Daily? Diary

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2005.2.28(Mon)    目はたいせつに

 パソコンの画面とにらめっこし続けている生活をちょっとでも改善しようと,「VDT WATCH」というフリーウェアをインストールしてみました.60分ごとに「休憩時間ですよ!」という警告を発してくれるツールです.
 でも,実際には60分なんてあっという間.警告を無視して作業を続けること3時間.途中に会議が入ったので,その間の20分が目にとっては休憩になっているかな…といったぐあいです.だって,1時間ごとに作業を中断してなんていられません.そんな,とてもとても.

 結局,こういった「目をいたわらない態度」のツケが,毎度の健康診断に出ているのですけれどね.目先のしごとをなかなか捨てられないわたしです.

2005.2.25(Fri)    ハマるゲームの秘密から...

 パソコンのゲームはほとんどやらない(というか,ハマりやすいから遠ざかっている?)わたしだが,つい試してみてハマってしまったゲームがある.Flashベースのゲーム,「ZOO KEEPER」である.
 どんなゲームか,というと,テトリス動物版とでも言おうか.上から数種類の動物のアイコンが降ってくる.それを,上下左右のいずれか1個と入れ替えて,同じ動物のアイコンを三つ以上並べては消すゲームだ.時間内にある程度以上の得点を上げられれば,次のステージに進める.ルールも遊びかたもごく単純なものだ.

 では,なぜそんなにハマるのか? それはきっと,GAME OVERになったときの得点の表示方法にあるのだろうと思う.ここでは,上司が後輩を叱るような動画が出てきて,「問・題・外!」とか「キミ,このしごと向いてないんじゃない?」などのお小言を言う.けっこう良い得点が出たのにな,と思うときにも,何かしら怒られる.これが,「じゃ,もっと良い得点を取ろうじゃないの」というモチベーションにつながっているように思うのだ.

 ひるがえって現実世界では,長く勤められない新入社員の話などが聞こえてくる.「ばかやろう」とか「何度言ったらわかるんだ」と叱ると,すぐ辞めてしまうらしい.だから「どうやったらこの問題を解決できるのだろうね?」と,下手に出なければならないらしい(と,ニュース解説で言っていたが,本当?).まぁ,そこまで言われると「部下のご機嫌を取っているみたいで,しごとなんてやってられないよね」とも思うけれど,確かにわたしも頭ごなしに叱られるのは嫌だと思う(せめて,努力は認めるけれど結果が出ていない… くらいの言いかたにしてほしい).
 じゃ,なぜZOO KEEPERなら怒られても気にならないの? と言えば,それが「どうでもよいことだから」だと思う.ゲームで高得点を取ろうが取れまいが,それは自分の価値ではない.だから,そこでいくら怒られようが,自分自身を否定されたような気はしない.却って「じゃ,もっと向上したらどういう反応になる?」という興味が持続するのだろう.

 これを逆に新人育成に応用するとすると…? 新人がそれほど重視しないことで,目標になる何かを競ってみるといいのかも? もちろん,逆に「何つまらないことにこだわってんのさ」と思われてしまうリスクもあるけれど….

2005.2.24(Thu)    お弁当ってたーいへん

 今日は,保育園で1ヵ月に1度のお弁当の日である.これまでは園内で食べていたお弁当も,今回は年度中の最後の「お別れ遠足」とのことで,縦割りクラスで(手近な公園まで)ハイキングするらしい.これまではお弁当だけ用意すればよかったのが,今回はリュックにお弁当と水筒を詰めて,ビニール・シートやおしぼりも持たせてください… という,グレードアップした内容だ.
 だいたいお弁当を作るだけでたいへんなのに,水筒が入るサイズのこども用リュックがない.ちなみに水筒も大人向けのもの(保温タイプ.けっこう重い)しかない.しかたなく,わたしの小さめリュックにあれこれ荷物を詰めた.6時起きでお弁当を作り(もちろん前日にも下ごしらえ),てんてこまいで,登園する8時半になんとか間に合わせた.あ,ビニール・シートも入れなきゃ! ピーターラビットの可愛いのがあるはずなのに見あたらず,しかたなく,よくある縞々のビニール・シート(1畳分くらいある)を入れた.

 こどもは喜んでリュックを背負っていったけれど,やっぱり大きいよなぁ.それに重そう.体に合わないリュックって背負いにくいんだよね….ごめんねぇ.おまけに,おにぎりに巻く海苔も切らしていた.ごめんねぇ.デザートのフルーツも,適当な果物を買うひまがなく,ちょっと酸っぱめのキウイだ.ごめんねぇ.
 こんな「ゴメンナサイ」だらけのお弁当でも,こどもはいつも喜んで食べてきてくれる.ありがたいなぁ,と思いながら,でも卵焼きだのハンバーグだのいっしょうけんめい作ったんだよ,ミニトマトだってわざわざ買いに行ったんだよ,と,ちょっと誇らしい気持ちにもなる.いつも張り合いを作ってくれる,こどもに感謝.

