッシュケースに収め,きれいにまとめ上げる
コンパクトキャリングシャックの製作と移動運用
海外では,コンパクトなQRP機を持ってペデストリアンモバイル(Pedestrian
Mobile:徒歩による移動運用)が盛んなようです.そこで筆者は,旅行や出張時などのわずかな時間に本格的な50W運用ができる環境を携帯できないだろうかと考えました.移動運用の最大出力を確保しつつ携帯性を重視したパッケージングを紹介します.移動手段が電車・バスを利用する場合も,また車で移動する際にも便利です.本記事の後半では,実際の運用編としてチューニング時のキャリアをできるだけ簡単に操作する方法を紹介します. |
VHFのように手軽に7MHzポータブル運用を楽しもう
7MHz 移動用ホイップアンテナの製作
最近,手軽にHFの移動運用ができるポータブルトランシーバが発売されています.本格的な移動運用だけでなく,旅行や出張先からちょっとHFを運用することができるようになりました.フルサイズのダイポールやロングワイヤーがよく飛ぶのはわかっているものの,手軽さを犠牲にしなければなりません.せっかくのポータブル機ですからと7MHzの短縮ホイップアンテナを作ってみました. |
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