Daily? Diary

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2003.12.19(Fri)    今年のしめくくり

 昨日はひさびさに舞台に立った.小さめのホールで客席は半分くらいしか埋まっていなかったけれど,公演自体はすばらしいできだったと思う.でも,控え室が表側にあって,楽屋口との往復はいったん外に出なければならなかったので,ちょっと恥ずかしかった.だって,終演後に,舞台衣装をつけたまま楽屋口から表玄関を入るとき,帰っていくお客さんとすれ違うのだもの….
 終わりよければすべて良し.すてきな1年だった,と思う.しごとはまだ終わってませんが….

2003.12.9(Tue)    血の恐怖の次は…

 今は貧血ではないはずなのに,なぜか頭痛がする.それもズキズキと痛む.原因は寝不足? 目の使いすぎ? 思い当たることだらけで,それでも回避しようもなく,….
 早くヤマを越えてしまうことですね.あーあーあ.

2003.12.2(Tue)    わかりません,できません

 別に,自殺願望など爪のあかほども持っていないのだが,最近よく思い出すことばがある.

「リッチでないのに
 リッチな世界などわかりません
 ハッピーでないのに
 ハッピーな世界などえがけません」

 CMディレクターで多くの名コピーを生み出した,杉山 登志氏の遺書である(彼は1973年に自殺した).わたしも発信している情報の内容は違えど,こんなことを思うとは,メディア側の人間として,もしかして致命的?
 ――いや,それならば,リッチでない世界,ハッピーでない世界を描けばよいのではないか.そう開き直ることで,日々のしごとを成り立てている.ような気もする.そうでない気もするが.まぁ,いっか….

2003.12.1(Mon)    ARTな夢

 今朝の夢には,わたしの尊敬する某カメラマンのかたが出てきた.なぜかそのかたはピアノにも堪能で(ということに夢の中ではなっていた),わたしが以前演奏したときの音楽について,こちらの気持ちをおもんばかりながらも丁寧にアドバイスしてくれていた.
 …まぁ,何でそんな夢を見たのでしょう,というようなたわいない夢なのだが,醒めてからも,なんだか本当だったような気がする.本当にそういうことがあってもおかしくない気がする.art,という意味で共通だからだろうか.

 そんなわけで,今日は妙に幸せな気分で過ごしている.

2003.12.3(Wed)    ドラキュラもかくや…

 わたしは血が怖い.健康診断の採血も嫌いだし(想像しただけで青くなる),手術も,暴力も,とにかく血を見ることは何もかも苦手である.
 そんなわたしは,実は貧血でもある.それほど重症という認識はなかったのだが,ここ数日,頭痛まで始まった.脳が血中の酸素不足で悲鳴を上げているのだそうだ.こ,こわい・・・.
 怖いから鉄剤(造血剤)を飲んだ.鉄分の吸収をよくするために,ビタミンC=みかんも食べた.昼食には「やきそばパン」などにも手を伸ばしてみた(やきそばには鉄分が多く含まれているらしい).

 血,血,血が足りない….実際に足りないかどうかではなく,「足りない」と思うこと自体が自分に恐怖をもたらしている,と認識しつつも,考えることをやめられない.こわい・・・.