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インターネット博覧会プレスプレビュー

■日時:2000/12/22
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インターネット上で2000年12月31日から1年間開催される 「インターネット博覧会」 (略称:インパク/愛称:楽網楽座)のプレスプレビューが22日, 新橋の日本プレスセンターで行われた.

出席者は堺屋太一特別顧問,インパク編集長荒俣宏,同じく編集長の糸井重里ほか.

出席者

出席者の面々

● インパクの概要

インパクは「ネット上のパビリオン(サイト)にアクセスするだけで誰でも気軽に 参加が可能」とのコンセプトのもと,内閣総理大臣官房,新千年紀記念行事推進室 によって主催されるインターネット上の博覧会である.日本がIT革命を推進する 上で「ソフトウエア」「ハードウエア」「コンテンツ」の三本柱が必要であると の認識から,インパクは「コンテンツ」を充実させるための起爆剤としての効果が 期待されている.

パビリオン=出展サイトは,法人や団体などのが設営する「特定テーマパビリオン」と 個人が設営者となる「自由参加パビリオン」がある.特に後者は個人が自由に設営 することができ,幅広い層からの参加が期待されている.

● イベントの開催

インパクが開会される2000年12月31日には,各地で開会イベントが開催される.
  • 開会の行事:日本の中でもっとも日の入りの遅い沖縄からインパクの 開催を宣言.(2000年12月31日17:00〜19:00までを予定)

  • 世紀越え行事:日本標準子午線に近い明石海峡を中心とする地域にて 「世紀越えカウントダウン行事」を開催.(2000年12月31日23:00 〜2001年1月1日01:00までを予定)

  • 新年の行事:21世紀最初の初日の出を中継.北海道から沖縄まで 時間差を利用して新世紀メッセージをリレーする. (2001年1月1日06:00〜08:00までを予定)

また,インパクではネット上でのイベントのみならず,日本各地でのリアルイベントも予定 されている.

● 主催側から

主催側からは以下のようなコメントが寄せられた.

  • 堺屋太一特別顧問

    堺屋太一氏
    「インパクは始まった時点で既に完成しているものでは ない.開催終了時には数倍の規模に膨れ上がっている事が期待される.」


  • 糸井重里インパク編集部1月編集長

    糸井重里氏
    「1月は混沌を作り出したい.インターネット はこういうものだという先入観を壊すような企画を1月のうちに作っておきたい. 最初は少量のコンテンツしかないが,1月が終わる頃には100を越えるコンテンツ を用意したい.何が出てくるかわからないびっくり箱のようなコンテンツで 可能性の1月ととらえてもらいたい.



  • 荒俣宏インパク編集部2月編集長

    荒俣宏氏
    「2月はリンクを重視して行きたい. インターネットの楽しみは道草にある.道草を楽しめるようなものを考えている.」



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