2005.2.23(Wed)    達人の域? それとも本能?

 社会人になってから,そろそろ丸10年が過ぎようとしている.大学が文系で,いきなりコンピュータ会社に就職したわたしは,当初めちゃめちゃキー・タイプが遅かった.プログラミングの問題を解くときなど,問題文に含まれているソース・コードを入力しているうちに解答時間が終わってしまう――というような状況だったのだ.
 時が経ち,今では日本語変換の遅さにいらだつほどキー・タイプは速くなった.おまけにブラインド・タッチ.で,ふと「Aのキーはどこだっけ?」と考えてみると,これが,わからないのだ.

 「あいうえお」と入力しようと思うと,指がかってに動く.「ABCDE」でも同じである.でも,個々のキーの位置を覚えているのとは違うのだ.その証拠に,「キーボードの文字の配置を上の段の左から順番に言ってみて」と言われると,答えられない.…
 これは自慢できることなのか,恥ずかしいことなのか,それともみんなそうなのだろうか….みなさんは,どうですか?

2005.2.22(Tue)    新聞勧誘を考える

 6月から若干生活が変わるので,新聞(一般紙)でもとってみようかと思っていた.高校時代から,「新聞は朝日」と決めている(一時期,毎日新聞に気持ちが揺らいだときがあったが).だから,休日の夕方に偶然やってきた勧誘員とさっさと契約した(3ヵ月だけど).なんだかすごく感謝され,ビール券だのごみ袋だの洗剤だのをもらってしまった.

 前から不思議に思っているのだが,なぜ新聞の勧誘員は戸別訪問するのだろう? わたしなんかは,しつこくされたり粘られたりするとよけいに嫌になるほうだ.それより「ご契約のかたにはビール券xxxx円分を進呈!」などと特典内容を明記したチラシだけ入れておけばいいのに.わたしならチラシをとっておいて,比較検討して,いちばん良さそうなところに電話をかける.そのほうが効率的だし,ストレスもたまらないような気がする.
 でも,相棒が言うには,やっぱり戸別訪問に弱い人のほうが多いそうだ.新聞なんてどれだって同じ,と思っている人もけっこういるのだそうだ.…ふーん.まぁニュースはテレビでも流しているし,テレビ番組表はインターネットでも確認できるしね.新聞にとってはつらい時代なのかもしれない.

 いつも新聞を広げるたびに,その情報量の多さと読まれる時間の短さを思う.これだけの原稿を書くために,何人の人間がどれだけの労力を使って取材していることか.しかし,「このごろ忙しくって」と開きもせずに山積みにされる新聞のどれだけ多いことか(...わたしもその1人...).本は捨てづらいのに,新聞なら何のためらいもなく,ちり紙交換に出せてしまう.よく考えると,作り手に申し訳ない気がする.

 もう一つ不思議なこと.新聞の勧誘員が置いていく「粗品」は,なぜ「本当に粗品だね」と言いたくなるようなものばかりなのだろう? おまけにかさばる.洗剤とスポンジと台ふきんのセットなど,まぁ消耗品だからもらってじゃまにはならないけど,これならビール券をもう1枚もらったほうが嬉しいのにな,と思う.それに,「ビール券」より「図書券」や「パスネット」がほしいのはわたしだけ?
 新聞勧誘員が想定している“一般庶民”って,実際には,どのくらい存在しているのだろうか?

2005.2.16(Wed)    ひがみ?そねみ?

 初めて読む作家の場合,なるべく小説から読むようにしている.エッセイは,その人のキャラクタを承知していないと読めないものが多いからだ.共感するより前に「この人,なんでこんなに個人的なことダラダラ書いてんの?」と思ってしまうのを避けるためだ.
 ま,料理に例えると,初めて入ったレストランでは卵料理を頼む…てなもんでしょうか(べつに頼んでないけど).

 で,昨晩,とある女性作家の作品を読んだ.わたしが女性作家の作品を読むと,尊敬するか嫉妬するかのどちらかだ.もちろんすばらしかったときに尊敬するわけだが,嫉妬するのは「この程度で,なんであなたが売れてるの?!」と思う場合である.男性作家の場合は,尊敬するか無視(冷笑)するかのどちらかになる.
 で,その作家は,嫉妬の部類だった.むー.さっぱり良さがわからない.その人の感傷についていけない.なんだか,好んで不幸を追い求めているような気さえする.もっと建設的に生きようよ.言いたいことは言おうよ.気遣い合ってお互いに疲れていくような関係はやめようよ.当たって砕けろ,すっきり,さっぱり.そんな生きかたに憧れるわたしには,ある種の女性作家の作品はとてつもなく合わない.

 わたしの好きな人が好きだと言った本だったのになぁ.わたしがこの作品を理解できないように,やっぱり,わたしはその人を理解できないのだろうか….

