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快適無線研究所
ノイズ研究室●インターネットとノイズ
ゴールデンウィーク前に東京の本社に出張したら,初々しい新入社員が配属されていました.筆者の勤務するダムの工事現場にも過去に新入社員が配属されたのですが,携帯電話の届かない山の中に寝泊まりする生活環境に耐えられず,街の現場に配転を希望して現場を離れていきました.どうも彼らには携帯電話の使えない生活は,あり得ないようです.
最近,インターネットの接続形態はADSLやCATVなどのサービスを使った,高速で常時接続のブロードバンドが多くなってきました.読者の方でも導入を検討されている方が多くなり,ADSLについてのお問い合わせを数件いただいています.今月号ではインターネットとノイズについての話題をおとどけします.写
真はADSLモデムのインターフェア対策.短めのフライトバー5本を用いてモデム,ルーターにつながるすべての線にコモンモード対策を実施.小さく白い箱がスプリッター.
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ユーザー・リポート
50/122/430MHzトランシーバー
VX-7 (株)スタンダード
“3月30日に店頭にて公開”とだけ告知されていた謎(?)の新製品,「VX-7」がついに姿を現しました.株式会社スタンダードのWebでは,発表した後も毎日少しずつ機能を紹介するページが追加され,興味をそそるものになっていました.さて,鳴り物入りで発表されたVX-7とは,いったいどんなトランシーバーなのでしょうか.詳細は本誌で.
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DXペディションやコンテストで活躍する米国産アンテナの誕生秘話
Force12社訪問記
米国ハムのN6BT
Tomが参加した”チームバーチカル”は2001年11月に中米のジャマイカ(6Y)に遠征して,CQ
WWコンテストのCW部門で,Force12のアンテナとELECRAFT社のQRPリグ「K2」を使用してQRP部門の世界記録を更新した.その快挙については,本誌2002年3月号で紹介されたのでご存じの読者も多いことだろう.そこで,世界的なコンテスタでもあり,Force12の社長でもあるN6BTとはどういう人物なのか,なぜ最近のDXペディションでForce12のアンテナがよく使われるのか,さらにはForce12のアンテナが持つ数々の特徴はどうやって生まれたのかなどを,直接N6BTから話を聞くために,筆者は米国カリフォルニアに飛び,彼のハム歴やアンテナとの関わりをはじめ,Force12社の設立とその後の開発や新製品について,工場と社長宅にて話を伺った.
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