Daily? Diary

  2003年 6月 5月 4月 3月 2月 1月
  2002年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月

2003.7.29(Tue)    ステキの理由

 やりたいことはたいてい重なってやってくる.大忙しのさなかに,また 違うことをふいっとやりたくなる.なんだか支離滅裂….

 ところで,わたしには尊敬する指揮者がいるが,彼のWebサイトのBBSへの書き込みには「指揮する姿がお美しい」「表情がステキ♪」などの書き込み,多数.…なんだかしらけてしまう.指揮者として,そういうところをほめられるのって,嬉しいのでしょうか… というのは単なる1ファンとしてのやっかみかな?

2003.7.22(Tue)    大阪ってこんなとこ?!

 大荷物を持って,ベビーカーを押しながら大阪に行った.大阪と東京,どちらも大都会かと思っていたが,ぜんぜん違う….今回は,そんなカルチャー・ショック・レポートである.

 その1.大阪(梅田)はコンパクトである.東京駅というより名古屋駅に近い.ちょっと出るとくだけた飲み屋街があるし,お初天神のような地元スポットもある.東京駅は丸の内も大手町もどこかよそよそしい(のかな?).

 その2.LOFTで「古着」を売っていた.東京なら,リサイクル・コーナーとかビンテージ何ちゃらとかネーミングするだろうに… 堂々と「古着」と書いてある.西日本育ちの相棒に聞いてみたら「だって古着やん.何きどってんねん」と思うのが大阪人なのでは,という答え.なるほど….

 その3.バリアフリーでない.例えば,横断歩道を渡るときにも,段差を降り,昇らなければならない.何なんだ〜! ベビーカーをがくん,と持ち上げるのはけっこうたいへんなんだぞ! と思っていたら,横断歩道のまん前ではなく,角の部分がスロープになっていた.気づかなかったわたしが抜けている?
 そのほか,エレベータがない駅もけっこうあった.せめてターミナルの梅田駅くらいにはつけてほしい….それから,道を渡る手段が歩道橋だけ,というのもやめてほしい.もちろんスロープがないので,両手で荷物とベビーカーをかつぎあげてよいしょよいしょ昇りましたわ.

 その4.エスカレータが左側通行(歩かない人は右側に寄る).ぼーっとしていて,全員が右に寄っているなかをひとりで左に寄っていたわたし.指摘されるまで全然気づきませんでした,ごめんなさい.

 でもまぁ,大荷物のわたしに気軽に声をかけて手伝ってくれる人もいたし,大阪って人間味のあるところだなぁ…というのが感想である.あれ? もしかして,東京が特別(異常)なのかも?

2003.7.14(Mon)    ひとり のびのび! しごとに励む楽しさよ

 この週末,ひさびさに1人の夜を過ごした.夫がこども(2歳)を連れて,実家に帰ったのである.というか,わたしにしごとをさせてくれるために,避難してくれたのだが….

 土曜の夕方,がらんと静かな家で,しごとがはかどる,はかどる.夜になっても夕食のしたくに追われないし,ちらかす人がいなくて部屋はきれいだし,広い.いつもは出社しないとしごとに専念できないのに比べ,なんてすばらしいのだろう!

 20時ごろ,ふらっと外に出て本屋に寄った.あぁ自由だ…などとしみじみ思いつつ家に帰ったら,こども(と夫)からのメッセージが留守電に入っていた.「オカーチャン,オシゴト,ガンバッテネ」.
 あ,ありがとう….

 土曜と日曜にみっちりしごとができたおかげで,どうしても月曜までに終わらせなければならない分を何とかクリアできた.理解ある家族を持って幸せなわたしである.でも,今週中に何とかしなければならないしごとはまだいろいろと残っているのだが….うー,がんばるぞ.

2003.7.7(Mon)    またまた なくしたものは…

 なくしてしまった,と思っていた手帳は,無事に会社の袖机のそばの紙袋から発見した.あーよかった!!
 と思う暇もなく,今度は,結婚指輪をなくしてしまったのである.

 経験のある方にはわかっていただけると思うが,帰宅後の,夕食を準備してこどもに食べさせて,歯を磨いて,お風呂に入れて,あせもの薬をつけてやり,パジャマを着せて寝かしつける…というのは,けっこうたいへんなことなのである.合い間に洗濯物もたたまなきゃならないし,お風呂も沸かす前に掃除しなきゃならないし,こどもがおもちゃを展開したりこちらのじゃまをしたりすることもしょっちゅうなのだ.そんな中,ついやりかけのことをそのままにしてしまったり,忘れてしまったりする.
 わたしも肌が弱く,よく手が荒れる.手荒れの薬をつけるために指輪を外していると,こどもが「ユビワ」と言って指にはめ,持って行ってしまう.きのうかおとといかその前あたりにも,そんなことがあった.「返して!」と言ったところまでは覚えているのだが,その後返してもらったかどうかは記憶にない.

