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パソコンで拡張するアマチュア無線
トランシーバの制御から測定までパソコンをフルに活用 |
本特集では,パソコンを使って新しいモードや無線機操作を行うためのノウハウと実例をわかりやすく紹介します.話題のPSK31や画像通信/無線機の表示をパソコンのディスプレイでコントロールする/ログ(ソフト)とリグを連携するなど,身近で便利な物にスポットをあてます.また,周辺機器と組み合わせるフリーソフトの活用も見逃せません.リグ+パソコンの運用スタイルを身近にします. |
■キーボードだけでCWコンテストにチャレンジ!
アマチュア無線の運用にパコソンが活用されていますが,モールスコードの生成は,8ビットマイコンの時代から実用化されています.RTTYやSSTVの信号生成に比べ,人間が口で真似ができるほどのスピードの生成は,パソコンにとってたやすい作業です.一方,キーボードでタイピングするスピードは,得意,不得意により差はありますが,多少ワープロ入力に慣れた方によって,一分間に100キャラクタを打つことは別に難しいことではありません.キーボードアレルギーは日本人にとって,ある程度は仕方ありませんが,人差し指だけの五月雨タイピングでも慣れればそこそこのスピードは出るものです.
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■テクニカルシャック製CWインターフェースユニット「PCW-1」使用リポート
最近,市販のトランシーバには,エレクトロニックキーヤーがほとんど内蔵されており,パドルを接続するだけで,簡単にCWモードを運用することができます.しかし,CWコンテストなどでは,CW信号を発生できるログソフトを使うと有効で便利です.もちろん,通常のCW QSOでも,同様のことがいえます.最近は,RTTYやPSK31,そしてSSTVなどの運用もパソコンで気軽に行うことができるようになり,筆者もキーボードに対するアレルギーがすっかり癒え,CWもパソコンで運用してみることにしました.
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■パソコンと融合するアンテナアナライザ
AEA CIA-HF, SWR-121V/U
2000年のデイトン・ハムベンションに行き,AEA社のアマチュア無線家向けのアンテナアナライザ2機種をアプリケーションソフト込み(1機種がハンディトランシーバ並の価格)で購入しました.今年から毎日が日曜日という生活モードになり,最近に手がけたテーマがこのアンテナアナライザを使いこなすことでした.本稿では,どのような測定器なのか,どうやって使うのかなどを紹介します.
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