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エレクトロニクス製造・実装に関する専門技術展
インターネプコンワールドJAPAN | |||
![]() 入場口のようす エレクトロニクス製造技術展示会「インターネプコン・ジャパン」が1月16日(火) 〜18(金)の3日間,東京ビックサイトで開催された.主催はリードエグジビジョンジャパン(株).1972年の第1回展示会以来,今年で31回目を迎える同展示会は,世界9か国13か所で開催される国際的な展示会となっている.さらに今回は,同展示会および「第19回エレクトロテスト・ジャパン」に加え,半導体パッケージ製造に必要な装置,部品,材料を一堂に集めた「第3回半導体パッケージング技術展」,プリント配線板および電子部品を展示した「第3回プリント配線板EXPO」「第3回電子コンポーネントEXPO」,先端の光通信技術を紹介する「第2回ファイバーオプティクスEXPO」が同時開催され,エレクトロニクス専門技術展として,規模を大幅に拡大しての開催となっている. ●インターネプコン・ジャパン![]() 日本電気(株)のレーザ装置LASERSERVER 500シリーズ 「インターネプコン・ジャパン」では,展示会場をメインゾーン,「工場設備・備品ゾーン」「ERP・生産管理システムゾーン」「はんだゾーン」の4つのゾーンに分けて展示を行っていた.(株)セイワ製作所ではハンダレスにおけるスポット溶接の切り替えを主体とした技術を展示しており,マイクロスポット溶接やモニタによる品質管理監視システムに来場者の注目が集まっていた.日本電気(株)のブースでは,高性能LD励起YAGレーザ発振器を搭載したレーザ装置を各種展示しており,とくにこの分野の主力サーバである「LASERSERVER 500シリーズ」に力を入れていた.また,レーザマーカエンジン製品(SL577A)にも高い関心が集まっているとのことだ. ![]() 小寺電子製作所の全自動皮剥機 (株)小寺電子製作所では,同社ならではの超高精度クリンプフォースモニタ技術を利用した加工品監視システムを中心に,全自動両端圧着機(C511/C511Z)や全自動皮剥機(C370)などの展示を行っていた.(株)リード・レックスでは,Web対応の製造向けERPである「R-PiCSV3」をコアとした生産管理,販売管理,見積支援といったパッケージの展示を行っており,新しい形態での各種管理の運用形態をアピールしていた. ![]() アマダのブース (株)アマダは新型パンチプレスによる従来工法のQ.C.D問題を解決するソリューションを展示しており,NCパンチプレス(MERC722 typeS)はとくに関心の高い製品であるとのことであった.(株)アドバンテックでは,基板への部品実装をマニュアルで行う場合に,一定時間内に安定した品質の実装基板を必要時に必要量だけ生産するためのソフトウェア「Mount Guide」やクリームハンダ印刷機,部品供給装置などを多数展示していた. ●エレクトロテスト・ジャパン![]() アド・サイエンスのブース エレクトロテスト・ジャパン会場では,とくに画像処理関連を主体としたゾーンが設けられており,(株)アド・サイエンスでは,標準カメラから直接PCメモリに画像を取り込める「Picoloシリーズ」やイメージ解析ツールである「eVision」をはじめとして,各種画像ボード,画像処理ソフト,CCDカメラなどを多数を展示していた. ![]() 住友金属システムソリューションズのR-BOX (株)住友金属システムソリューションズでは,半導体装置の位置決め,文字認識などのソリューションを展示しており,なかでも半導体部品等の位置決めの監視を行うための「R-BOX」は人気の商品とのことであった.日本ナショナルインスツルメンツ(株)では,同社の定番であるLabVIEW6i,TestStand,IMAQをはじめとしたNI製品を統合することによって,高性能でローコストな計測,制御ソリューションが可能となる各種デモを行い,アピールしていた. ![]() ケーアイテクノロジーの異物混入検出システム 各種学習用ボードや画像処理ボードを多数展示していたのが(株)ケーアイテクノロジーで,異物混入検出システムのデモを行っていた. ●ファイバーオプティクスEXPO「ファイバーオプティクスEXPO」では,富士通や日本電気,理経,アンリツなどの各メーカーが光ファイバー関連の最先端の技術を紹介していた. ![]() NTT-MEの展示 (株)理経では,マルチサービスATM ACEシリーズやE1/T1,イーサネットマルチプレクサーの展示を行っており,「Optimux-XLE1/XLT1」は複数のE1またはT1リンクとイーサネットを1本の光ファイバー上で多重し,最長60Kmまでの伝送が可能な製品となっている.また,(株)NTT-MEでは「IT対応のマルチメディアビルづくり」と題して,e-ビルディング構築に必要なコネクタ,FOスライド式光成端箱,壁取り付け型ECL光成端箱などの各種機器の展示を行っていた.アンリツ(株)では,ファイバアンプの評価を行う光コンポーネントテスタ(ME7894A)や光スペクトラムアナライザ(MS9710C),40G伝送システムの評価ソリューション(ME7750A)など,光関連の各種テスト/評価機器を多数展示し,来場者の関心を集めていた.
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