 …そんなことを思い出したのが,土曜日の朝5時.あれ? 左手の薬指には指輪がない.いつもほいっと置く卓上にもない.こどものおもちゃ箱にもない.
 7時ごろ,こどもが起きたので「お母さんの指輪,知らない?」と聞くと,「ココ」と引き出しを指さす.かき回して探すが,ない.もう一度聞くと「オフロノナカニ,アッタヨ」などと言うが,風呂場にもない.そもそも,2歳になったばかりのこどもの言うことを確実だと考えること自体が間違っている.……じゃ,どこに?
 世界に一つしかない結婚指輪を失くすなんて,言語道断だ,いったいどうしよう….気丈なつもりのわたしの目にも,つい涙が….「そのうち,きっと出てくる.出てくるよ」と思いつつも,つい不安で探し続けること4時間.洗濯物を干すために,じゃまになる布団をたたんでいたところ,中央に光るものは…….「あった!」

 お騒がせしました.わたしが寝ていたちょうどそのあたりに転がっていました.…ということは?1) こどもが布団の真ん中に置き去りにしていた,2) わたしが寝る前に何気なく外した,3) わたしが寝ているうちに無意識に外した,のどれかに違いない.…いずれにしても人騒がせな話であった.

2003.7.3(Thu)    なくしたものは…

 どうも,手帳をなくしてしまったらしい.大した情報が書き込んであるわけではないのだが,そのときどき思いついたことやタスク・リスト,遠い予定などを書いてあったので,ないとなると不便である.だれかに拾われて読まれているかもしれない,などと思うと,早く見つけなければ! と気が焦る.
 おおかた,どこかの紙袋に滑り込んで眠っているのだろうが,…探せば探すほど見つからない.

 わたしの相棒はたいへんに物の整理がへたで,よくたいせつなものをその辺に置き忘れているのだが,ふしぎと完全に紛失することはない.わたしは,相棒に比べればずいぶんとマメなつもりなのだが,致命的なものをときどき無くす.なんだか不公平だ....

 やつあたりついでに暴露すると,今朝少し早めに起きたので,玄関の汚れきった相棒の靴を磨いてあげた.砂ぼこりをふき取って,靴墨を塗り,すりこみ,最後に布で磨き上げる.われながらすてきな靴になったなぁ,などと思っていたのだが,相棒はちっとも気づかずにその靴を履いて出勤していった.
 まぁ,「内助の功」はしばしば報われないものである.たとえ相棒が気づかなくても,わたしが玄関で靴を見るたびゲッソリせずにすむのは幸せなことだ.やれやれ.
※共働きなんだから,靴くらい自分で磨け! 脱いだ靴下は自分で拾え!

2003.7.2(Wed)    泡世代

 昨日,六本木ヒルズに行った.
 全体的には,わたしには肌が合わない場所だと思った.何と言うか…消費をあおるバブルの香りがした.ちょっとおしゃれで価格高めの街並みに有料の展望塔.滝や意味不明のオブジェが配置され,その間を闊歩するおしゃれ顔の人々.
 しかし,そんな中にも「おぉ!」と思うものがあった.スカイタワー49階.廊下に立ち並ぶ背の高い書棚.その中には,医療,税金,映画,イラストなどさまざまなジャンルの本が並ぶ.…さらに,大きなガラス窓が広がる展望コーナがある.あ!東京タワーが眼下に見える! あそこに見えるのは三井記念館(?)? こっちには国会議事堂が!

 ひとしきりはしゃいだ後で聞いてみると,並んでいる本棚は,会費を払ってメンバになれば,自由に閲覧できるそうだ.ちぇっ.でも,わざわざ気分転換&アイディア創出のために六本木ヒルズまで来なくたって…地元の図書館や川べりではダメなわけ? …と,思ったりするわけである.

 あまり人工的な環境は,ちょっとこわいような気がする.空に突き刺さるタワーから地上を見下ろすのは楽しいけれど,神様のお怒りに触れませんように….

2003.7.1(Tue)    この730日間...

 わたくしごとですが,こどもが2歳の誕生日を迎えました.
おめでとう!

 その成長ぶりを見るにつけ,おとなになってからの2年間と,乳幼児のころの2年間,ましてや生まれてからの2年間はとてつもなく長く偉大なものだと感じされられます.
 ふと,おとなのわたしももっと時間をたいせつに生きよう,と省みるのでした.