Daily? Diary

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2003.8.29(Fri)    今日は何の日

 ふと,「今日は○○さんの誕生日だったな」と思い出すことがある.8月だけで言っても,3日は大学時代のサークルの親友,7日はゼミの親友(と母とのび太くん),12日は大学2年のときに好きだった人,13日は大学時代のライバル(?),17日は前の会社での悪友(?),24日は中学3年のときに好きだった人,...などなど...である.そういうのを,ふと当日に思い出す.そして改めて,いろんな人とめぐり会いながら今日に至っているのだな,などと思い返す.
 多くの友達とは,ここしばらく連絡を取っていない.元気かな,と遠くで思うばかりである.元気かな.…

2003.8.25(Mon)    休日の「おしごと」

 しごとがたまってきたので休日出勤しようかな…と思っていたが,暑さとコドモの笑顔に負けて,家にいた.暑い→だるい→眠い にも関わらず,コドモは昼寝もせずにおままごとに付き合わせる.

 子「いらっしゃいませー.ご注文は?」
 母「えーと,ハンバーグをください」
 子「はい.ハンバーグですね.どうぞ」
 母「(ムシャムシャ)おいしいですね」
 子「お茶もどうぞ」
 母「ありがとう… (ゴクゴク)あーおいしい」
 子「6円です.お金を払ってください」
……
 などのお買い物ごっこをさんざん繰り返させられる.なぜか値段はいつも6円.ときには,お店の人とお客さんが反転する.

 母「いらっしゃいませー.ご注文は?」
 子「…カレールー」
 母「大盛りと普通… えーと,大きいのと中くらいのと小さいのと,どれがいいですか?」
 子「大きいのがいいです」
 母「はい,どうぞ」
 子「ありがとーございます」
 母「デザートにリンゴもいかがですか」
 子「はい,いいです」
……
 ふふん.母のほうがバリエーションが多いのだ.
 でも,ちっとも休めない.ちょっと横になると「起きてよー! 起きる時間だよ!」とたたき起こされる.かわいいんだけど,ちょっとは休ませてよぉ….
 そんなわけで,休日もちっとも体が休まらないこのごろです.

2003.8.22(Fri)    ひどい宿

 7月に旅行に行って,ひどい宿に泊まった.30年間生きてきて史上最悪の宿だった.特に食事代.けっこう高かったのにひどい料理が出てきて,がっくり.…あまりに悔しくて,苦情の手紙を書いた.きちんと回答をください.何も回答がない場合は,インターネット上の感想を書き込む掲示板などに感じたままを書かせていただきます….そんなことを書いたのに,反応がない.
 思い出すたびに悔しい体験だったが,忙しさのなかにまぎれていつしか記憶も薄れていった.…しかし,忘れてはならじ&ほかの旅行者にもこんな思いをさせてはならじ,と,自分のプライベートWebサイトに感想のページを載せた.ついでに,その旅館を見つけた観光旅館組合や「旅の窓口」に苦情のメールを送っておいた.

 すると,なんとびっくり.その日の夜に,当の旅館より電話がかかってきたのだ.インターネットを見て,予約をキャンセルする大口のお客さんが何件もあったらしい.困っているので掲載を削除してくれ,という.その後は反省してサービスを改善し,8月以降はお客さんにクレームを言われることもない,という.
 本当にどこまで反省しているかはギモンだったが,食事代を若干払い戻してもらうことを約束し,いちおうわたしのWebサイトからは旅館名を削除することにした.

 …でも,よく考えたら,旅の窓口からは削除されないんだよね….お金が届いたら,旅の窓口から削除する方法を教えてあげよう.それは,投稿者に個別に連絡を取り,和解して取り下げてもらうか,もしくは掲載の3ヵ月間が過ぎるのを待つことです.たぶん和解は難しいでしょうから(全額払い戻しでもしない限り!),3ヵ月間はキャンセルに甘んじつつ反省すべきでしょうね.

2003.8.20(Wed)    ものを書くとき

 ある程度の長さがある文章(これのような)は適当に書けるのに,編集後記だの,メルマガのリードだの短文を書くのは苦手である.なぜか? …たぶん,自分の言いたいことを理解してもらうための説明を圧縮できないのが原因だろう.
 もしかしたら,自分の主張がないのかもしれない… などと弱気になってみる.

 考えてみれば,何事についても「一言で言えば」的な行動は苦手なような気がしてくる.「主張のない人間はそもそもモノなど書くな!」という声さえ,どこからか聞こえるように思う.
 まあ,そんな中でも日々感じていることはあるわけで,そういうことは誰かに聞いてもらいたいと思う.大したことではないけれど,そんな日々の揺れこそが,生きるチカラなのではないかと思う.

 そんなわけで,まわりの方々にはいろいろとお世話になっております….こっそりひっそりと,感謝.

2003.8.19(Tue)    ラジオのアナウンサー

 我が家のテレビはコンセントから抜かれていて,朝食・夕食時に活躍するのはラジオである.そんなに熱心に聴いているわけでもないのだが,夕食後にちょっとダラダラとしつつ耳を傾けていると,けっこう面白い趣向を凝らした番組がある.
 聞いているのはたいていAMのNHK第1放送.目的はニュースなのだが,その前後にちょっとした音楽やらトーク番組やらがあって,雑学が広がったりアナウンサーのリードのうまさに感心したりする.