2005.2.14(Mon)    夢ばなし

 今朝はひさびさに熟睡できた.このごろは鼻づまりのため,夜中に息苦しくて目が覚める毎日だったので,非常に爽快な気分(かつ目覚まし時計がうらめしい気分)で起床した.あー幸せ♪
 快眠できたので,夢見も良かった(気がする).このごろは息苦しさのせいで,手に汗握る波瀾万丈の展開の夢ばかり見ていたのだ.そのたびに,相棒に「今日の夢はこんなんでね〜」と話しては「おもしろそうじゃん」と言われていたのだが,波瀾万丈な夢はどっしり疲れるのだ.夢は安らかなのがいちばんである.改めて,そう実感する今日このごろである.

 こどもにも,どんな夢を見たのか聞くことがある.「怖いオニの夢」,「かわいくてかっこいいハートの夢」,「お母さんやお父さんといっしょに遊ぶ夢」など,こどもの夢はシンプルだ(表現方法がシンプルなだけ?).寝顔を見ても,いつもぐっすり熟睡している.うらやましい.

 ちなみに,相棒は寝言大魔王なのだが,最近の寝言はしごと相手とのビジネス・トークばかり.夢の中までびっちり現実感が….わたしとどちらが幸せなんだか.

2005.2.8(Tue)    考えているのはだれ?

 こどもの遊び歌には,「こんなもん,いったいだれが作ったの?!」と思わされるものがときどきある.『うさぎのパンティ』などが良い例だ.
 ♪おにのパンツは良いパンツ 強いぞ〜,強いぞ〜♪で始まる『おにのパンツ』は有名(ちなみに,知らない人のために言うと『フニクリフニクラ』の替え歌で,振り付きの遊び歌である).これはまだいい.『うさぎのパンティ』は,同じメロディーで♪うさぎのパンティは良いパンティ しなやか〜,しなやか〜♪ という歌詞なのである.

 昨晩,保育園から帰ってきたこどもがいきなり歌い出し,思わずぎょっとした.そう言えばわたしも小学校でやったなぁ(確か,おにのパンツの2番という扱いだった)….でも,よく考えると,何だかオジサン趣味な感じがしない?! それに,「パンツ」と言うのはこどもの生活に不可欠な衣服の一つだし,パンツ・スーツ,パンツ・ルックなどということばも普及しているしで,そうはずかしくない.でも,パンティはねぇ….だいたいイマドキ,そんな言いかたしないよねぇ.
 かと言って,保育園でやっていることを「恥ずかしいからやめなさい」と言うのもなんだかなぁ,と思い,開き直ってこどもといっしょに歌っていた.後から帰ってきた相棒が,やはりぎょっとしていた.

 詳しくは書かないけれど,『わにのお父さん(わにの親子?)』の歌詞も,やっぱりどうだろうかと思う.こども向けの創作には倫理規定などはないのだろうか.あるとして,どこまでがOKでどこからがNGなのだろうか.純朴なこどもの情操教育だからこそ,よけいに気になる.

2005.2.7(Mon)    飛行船,襲来

 土日に,飛行船が来るというので取材に行った.土曜日.快晴.いつ来るか,いつ来るかと待つ広場にはすごい砂ぼこり.強風なのである.上空はもっとすごい風らしい.飛行船の飛来は延期になった.
 虚しい.けれど,記念式典だけは予定通り,とり行われている.飛行船が来てないのに祝辞ばかり続いてもねぇ….虚しさ募る.

 日曜日.本当は1日だけの取材のつもりだったけれど,このままでは話が収まらない.しぶしぶ取材に出かける.今日も快晴,おまけに風は微風.絶好の飛行船びよりだった.良い写真もたくさん撮れた.なかなか(かなり)楽しめた.

 しかし,おかげで風邪は治らないままだ.…今週末までには治したい.今週は,のんびりしごとをしようっと(?).

2005.2.3(Thu)    失って初めてわかる…

 月曜の朝から鼻水とせきが止まらなくなり,夕方には食欲もなくなった(微熱?).早く寝ようにも,鼻がつまって息苦しく,眠れない.
 翌日は頭がガンガンし,めまいがして気分も悪い状態に.おまけに,すきっ歯のわずかなすきまに昆布が挟まって取れず(夕刻になってやっと取れた),寝れば腰が痛む.相棒に「助けてコール」をして,子供と家事をまかせ,さっさと寝た.息苦しさに負けて,口を開けて寝ることにした(のどを痛めるかもしれないが,窒息する恐怖よりはまし).

 翌朝目覚めると,だいぶすっきりしている.そのまま1日温かくしていたら,ずいぶん気分がよくなった.健康ってすばらしい,と今さらながら実感.
 願わくば,再悪化せず,だれにも感染(うつ)さずに,このまま完治しますように….