Daily? Diary

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2003.2.24(Mon)    あれ? と思ったそのときに

 あれ? と思ったときに,自分を最後に疑う.もしかしたらわたしも,そんな人間なのかもしれません.

 ことの始まりは昨日.Gパンがボロくなってしまったので,そろそろ買い換えなきゃ…と思うこと数ヵ月,やっと時間を見つけて,お店で試着してみました.あれ? このサイズじゃ入らない.じゃ,もう1サイズ上…これも入らない.「このメーカのは,HW比が小さいのかな」ひとまずこの日の購入は断念しました.
# だって,入らないGパンのWサイズは屈辱的な数値なので….

 そして今日.子供が体重計を引っぱり出して遊んでいるので,「こうやって上に乗るんだよ」と教えるついでに自分の体重を測ってみたら….あれ? 予想より5kgほど重いのです.
 あれ? あれ? まさかそんなはずは? この体重計,壊れているのでは?(とこの後に及んで考えてしまったわたしを反省).まぁ,よく考えると,ストレスにまかせてお菓子に手を出しまくったetc etc,思い当たる節には事欠かないので,事実を厳粛に受け止めることにします.

2003.2.5(Wed)    ボロもうけの機会

 先日,生まれて初めて当選した宝くじの引き換えをした.とは言え,生まれてこのかた宝くじを買ったことはなく,これも忘年会の景品である.当選金額も300円.まぁ,何ということもないのだが,やはりただの紙切れが3枚の硬貨になって返ってくると,何がしかの感慨がある.

 そこで思い出したのが,昔イスラエルに旅行に行ったときのこと.帰る日も間近になったある日,お土産を買うのにもう少しお金が足りなかったので,トラベラーズ・チェックを換金しに銀行に行った.5,000円のトラベラーズ・チェックを差し出すと,なにやら受付の女性は大量の紙幣を数えだした.
 50万円相当の紙幣をぞっくり手渡されたわたしは,「こんなはずはない!」と申し出た.が,受付の女性は「だって,壁のレート表に書いてある通りよ」と譲らない.それより「こんなお金を見せびらかしているのは危ないから,早くしまいなさい」とさかんにせきたてる.
 でも,何かが違うはずだ…受け取るわけにはいかない…どうしよう…と,ふだんではありえないようなピンチを迎えたわたしは,ようやく,日本円のレートが「1円あたり」ではなく「100円あたり」で表示されていることに気づき,そう説明した.
 「あぁ!」と,やっと理解した女性は「あなたは正直な人ね」と笑顔で送り出してくれた.てれくさいような,妙に良いことをしたような気分で銀行を出た.だって,これだけ金額が大きいと,やっぱり「ラッキー!」じゃすまないでしょ?