 なかでも好きだったのは,月曜夜8時からの「疑問の館」.ギーッと,洋館の重い鉄門の開く音が響いた後,チェンバロか何かで奏でるバロック調の1フレーズ.館の主である「葛西 聖司」アナウンサーが司会を務め,数人のゲストとともに館の部屋を回りながら雑学クイズを楽しむ,という趣向である.
 内容であるクイズより,効果音と,ゲストにちっとも遠慮しない葛西氏の話しかたの魅力が大きかった.今は,テーマ曲も変わり(ヴァイオリンによるエルガー作曲「愛の挨拶」だと思う),アナウンサーも黒田あゆみ氏に.黒田氏も落ち着きと親しみを兼ね備えた名司会ぶりだと思うけれど,やっぱり初代・主の魅力には代えがたい.
 ほかの番組にも,青木裕子アナウンサー,村上信夫アナウンサー などという魅力的なラジオ・パーソナリティを発見した.

 顔の出ないラジオというメディアは,テレビと比べると花形度が落ちるのだろうが,「声だけ」という制限がかかることにより,よけいにその人の力量が試されるように思う.

2003.8.14(Thu)    イライラッ!!

 HTMLファイルを編集するときは,まず無意識のうちにテキスト・エディタを使う.理由は何か? 起動と反応が早いからである.何も文字を書き足し,訂正するだけなのに,多機能すぎて重たいHTML作成エディタは要らないのである.

 そんなわたしが最近頭に来ているのが,エクスプローラである.ちょっとネットワーク上のファイルをリネームしたいだけなのに,再描画に時間のかかること かかること.挙句の果てにせっせと落ちる.いいかげんにしてくれ! と声を大にして言いたい.こんなことなら,そろそろ使いかたを忘れたコマンド・プロンプトを起動して,CUIでファイル操作しようかしらん… などと半ば本気で考えてしまう.
 だいたい,わたしがしたいのはたいていシンプルなことである.テキストで文章を書く,画像を多少調整する,決まった文字数で折り返したまま印刷する,etc,etc.そんなことはもっと軽く,速く,快適にやらせてほしいのだ.

 OSだって,Windows NT 4.0でもよかったかな… とさえ思ってしまう今日この頃である.あれ? NTはときどき落ちたんだっけな? のど元過ぎれば何とやら.

2003.8.13(Wed)    ちょっとジマン

 『デジカメ時代の写真術』という本を読んでいる.ちょっと自慢になるが,「もしかすると,わたしは写真撮るのうまいかも?」と読みながら思った.そもそもこの本は,「素人でもちょっとした努力で"すてきな写真"(注:"プロのような写真"ではない)が撮れるコツ」を伝授する本である.そこに書いてあるコツは,わたしが「なーんだ,そんなことならいつもやってるよ」と思うことばかり.そして本文の合い間に,「いつもこれをやっている人は写真のうまい人だ」と書いてあるのである.わぁ,わたしってすごい!

 例えば,記念写真を撮るときは風景(建物)を遠くに,人を近くに配置し,人を大きめに撮る.フレームに収まる構図を考える.アップで撮りたいときは絞りを開き,背景をぼやけさせる.イベント(結婚式など)のときには小物(キャンドル,ウェルカム・ボードなど)も撮っておくと喜ばれる,等々.
 わたし自身はそんなにカメラに凝っているわけではない.いつもオート・フォーカスだし,ピントも露出もいじらない.でも,中学生のころから構図を考えるのは好きだった.数年前に幸運にも一眼レフを手に入れてからは,絞りだの被写界深度だのも若干理解するようになった.あとは,色彩の絶妙なバランスを見つけるのが好きだ.その程度である.

 ところでわたしは,電気で動くおもちゃがあまり好きではない.使わなくていいところで,わざわざエネルギーを消費しなくても….と思ってしまう(あれ? わたし,住む業界を間違えたかしらん).
 親がセッティングする「幼児期からの英才教育/パソコン教育」も嫌いである.こどもが興味を持つのであれば,差し支えない範囲で親が直接教えたり,本物を触らせてあげればいいではないか.

 ところでうちのコドモは最近カメラに興味しんしんである.カメラ箱から勝手にデジカメを取り出し,「パチリ」と言いながら撮っている(たまにシャッターにまぐれ当たりしている).一眼レフも持ちたがるので,たいへんである.これは,落として壊すと高いんだから…….実物教育って,なかなかスリリング.

2003.8.6(Wed)    「自己責任」と言えないつらさ

 むし暑い日が続く.まぁ多少暑かろうが寒かろうが,自分のことなら自分で何とかなるのだが,問題は相棒とコドモである.
 相棒はやたらと冷房を入れたがり,そしてすぐ寝冷えする(困ったものだ).一方,コドモは寝相が悪い.あっちへゴロゴロ,こっちへゴロゴロ,かけていたタオルケットもどこへやら,本人は汗びっしょり,後に冷えて風邪をひく.

 コドモに風邪をひかれると困る.なにしろ保育園に預けられない.保育園に行けてもプールに入れない.この暑いのに.相棒はおとなだから風邪をひいても自己責任! なのだが,コドモにうつされる可能性がある.それは困る.
 だから,そういう事態を防ぐため,日夜努力するわけだが,なかなか思うようにはならない.むー.